【安珍清姫伝説】お寺の鐘がモチーフ!?梵鐘バスクハット

投稿日:2020.01.18   |    コメント数: 0
こんにちは、おてらぶ部長のひさよしです。
今回ご紹介したいのはこの帽子、「梵鐘バスクハット」です。

はい、いろいろ突っ込みどころがあるのは承知いたしております。でも仕方ないじゃないですか!作りたい欲を抑えることができなかったのです。では、いつものように解説行ってみようー!!

怨念の連鎖から解き放たれた霊鐘

梵鐘バスクハットのモデルになっているのが妙満寺に安置されている二代目道成寺鐘です。

その昔、道成寺では安珍・清姫の伝説以来、失われていた鐘を再鋳し、鐘供養を盛大に営むことになりました。するとその席に一人の白拍子が現れ、鐘に触れると蛇身に姿を変えて鐘を引きずり降ろし、その中へと姿を消しました。

これを見た僧侶たちは一心に祈念し、地に落ちた鐘はもとの場所に持ち上がりましたが、怨念のためか良い音が鳴らず、また近隣に悪病災厄などが相次いで起こったこともあり、鐘は山林に捨て去られることになりました。

その後、時は二百年あまり経ち、鐘の噂を聞いた「秀吉根来攻め」の大将・仙石権兵衛が陣鐘(合戦の時に合図に使う鐘)として使うために鐘を掘り起こし、京都に持ち帰り、時の妙満寺の貫首 …

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