目の覚めるような真っ赤なトートバッグ。一見派手なようですが、持つと意外としっくり。フェリシモ社内でもいろいろな人に持ってもらいましたが、誰が持ってもパリジェンヌっぽく見えるので、名前もそのまま「パリジェンヌバッグ」と付けました。
パリジェンヌバッグの誕生は、MOEがふだん使いしていた帆布のトートバッグがきっかけ。なんでも入って使いやすいトートバッグを愛用していたMOEですが、「カジュアルな見た目だから、街へのお出かけに向かない」のが悩みでした。帆布素材だと、どうしてもご近所感が出てしまうがネック。同じ使いやすさで、本革のものがあったらいいのに!という思いから、企画が始まりました。
MOEがこだわったのは、本革仕立てでも、帆布のような気さくさを残すこと。そこで、内生地を貼らない一枚革の仕立てで、軽くてラフな感じを出しました。
内生地を貼らずに仕上げたラフな質感が魅力。入れ口もオープンで、ぽんぽん気軽に入れられる雰囲気に。
まち幅はしっかり広めに、お財布やポーチ、ペットボトルもすっぽりおさまります。容量がある分、重いものを入れたときに底がたわまないように、取り外しできる芯材を入れました。
お弁当箱や水筒を入れても底がたわまず、きれいなフォルムをキープ。くたっと使うなら、底の芯材は外してもOK。
持ち手もふかふかもちもちで、愛着のある使い心地。見た目はもちろん、手ざわりまで気を抜きません。
「毎日使うものだから、手ざわりは大事!」とMOEがこだわった、もちもちの持ち手。
そしてこのビビッドな赤。本革素材ですが、ラフな雰囲気に仕上げているので、思い切って明るい色にしようと選んだカラーです。試作品が上がってきた当初は、「ちょっと鮮やかすぎるかなあ」と話していたのですが、フェリシモ社内のいろいろな人に持ってもらったところ、これがすごくいい感じ。シンプルな装いも華やいで、おしゃれ上手なパリジェンヌみたいです。みんなで「これを持つだけでなんだか、パリの風を感じますね~!」と盛り上がりました。
フレンチシックに、モノトーンコーデの紅一点に。ジャケットなどかっちりしたスタイルに合わせてもおしゃれ。
使い勝手を確かめるためにMOEが試作品を持って街へ出かけたところ、行く先のショップの人や出会う友人に、「素敵なバッグ!」と褒められたというエピソードにも納得。帆布トートではご近所感がありすぎて入りにくいおしゃれなショップやレストランも、このバッグなら堂々と自信をもって入れます。帆布トートバッグの気軽さを本革素材で再現したパリジェンヌバッグ、名品の予感がします。