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百人一首の沼にはまって~推しが一気に100人できた話~

百人一首の沼にはまって~推しが一気に100人できた話~

こんにちは。
趣味は読書・筋トレ・ハンドメイド、
おうちレッスン「ミニツク」プランナーのみどりです。

みなさんは、今、もう一度学び直したいことはありますか?
何かを学ぶきっかけがなかったり、忙しくて時間がとれなかったり、大人になると「もう一度学ぶ」がむずかしいものです。

このたび、わたしが「いつか学び直したい」と思い続けていた「百人一首」を、じっくり味わいながら、楽しく学べるプログラムがついに完成しました!

このプログラムが誕生するまでの、わたしと百人一首のめぐり合わせについてお話させてください!

百人一首の沼にはまって~推しが一気に100人できた話~

百人一首だけが覚えられない、怪現象。

高校生の頃から古典は好きで、平安文学をモチーフにした漫画や小説を読んでは、現代との文化的違いに驚き、夢中になっていました。『あさきゆめみし』(大和和紀先生)や『なんて素敵にジャパネスク』(氷室冴子先生、漫画は山内直美先生)、『国語便覧』を片手に、楽しんだものでした。

社会人になってからも、『源氏物語』『枕草子』『万葉集』など、気になる本を買って読むレベルには古典好き。

そんな私にも、「学びたくても学べないもの」がひとつ。
それが、百人一首でした。

わかりやすそうな解説の本を読んだり、子ども向けの漫画を読んだり、大人気の競技かるた漫画『ちはやふる』を何度も読んだり……。
これまで何度も百人一首を学ぼうとしてきたのに、不思議なくらい内容が頭に入ってこないという怪現象。

長年私を悩ませていたその謎が解けたのは、2025年1月。

実家に帰省した際、子どもたちのかるた大会について話していた流れで、「どれだけがんばっても、百人一首の歌や内容を覚えられない」とぼやいた私に、母からの衝撃のひとこと。

「あんた、幼稚園のとき、百人一首を全部覚えてたのよ」

え?

母の話によると、大学で古典文学を専攻した元・国語教師の母が出来心で百人一首を読み聞かせていたところ、全首、暗記してしまったそう。それを幼稚園で先生に披露したところ、「子どもらしくない」と怒られて、その記憶ごと百人一首も忘れてしまったと……。

なんということでしょう。
「褒められると思ったら怒られた」というトラウマが解消されたのか、その話を聞いてからというもの、百人一首の本を読めば、意味がわかり、歌も頭に残るように。

今なら。今度こそ、百人一首を学べる気がする。
ここから私の怒涛の「百人一首」推し生活が始まったのでした。

「百人一首」推しライフ、始動

幼少期の悲しい出来事から「百人一首を学べない」という特殊体質になっていましたが、思いがけずトラウマを克服し、晴れて「百人一首」を学べる身となった私。タガが外れたオタクはこわいものがない。

家事の合間に、通勤電車で、仕事の休憩時間に、隙あらば百人一首の本を読む。

隙あらば百人一首の本を読む

 

漫画のチェックもぬかりなし。
『ちはやふる』を最終巻まで買い足して、連載中の『ちはやふる plus きみがため』を大人買い。大人気すぎる杉田圭先生の『超訳百人一首 うた恋い。』も。

『ちはやふる』

歌の意味がわかっていると、漫画の解像度が全然違う……!
もちろん知識がなくても没入できる作品でしたが、歌の意味や背景を知ると、キャラクターもストーリーもより鮮やかに見えるという、うれしい驚きでした。

そして、聖地巡礼へ

滋賀県大津市にある近江神宮へも足を運びました。
百人一首の一首目、〈秋の田の〉を詠んだ天智天皇が御祭神として祀られていることから、
百人一首の聖地とされています。毎年1月には競技かるたの日本一を競う「競技かるた名人戦・クイーン位決定戦」など、競技かるたの大会が開催されます。

近江神宮

『ちはやふる』で何度も登場し、夢にまで見た美しい朱塗りの楼門……!

境内には、百人一首の歌が飾られていました。

境内には、百人一首の歌が飾られていました

京都は嵐山にある嵯峨嵐山文華館へも訪れました。(百人一首の選者、藤原定家はこの地で和歌を選んだといわれています。)百人一首の歴史やかるたの歴史をじっくり楽しめる素敵な展示がたくさん……!

さらに、かるたの老舗、京都の大石天狗堂さんまで遠征。
(「決まり字かるた」とステーショナリーを買いました。)

かるたの老舗、京都の大石天狗堂さん

テレビでも、競技かるたの川瀬将義さんの密着ドキュメンタリーや、ドラマ『ちはやふる-めぐり-』も放送されて「百人一首」を推すことは私の生活にハリを与えてくれました。

そして何より驚いたのは、感覚の変化。

会社から見渡す海、淡路島。
そよそよと吹く風に揺れる木々の葉。

そんな風景を目にすると、百人一首の歌が浮かぶように……!
目に映る世界が鮮やかになっていると実感しました。

慌ただしく日々が過ぎる中でおろそかになっていた、「映るものを感じること」が呼び覚まされて、心が豊かになる……

この感覚を、全世界の人に味わってほしい……!(本気)

100人の推しを通して見る、色鮮やかな世界。

そんな思いをきっかけに企画したのが、こちらのプログラムです。

読んでなぞって味わって 和の心にふれる 百人一首プログラム[10回予約プログラム]

読んでなぞって味わって 和の心にふれる 百人一首プログラム[10回予約プログラム]

百人一首といえば、「100」という数字にひるんでしまいがちですが、このプログラムは毎月10首ずつ、じっくり味わいながら学ぶことができます。また、百人一首の解説の本では和歌は歌番号順(ほぼ年代順)に並んでいることが多いですが、今回は「恋の歌」「季節の歌」「女性歌人の歌」というように10種類のテーマごとに学べる構成にこだわりました。

10種類のテーマ

「最初の方だけ勉強してやめてしまった」というお声が多かったので、よりさまざまな歌や歌人の背景にふれながら楽しめるように工夫しています。

テキストは充実の24ページ。歌の意味がわかるのはもちろん、歌人と歌にまつわるエピソード、豆知識や謎解きまで、楽しく学べる内容です。

テキストは充実の24ページ

表紙にもこだわり、毎回のテーマに合った美しいデザインに……!

表紙にもこだわり、毎回のテーマに合った美しいデザイン

さらに、歌をなぞって味わえる「和歌なぞり用紙」と各回のテーマに合わせたカラーのペンもセットにしてお届けします。なぞることで、心が落ち着き、より意味をかみしめることができます。

歌をなぞって味わえる「和歌なぞり紙」

和歌なぞり用紙

 

各回のテーマに合わせたカラーのペン

各回のテーマに合わせたカラーのペン

そして、百人一首に関する本を読む中で出会った、もはやあこがれ、もはや推していると言っても過言ではない存在、歌人の天野慶先生に監修していただいております……!

過去の私のように、百人一首の1首目〈秋の田の〉から学び始めて、途中で挫折してしまった方も、「なんだかむずかしそう」とこれまで敬遠していた方、そして「もっと深く百人一首を味わいたい」という方、すべての方に手に取っていただきたい内容になりました。

奥深い百人一首の世界に、一緒に足を踏み入れてみませんか?

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