『神戸学校アーカイブ』2022年12月度「つなぐことをつづけること。」ゲスト:梶原 加奈子さん〈テキスタイルデザイナー〉

神戸学校
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サロン紹介

このサロンは、2022年12月度の神戸学校(テキスタイルデザイナー 梶原 加奈子さん)をアーカイブ配信します。

12月の神戸学校は株式会社KAJIHARA DESIGN STUDIO代表であり、世界的にご活躍されているテキスタイルデザイナーの梶原加奈子さんにご登壇いただきました。

梶原さんは多摩美術大学卒業後、株式会社イッセイミヤケにてテキスタイルの企画を経験されたのち渡英。英国の王立芸術大学院(RCA)のテキスタイルコースにて学ばれました。英国の新人テキスタイルデザイナーの登竜門 TEXPRINT2005では日本人として初のグランプリを受賞。2006年にKAJIHARA DESIGN STUDIOを創業し、帰国後は日本産地の素材を集結させたテキスタイルブランドを立ち上げ、欧州ハイメゾン向け生地販売に携わり、日本の技術を世界へ発信する活動もされています。

その活動はテキスタイルデザイナーにとどまらず、ファッション・インテリア・建築など様々な分野のクリエイティブディレクターとして、産地活性化を目指すブランディングやデザイナー育成にも取り組まれているのも特徴です。

現在、代表を務める株式会社KAJIHARA DESIGN STUDIOでは、さまざまな「つなぐこと」を実現されています。日本のテキスタイルの持つ魅力や可能性を国内外へ届け、日本と世界をつなぐことや、ブランドと生産現場をつなぐこと、デザインで技術とユーザーをつなぐことなど、テキスタイルの持つ可能性を広げています。

また、環境に優しい素材や生産方法を選び、残布を活用したデザインを取り入れるなど、地球環境との調和に向けた“ものづくり”の役割を見つめ直し、健全な循環を「つづけること」に日々取り組まれています。
今回の神戸学校では、テキスタイルに懸ける想いや、世界を見てきた梶原さんだからこそわかる日本のものづくりの魅力や課題についてお話しいただきました。

梶原さんのつくる美しいテキスタイルや魅力的なプロダクトは、どのようなフィルターを通してうまれてくるのか、そして、ものづくりをつづけるための「コレカラ」について知ることができる機会になれば幸いです。

〈PROFILE〉
梶原 加奈子(かじはら かなこ)
テキスタイルデザイナー/株式会社KAJIHARA DESIGN STUDIO代表
北海道札幌市出身。1998年多摩美術大学デザイン学部染織科卒業。(株)イッセイミヤケテキスタイル企画を経て渡英。Royal College of Art Fashion & TextileCourse 修士課程修了。英国デザインコンペTEXPRINT2005 BREAKING NEWGROUND賞受賞。2006年KAJIHARA DESIGN STUDIOを創業。日本産地の素材を集結させたテキスタイルブランドKANA COLLECTIONを立ち上げ、欧州ハイメゾン向け生地販売に携わる。工場と共に開発した素材でPremiere VisionParis PV award The Grand Jury Prize 2013受賞。ファッション、インテリア、建築など様々な分野のクリエイティブディレクターとして産地活性化を目指すブランディングやデザインに取り組む。2020年第42回繊研賞受賞。ファクトリーブランドのデジタル販売支援プロジェクト「CRAHUG」やニット専門サステナブル循環型ECモール「BLUEKNIT store」の立ち上げ監修に関わる。自社ブランドとして北海道札幌の森にショップ・ダイニング・ホテルの複合施設COQ[コキュウ]を運営し、自然と共に過ごすエシカルライフスタイルを発信。2022年よりアパレルとドッグウエアラインを拡大しCOQ KANAKOKAJIHARAをスタートする。

※プロフィールは、ご講演当時のものです。

[期間]
2023.01.20 〜
[参加料]
500円

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サロン詳細

【神戸学校アーカイブについて】
・「神戸学校アーカイブ」は、毎月、神戸の会場で開催しているメッセージライブ「神戸学校」をアーカイブ配信するものです。参加料は全額、「あしなが育英会」に寄付されます。この試みは、コロナ禍においてフェリシモが今できる活動「ともにしあわせになるしあわせwish with」プロジェクトのひとつです。阪神・淡路大震災をきっかけにスタートし、これまで神戸に限定して開催してきたメッセージライブを、時間や空間を超え、広く公にすることで「神戸学校」のコンセプトである「経験と言葉の贈りもの」を必要とされているより多くの方々へ届けます。
・アーカイブ動画の撮影、録画、録音、複製、転用することを固く禁止します。

【神戸学校とは】
神戸学校は1995年の阪神淡路大震災をきっかけに株式会社フェリシモがスタートした講演会です。「崩壊した建造物の修復はできない我々にも、人々の心の復興につながるようなことならできるかもしれない。」そう考え、神戸発未来へ「経験と言葉の贈り物」をコンセプトとした講演会(メッセージライブ)を開催しようということになりました。
神戸学校にお招きする方々は、各界でご活躍のオーソリティーです。神戸学校では、「生活デザイン学校」として、神戸の人々や神戸に集う方々が、神戸学校での発見をとおして豊かな生活を積み重ね、豊かな人生を送ることを目指しています。開始以来、290名以上の素晴らしいゲストを毎月お招きしてまいりました。2021年1月より神戸市にあるフェリシモ新社屋「Stage Felissimo」のホールで開催しています。
2022年度のテーマは「コレカラ」。みなさまのいま、「コレカラ」の一歩のヒントとなるような神戸学校にしてまいります。

※神戸学校は、地域社会や、従業員の自己啓発に貢献したとして2004年に社団法人メセナ協議会主宰「メセナアワード 文化庁長官賞」を受賞しました 。

※神戸学校の参加料の寄付実積について>>https://www.felissimo.co.jp/s/kobe2007/2/

【ともにしあわになるしあわせ wish with】
神戸学校アーカイブは、フェリシモ「ともにしあわせになるしあわせ wish with」プロジェクトの一環として活動しています。このプロジェクトは、新型コロナウイルスによる多様な課題に対してみなさまとともに取り組むプロジェクトです。その取り組みを通じて、みなさまご自身が、まわりの方とともにしあわせな生活文化を育み、未来の暮らしを作っていくことを応援します。

[期間]
2023.01.20 〜
[参加料]
500円

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