一人当たりのコーヒー摂取量が世界一多いと言われているフィンランド。

フィンランドの学校や職場では、なんと「コーヒーを楽しみながら休憩すること」が権利として認められているそうです。

このコーヒーブレイクのことを、フィンランド語で“カハヴィタウコ(Kahvitauko)”と呼びます。

コーヒーと軽食をゆっくりとりながら、友だちや同僚とおしゃべりを楽しんだりアイデアを練ったり、豊かな時間が流れていく。そんなフィンランドの習慣を、日本の私たちの毎日にも取り入れられたら……。

今回ご紹介するのは、そんな思いから生まれたアイテムたち。
ていねいな手仕事を受け継ぐ日本の職人技と、フィンランドの自然をテキスタイルに落とし込んだデザインが人気のユニット「サーナ ヤ オッリ」の出会いが生み出す、日本版“カハヴィタウコ”をご提案します。

サーナ ヤ オッリが暮らす、
フィンランドから見た日本

右:サーナ 左:オッリ

サーナ ヤ オッリ」とは、北欧フィンランドで最も古く風光に富む町トゥルクを拠点に活動する、サーナとオッリのふたりからなるテキスタイルデザインユニットです。

過去にはデザインの勉強のために日本に6ヶ月間滞在していたサーナ。

彼女から見た日本人はとてもフレンドリーで親切。特に、細部にまで込められたこだわりや美学を賞賛しているといいます。

今回ご紹介するマグカップ&トレイセットリネンコットンのキッチンタオルは、サーナ ヤ オッリのテキスタイルデザインを用いて日本で生産しました。

「私たちは、日本の現地生産を大切にし、フェリシモとの仕事を通じて日本の経済を支え、日本のプロフェッショナルを雇用したいと考えています。それが実現できて、私たちは本当にしあわせです。日本製の品質は本当に高く、現地で作られた製品を支えることができるのもまたしあわせなことです」

フィンランドの自然を感じるマグと
日本生まれのトレイの出合い

おうちでフィンランド流の”カハヴィタウコ”を楽しむときに使いたい、サーナ ヤ オッリのマグカップ&トレイセット。

マグカップのデザインは『Bon appetit(ボナペティ)』と名付けられています。

友人や家族と一緒に料理したり食事を楽しんだりするのが大好きなふたりが、その時間から着想を得たテキスタイルです。

サーナはコーヒー、オッリは紅茶にオーツミルクをいれたものがカハヴィタウコの定番だそう。フィンランドの国民食と呼ばれるお米のパイ「カレリアンピーラッカ」や、「シナモンロール」などの軽食とともにいただくのがお気に入りです。

日本の桜材と技術で磨かれた木製トレイ

トレイは国産の桜材を使用し、高知県の土地材である木を使った製品を多く手掛けるメーカーでていねいに作られています。

桜材は3〜6ヵ月かけて天然乾燥。乾燥剤や防虫剤などを用いて人工的に乾燥させた木材は、人体に有害な影響を与えることが近年懸念されてきていますが、じっくり天然乾燥することで、安全で木本来の機能を保ったトレイが完成します。

桜材は水や熱にも強く、硬くて丈夫ながら手ざわりはきめ細やか。古くから、衣服を傷めず洗濯できるため洗濯板にも用いられるほどのなめらかな素材は、毎日使うトレイにぴったりです。

桜材は使用年数を重ねるごとに、だんだんと深みのあるあめ色に。愛着が感じられる、味わい深いトレイへと変化していく様も楽しみのひとつです。

両側面が斜めカット加工となっているので手になじみ、持ち運びにも便利です。

お茶の時間をより味わい深く

サーナにとって日本の食文化は「いつも美しい器と盛り付けで提供されており、食材をさらに楽しむことができるもの」だそう。

日本とフィンランドは、自然の美を愛する心やお風呂とサウナの習慣など、どこか共通点があります。「お三時」としてお茶とお菓子をいただく日本文化にも、カハヴィタウコはしっくりなじみそうですね。

友だちや大切な人と一緒に過ごす何気ない朝食やコーヒータイムを、特別な時間にしてくれそうなマグカップとトレイです。

サーナ ヤ オッリ アートと共にカハヴィタウコなひとときを マグカップと国産桜材のトレイセットの会

月1セット ¥3,800(+10% ¥4,180)

使うたび愛着深まる、
リネンコットンのキッチンタオル

フィンランドをもっと身近に感じるなら、ぜひキッチンクロスもサーナ ヤ オッリでそろえてみてください。

国土の約78%が森林というフィンランド。身の回りの自然をモチーフにしたサーナ ヤ オッリのデザインは、毎日の暮らしにタイムレスなぬくもりを添えてくれます。

日本で織られたリネンコットンを使って

リネンは毛羽立ちが少なく、食器をふいても糸くずやふき跡が残りにくいのが特長で、キッチンタオルに適した素材です。

軽やかな織り地の素材には、タオルや手ぬぐいなど繊維製品の全国有数の産地として知られる大阪・泉州製リネンコットンを使用。 

昔ながらのシャトル織機(手ぬぐい織機)を使用し、伸度の少ない麻糸をしっかりと織り込んでいくことで、独特の風合いを持つしっかりした生地が生まれます。

日本の食卓にもなじむデザイン

3種類のテキスタイルデザインは、それぞれ、「家」「食卓」など、サーナとオッリが愛する暮らしにまつわるモチーフを選んでプリントしました。

日本の食卓やキッチンにさりげなくなじみ、何度も洗って使うほどに味わいのある手ざわりとなって愛着がわいてくるはず。たくさん集めて、食事やコーヒータイムを楽しんでくださいね。

サーナ ヤ オッリ 洗うほどに味わい深く育つ マルチに使えるリネンコットンのキッチンタオル2枚セットの会

月1セット ¥1,500(+10% ¥1,650)

コーヒーを楽しむひとときが結ぶ、
日本とフィンランドの文化

「日本の美意識は、私たちの興味を引きつけてやみません。日本の食文化もまた特別です」と、口をそろえるサーナ ヤ オッリのふたり。

一方で、フィンランド製と日本製の商品は「品質を重視し、プロとしてのプライドが高い」という共通点があると彼らはいいます。

そんなお互いの文化をつなぐ、今回の“カハヴィタウコ”アイテム。コーヒータイムや朝食のとき手に取れば、フィンランドの暮らしをもっと身近に感じられそうです。

この記事に登場したブランド

SAANA JA OLLI [サーナ ヤ オッリ]

自然体で心地いいフィンランドの今を伝えるサーナとオッリのアートを楽しむコレクション。

ブランドサイト:SAANA JA OLLI
インスタグラム:saanajaolli_for_kraso

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