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【舞台ファンの推し活~準備編】舞台ファンの本当のスタートは情報解禁日前から!

人様に聞かれたら「観劇が趣味」と答えつつも、本当は、舞台を観に行くことそのものがもはや生活の一部と化しているわれら、舞台オタ。舞台を観るというオタ活のためなら、あらゆる努力を惜しまず、推し俳優のためならチケット争奪戦に果敢に挑み続ける人生なのです。

そんな舞台ファンのオタ活がスタートするのは、公演初日でもチケット販売開始日でもありません。まさに情報解禁日の前から、すでにその準備が始まっているという……。舞台ファンになってしまったら、良くも悪くも、心の休まる暇がありません。そんな悲喜こもごもの公演初日までの日々を包み隠さずお伝えしましょう。

舞台ファンのオタ活は情報ゲットから

舞台ファンの日常は、情報収集から始まります。

推し俳優が舞台に出るらしいという風のウワサでも広がれば、指の摩擦熱でスマホの画面が燃えるんじゃないかと思えるほど、リサーチしまくります。とにかく、一番気になるのは、「推し」の出演スケジュール。公演期間中には、他の俳優さんのラジオやライブにゲスト出演の可能性もあるし、小さな露出まで含めると推しのスケジュールは追いかけるのは大変。いずれ情報解禁になれば分かることだけど、それでは遅いのです!

チケットはどこで買える?

舞台以外の出演情報を追い求めることはもちろんですが、何はともあれチケットを購入するのが先決。公式サイトをすみずみまで確認し、主催劇場やプレイガイドなどで、確実に入手できそうな方法を探します。今や、ネット予約もできるのが便利でありがたいですよね。

さらに、一般ファンが入手できる貸切公演も要チェック! 学校や企業の団体貸切公演はクローズドとなり、一般ファンは入れません。しかし、カード会社貸切のように一般でも参加できる公演であればチケット購入可能です。そのほか、キャストのファンクラブで予約したり、また、ファンクラブを持っていないキャストの場合は事務所がチケット予約を受け付けてくれたりすることもあるため、しっかりチェックしておきましょう。

とはいえ、どこで何枚ずつチケットを購入するかも悩みどころ。いい席で観たいのは誰しも同じ。「推しのFCから購入したい、でも後ろの席のチケットかもしれない、一枚くらいセンターブロックのチケットを確保しておきたい、劇場の窓口で発売初日に並ぼうか……。」などなど、チケットを買いそろえるにも悩みはつきません。

情報解禁のタイミングが気になる!

大型作品ともなるとハコ(劇場)を押さえる関係から、3年前には決まっている、という話もまことしやかに流れているもの。それなのに、なかなか情報解禁されないのは焦らし(じらし)作戦なのでしょうか。

上演作品名だけが発表されても、キャスト情報解禁までが本当に落ち着かない。推しが主演クラスの場合と、プリンシパル(役付き)、アンサンブルの場合ではまた覚悟が違います。チラシやポスターの真ん中にどーんとアップされる主演クラスなら出演情報は一番早いけど、なかなか紹介されないとなると、モヤモヤ爆発です。

最新情報を入手するには、やはり推しと舞台の公式サイトをチェックするのがベストでしょう。そのほか、プレイガイドのサイトで、出演情報がニュースとして提供されることがあります。そうした情報をくまなくチェックするには、SNSの利用が欠かせません。特にTwitterでの情報発信は早いので、出演するらしいというウワサを聞いた時点で、対象となる主催劇場や関連キャスト、舞台公式などをフォローしておくとよいでしょう。俳優さんのなかには、「明日、皆様に嬉しいお知らせがあります!」、「もうすぐ来年の情報解禁があります、お楽しみに」といったつぶやきで、ファンに心の準備期間を与えてくださる方も。ファン限定のメルマガでも、そんな事前情報をこっそり教えてくれることがありますよ!

あとは、公演期間に生活の中心となる劇場を早く知りたい一心で、ただただリサーチをするのみ。とにかく舞台ファンのオタ活は、情報収集が命なのです。

情報チェック

応援の第一歩!ファンレターの書き方

推しを応援する一番の方法は、やはり舞台を観に行くこと。でもそのほかにも、ファンレターで気持ちを伝えたくなるのも、推し活の一部です。

とはいえ、ファンレターを書いたことがない方にとっては、どうしたらよいのか迷いが出るもの。でも、大丈夫。ファンレターは、推しとファンをダイレクトにつなぐツールであり、何を書くかはファン次第。推しを笑わせたい、想いを伝えたいなど、そのときの気持ちを素直につづりましょう。あのシーンのあの演技が好き、こんな表情が好き、と推しへの愛で埋め尽くすのもよいでしょう。

ただし、舞台をひかえた推しにとって、ファンレターを読むのはあと回しになってしまう可能性もあります。たくさんのファンレターが届く俳優さんなら、もしかしたらナナメ読みだけになってしまうかもしれません。

「忙しいから読んでもらえないかもしれない。でも、それでも推しへの愛は変わらない」という前提で送るのがファンレターです。例えば、舞台を観るたびにファンレターを送り、公演日と座席番号まで書く方もいます。自分の情報を発信するのはかまいませんが、「座席番号を書いたのに、カーテンコールのときに自分を見てくれない」と怒るのはNG。ファンサービスがなかったからといって、推しへの愛情は変わらないはず。そう考えると、ファンレターは無償の愛の象徴なのかも。どんなときも、笑顔で応援をすることが推し活の基本です。

