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【前編】4度めのうちわバッグを作る!の巻

【前編】4度目のうちわバッグを作る!の巻

こんにちは。フェリシモオタ活部(オタク活動推進部)のまっきいです。
今回で4度目のうちわバッグ新作リリースとなりました。
アイドルのコンサートには必携のジャンボうちわをはじめとする、さまざまなグッズ。
これらを持ち運ぶためのふだん使いもできて機能的なバッグを「また」作りました。笑
さらに進化したOSYAIROのうちわバッグをぜひ見てほしいです!!というわけで、今回のお話です。

ただ、最初に言っておきますが、前説についつい熱が入りすぎ、本題にたどり着けないまま終わります。
ですので、よろしければこのあと、続きの「後編」もぜひご覧ください!

はじまりは一本の電話から……

とか言うと、ずいぶんロマンティックな感じですけど、なんてことはない、ある日、某バッグメーカーKさんの業務連絡電話が間違って私にかかってきたことがきっかけでした。

「はい、まっきい(私)です」

「どうもお世話になります、Kです(某バッグメーカーさん)。××の件なんですけど、#$%&!#$%・・・」

いきなりめっちゃしゃべるやん、Kさん。たぶんまっきい違いだと思うけどな……。
実は社内には私と同じ苗字の方があと2人いて(メジャーな苗字ではないですが、なぜか計3人もいる)メール間違い、電話間違い、荷物間違いはちょいちょいあります。慣れっこなんで、

「あのーKさん、まっきいですけど、私、オタ活部のまっきいです。」
(Kさんとは私の本業(カタログ制作)ではつながっていないため、オタ活部で認識)

「あー、すみません!!!まっきいさん、お久しぶりです……」
そう、Kさんとは以前に一度、企画のご相談はしたことがあったのですが、実際に商品化までには至らず、それっきりになっていました。かれこれ2年以上になりますかね。

間違い電話とはいえ、これも何かの縁でしょう、とか思い、うちわバッグについて
当時考えていたことを少しお話したんだと思います。
それを受けてKさんは「また提案します!」と言ってくださり、
結果的に、この間違い電話がうちわバッグの企画を再スタートするきっかけになったのです。

理想のうちわバッグとは

さて、Kさんの間違い電話がきっかけで「よし!やるか!」となったわけですが、なんとなくここは誰かにお願いしたほうがいいものができそうだな、と思い、以前に推し色マスクを作ってもらったお助け部員のりりい(推しカラーでマスクを作ってみたら推しができた!)に、再び依頼をすることに。

作りたいバッグのイメージはもうすでに頭の中にあったので、りりいは私のアイデアをブラッシュアップして商品にしてくれる、という流れで企画をスタートしました。

私がかねてから「こういうのがいい」と思っていたバッグのルックスは、
バケツ型で持ち手や一部に合皮を使って、ボディーの生地は帆布素材みたいな……でした。
昔、そのような形のバッグを持っていて、とても使いやすかったんです。
ライブにも持っていったりしていましたが、ただうちわははみ出る!惜しい!
これでうちわがすっぽり入ってくれたらなあ……

こういう感じをイメージしていました。

こういう感じをイメージしていました。

ジャンボうちわが柄まですっぽり入る、のはもちろんのこと、
ペンライトや双眼鏡、その他いろいろ持ち歩くのに便利な仕様にしたい。
そしてなんといっても、自立してほしい!!!
というのが希望。

ライブの現場って、アリーナでもスタンドでも絶対にバッグを足もとに置きますよね?
100%ではないかもだけど、ほぼ床に置きますよね?

このとき、バッグがへにょへにょだとぐったり寝てるみたいで(笑)
取り出したい物を素早く取り出せない、
しまいたいものをさっとしまえない、みたいなことが過去に何度もありました。
自分的に最悪だったのは、開演前に友人とおしゃべりに夢中になっていた私は
すっかり双眼鏡のスタンバイを忘れていました。
会場が暗くなり、いよいよ始まるぞ、ってときになって
あわわあわわと双眼鏡を……
どこ?!なに?!ない?!忘れた?!
と、へにょへにょバッグと格闘、超絶かっこいいはずの
オープニングの貴重な一瞬を見逃してしまったのです。

あー、やっちまった。見逃した…………

その後も、途中でいったんうちわやペンライトをバッグに入れておきたいとか、
うちわを変えたいとか思った時も、へにょへにょバッグのへにょへにょ具合ったら!!笑
常に一瞬一瞬が勝負(誰と?)のコンサート。
一秒だって見逃してなるものか!と思っているのに
どうもロスしている時間が多いような気がして(数秒ですけど)

バッグよ、頼む!マジで立っていてくれ!!そこに!ひとりで!

