もこもこの毛をすっきり刈る! 飼育員さん気分で、いつでもどこでも毛刈り体験が楽しめるぬいぐるみがYOU+MORE!から新登場です。
今回のぬいぐるみは、「六甲山牧場」とのコラボ商品!飼育員さんに監修いただきました。 六甲山牧場では毎年春になると、一斉に羊の毛刈りをおこないます。 毛刈りは熱中症予防や健康管理のためにとっても大切な行事で、刈られた毛は毛糸やフェルトなどウール製品にもされているそう。
こだわりがたくさん詰め込まれたぬいぐるみを詳しくご紹介します。
ポイント①魔法のポーズ「保定」を完全再現
毛刈り中、羊たちが暴れたり動いたりすると、ケガに繋がり危険です。 羊たちが毛刈り中に安全に、しかも負担が少なくて済むように、おとなしくさせる魔法のポーズがあるんです。 それがこちらの「保定」です。
ちょうど腰のあたりで座っているようなイメージでしょうか。なんとも愛らしいこちらのポーズ。 実際にぬいぐるみでも再現してみました。
もこもこの毛を着ている時は少し座りづらいので、 実際の飼育員さんのように支えてあげると毛刈りしやすいです^^
ポイント②バリカンのメタルチャーム
こちらは実際に六甲山牧場で使用されているバリカンです。
ファスナーについているチャームはバリカンの形に。 ファスナーを下ろすと、本当に毛刈りをしているよう。
ポイント③実は真っ白じゃない。リアルな羊の毛
実は大人の羊はみんな黄色っぽいベージュ色をしているんです。
飼育員さんにお話を伺うと、羊の毛はある程度年齢を重ねると、ラドリンと呼ばれる脂が多くなり 白から黄色っぽく変化していくのだそう。
まだ生まれたばかりの赤ちゃん羊の毛が白いのはラドリンが少ないからなんだとか。 土汚れなんかも加わって大人の羊はベージュっぽい激渋な色に。
今回は、どうしても毛刈り前のリアルな姿をぬいぐるみにしたくて、白ではなくベージュのシープボアを選びました。
ポイント④副蹄(ふくてい)もしっかり再現!
飼育員さんが、特にこだわりをもって教えてくださったのが、副蹄(ふくてい)です。 副蹄とは、岩場などでずり落ちないように滑り止めの役目を果たしている小さな蹄(ひづめ)のことです。
蹄の上のあたりに2つの黒っぽい刺繍で再現しました。 小さいですが、羊にとってはとても大切な身体の一部なんですね。
ポイント⑤毛刈り後のスッキリした姿
飼育員さんいわく、毛刈り後の部分は食器を洗うスポンジのようなシャリシャリ感なんだとか。 羊の毛刈り後の毛も再現するため、少し毛足のある素材を選びました。
毛の色は外側ほど汚れていないほんのり黄色っぽい白色です。
もこもこの毛を刈ったあとはスッキリ!
身軽になってごきげんなのか、動きが速くなるそうです。笑
羊の種類や体型により異なりますが、1匹あたり約3~5kg(45リットルのゴミ袋1杯分)の量の毛が刈られるのだそう。
そんなこだわりが詰まった羊の毛刈りぬいぐるみは、飼育員さんの適切なアドバイスがあってこそ完成しました。 飼育員さんのこだわりがたくさん詰まった修正資料をちょこっとお見せします。
羊たちへの愛を感じます^^
六甲山牧場で買える!六甲山牧場限定バージョン!
5月上旬より六甲山牧場でも販売予定のこちらの商品。 六甲山牧場バージョンは、羊を判別するためにつける赤い耳タグがついています。
こちらの付け方にも飼育員さんのこだわりがいっぱい詰まっていますよ。
かわいい耳タグ付きバージョンが買えるのは六甲山牧場だけ! 芝生の気持ち良い季節。5月は子羊たちにも会えるそう。
ぜひ、六甲山牧場にも遊びに行ってくださいね。