ファンレター

差し入れしたいときに、知っておきたいコト

公演が始まったら、ますます推しへの応援に力を入れたくなるもの。そのひとつの手段として「差し入れ」があります。差し入れは必須ではありませんが、愛を込めるプレゼントとして贈りたくなってしまうのもまた、ファンの心情です。では、具体的に、どんな差し入れを選べばよいのでしょうか。

まず、定番の差し入れを大きく分類すると、推しが好む食べ物や普段使いのタオルといった「消耗品」、ホットアイマスクや入浴剤など体調ケアに使ってほしい「癒やしグッズ」、そして「推しの好きなもの」などでしょうか。ただし、推しへの愛情を形にするとしても、その規模も範囲も人それぞれ。高額であれば良いというものではありません。気持ちを込めた差し入れを選びましょう。

ギフト

気になる差し入れの渡し方とマナー

加えて知っておきたいのが、差し入れの渡し方です。

劇場の場合は、預かり所にお願いするのが基本。受付近くに「プレゼントBOX」が置いてある場合は、そこに入れましょう。見当たらない場合は、スタッフさんに聞くと安心です。受付で預かってくれる場合、「出演者の名前とご自身のお名前を書いてください」と、メモサイズの紙を渡されることがほとんどです。しっかり推しまで届くよう、読みやすく、ていねいな字で書くようにしましょう。目立とうとして飾り文字などに凝る必要はありません。スタッフさんに、できるだけ手間をかけないようにしましょうね。

ここでも重要なのは、「見返りを求めないこと」。贈った差し入れのその後の行方がわからなくても、広い心で受け止めること。推しが発信するSNSで、贈った差し入れが写り込んでいたときは、歓喜に震えればよいのです。「ただ受け取ってくれるだけでいい」、そんな無条件の愛を届ける親心のような気持ちで差し入れを選んでみてくださいね。

舞台を追いかけるための準備品、服装は?

さて、いよいよ公演日ともなれば、オタ活も最高潮に。ファンにとって舞台を観に行くのは、単なるお出かけではありません。一日がかりのデートのようなものであり、準備が欠かせません。

▽バッグ
外出時のバッグ持参は当然ですが、オタだからこそ悩むのが、そのサイズ。パンフレットはもちろん、劇場でグッズを買いこんでしまうこともあるでしょう。すべてを入れ込んで肌身離さずにいたいなら、(定番サイズのパンフレットが入る)A4サイズバッグがおすすめ。ただし、客席は狭いので大きすぎるバッグではお隣に迷惑をかける可能性もあります。より身軽に過ごしたいなら、コインロッカーやクロークに預けるのもひとつの手。それなら、小さめバッグでも安心ですね。

▽オペラグラス(双眼鏡)
1階後列や2階席ならオペラグラスも使いたいもの。折りたたみ式のシンプルなものなら、小さめバッグでも持参できます。大きめの双眼鏡タイプを持参するなら、落として割ってしまわないように専用のポーチに入れておきましょう。

▽チケットホルダーやクリアファイル
常に10枚、20枚の手持ちチケットがあってもおかしくないのが舞台ファンというもの。チケットを管理できるチケットホルダーがあると、とても便利です。また、公演当日にブロマイドや紙系のグッズを購入するとき、折れないように持ち帰るためのクリアファイルがあると安心! A4サイズくらいのファイルがあるといいですね。もちろん、グッズ専用のファイルを持っているなら忘れずに持参して。

服装やヘアスタイルも気をつけて

加えて、気を付けたいのが服装です。例えば、帽子を含めたコーディネートにしてしまうと、帽子が後ろの席の視界を邪魔してしまうことがあります。同じく、頭のてっぺんに極端にボリュームが出るようなお団子頭もちょっと気になるかも。周囲の迷惑にならないよう注意しましょう。

また、劇場内では温度調節ができないこともあります。暑かったり、寒かったりするようでは舞台に集中できません。季節や環境に合わせながら、上着やひざ掛けなどを用意するのもよいでしょう。

観劇では、マナーや常識のある服装を心掛けながら、ファンアピールできるアイテムを取り入れるのがおすすめです。ただし、前列のチケットが確保できたなら……特に最前列の場合は、カーテンコールのときに推しの視界に入る可能性大です! そんなときは、考えられる限りのオシャレをしていきましょう!

街

すべては推しの息遣いを感じるため!

舞台はナマもの。推しの演技は日々進化し、劇場によっては演出も変わる。ほんの少しの演出変更も見逃したくないのがオタ。シーンごとの表情一つひとつ、セリフのタイミングの一瞬の違いなど、生の舞台だからこそ感じられる緊張感がたまらないのです!

すべては推しのために、全国を飛び回る気力体力資金をつぎ込むのみ。とにかく、最初の公演情報は命綱といってもよいほど。遠征のため、千秋楽のために何カ月も前から、あるオタは有休の調整をし、あるオタは家族への根回しを、あるオタは遠征のために積み立てをし……。舞台ファンは、推しの舞台のために生きているのです。

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