と思っていたのでした。
みなさんはいかがですか?そんな経験はないでしょうか?

あと、私はバッグを床に「直置き」するのはとても気がひける。
底面がべったり地面についてしまうのがとてもいやなのです。
だって、目には見えなくても地面に落ちてるいろんなものくっついちゃうよ?
汚れるし、衛生的に気にならない?
そして、そのまま家に持って帰って置くでしょ?
うーん、やっぱ……気になる……

な・の・で!

床に置いたときに少しでも接地面が少なくなるよう、底びょうもマスト。
OSYAIROのうちわバッグにはもはや基本装備です。(^^)

OSYAIROのうちわバッグには必ず底びょうをつけています。

OSYAIROのうちわバッグには必ず底びょうをつけています。

Kさんのナイスな提案

自立する、底びょう付きのバッグにしてほしい!
という私の願望を説明するだけで1000文字も使ってしまいました。(^^;)
さっさと先へ進みましょう。

さて、私がそんな願望をりりいに力説していたころ、
バッグメーカーのKさんより、ナイスな提案がありました。
ぱっと見、普通のスクエア型のトートバッグだけど、
実は片面の入れ口がファスナー仕様のポケットになっていて、
うちわがすっぽり収まるというもの。

「え!いいじゃないですか!」

イラスト化された仕様書を見て、思わず言いました。

イラスト化された仕様書 イラスト化された仕様書

身生地は生成りで周りをパイピング、そのパイピングを推し色にしたらかわいいですね、
ロゴも推し色にして……
と、トントンと話は進み、なんだかもうできた気に。笑
もちろん内側にはライブの必需品を入れるポケットを付けて、オタク仕様に、
そして当然、立ってください!お願いします!を実現するための工夫も。

あとは肝心のロゴプリントのデザインをどうするか……

これは結構悩んでいろいろ試したりしたんですが、己の思考の領域をこえとるわい!(誰?)となり
オタ活部スタッフのFに「ロゴを使ってー、うんたらかんたら……」相談したところ、

「こんな感じですか?」

と送ってきたメールには
無地の型サンプルのバッグの写真に、ロゴデザインを合成したものが。

無地の型サンプルのバッグの写真に、ロゴデザインを合成したものロゴ大(グラデーション薄→濃)
無地の型サンプルのバッグの写真に、ロゴデザインを合成したものロゴ小(グラデーション薄→濃)

へ?あれ?もうできた?バッグ、もう作ったんだっけ?へ?
ってなりました。

そう!そうそうこういうこと!!(^^)

苦渋の色選び

毎回、OSYAIROのアイテムを作る際には、何色にするか、本当に悩んでいます。
できることならどのアイテムにおいても7~9色は作りたいと思うんです。
だって、すべてのみなさんに自分の推し色で選んでもらいたいですから。

ですが!素材によってはこの色はかわいいけど、この色はあんまりだなとか、
この色ないのか~とか、
そもそもこのデザインにこの色が似合わないなとか、
まあ、実際形にしていくにあたり、いろいろ悩むべき点が出てくるわけです。

そこで、今回はバッグのデザインを2型、それぞれのデザインに合う色を振り分けるような形で、できるだけ多くの色で作れるようにしよう!と考えました。

私が考えていたバケツ型のトートバッグには赤、黒、ネイビー(ブルー)が合うよね。
この形にこの色は鉄板くらいの域でしょ!っていうのは私もりりいも同意。
でもピンクとかパープルとか明るい色を使うのは結構難易度高いかもね……ということになり、今回は見送りました。

そしてKさんが提案してくださったスクエア型のバッグは、明るい色でパステルカラーがかわいくなりそう!ということで、緑、紫、ピンク、黄色で進めることにしました。

やった!これで7色クリア!
オレンジ推しさん、白推しさん、ほかにも……もちろんクリアできていない色はありますが、いずれ……今回はごめんなさい!><

新作バッグの詳細とりりいの驚きの展開とは……

ここまでで、もうすでに3000字越えです。
で、実際できたバッグはどうなんだよ、え?さっさと……
とかそろそろ思ってますよね、すみません。

ですが、長すぎなので、まさかの!今回はここまで!!wwwww
バッグの仕上がり、肝心の商品についての紹介は後編へ続く……

そして今回もまた、お助け部員のりりいに驚きの展開が!!笑
(もともと推しはいなかったが、推し色マスクを作ってもらった際にめでたく推しができ、推しの曲で踊りたいとダンスを習い始めてしまったという過去エピソードあり)

新作バッグの詳細情報はいかに?!
そしてりりいの驚きの展開とは?!
次回もどうぞお楽しみに~!

▼後編はこちら

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