ファッションスタイリストと作った 職人本革のフィットトート〈ブラウン〉
お申し込み番号:Z44752
¥27,000 ( +10% ¥29,700 )
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持つ人の魅力を何倍にも引き出してくれる、魅惑のバッグ。
ファッションスタイリストとして、フェリシモのカタログや雑誌、広告などで活躍する村上さん。「絵」としての美しさだけでなく、そこに物語が感じられるような、素敵な世界観を表現してくださいます。
そんな村上さんとのモノづくりは、何気ない会話から。撮影や打ち合わせの合間のトークの中から具体的なアイデアやリクエストがどんどん飛び出し、いつの間にか企画になっている……という感じです。そうして完成したアイテムは、いつも、どれも大好評。村上さんのアイテムはモノとしての美しさをしっかり保ちながら、使うシーンを想定した機能もあって、しかも持つ人が素敵に見えるところが、支持されている理由なのかなと思います。
(社内スタッフにも大変人気なので、発売後、「山猫さん、きわこさんの新作、すごくかっこいいです。また買っちゃうかもです」と声をかけてくれる人たちもいます)
シンプルトートで味わう、村上さんが惚れ込んだ馬革の魅力。
人気アイテムのリニューアルシリーズ。持つだけでこなれて見える「フィットトート」の2代目、ブラウンバージョンです。
フィットトートは、村上さんが「作りたい」と熱望していたアイテム。カジュアルになりがちなショルダーバッグを、本革で大人っぽくしたい!というオーダーに応えて企画がスタートしました。
主役となる革選びにいくつもの革工房を訪ね、最終的に村上さんのリクエストで馬革に決定。実はすでに牛革でサンプルを作っていたのですが、村上さんたっての希望で馬革に変更したという経緯があります。「デザインがシンプルなので、素材には妥協できない」という熱いこだわりのおかげで、初代モデルのブラックは、なめらかな光沢としなやかな落ち感が美しい最高の仕上がりになりました。
村上さんご本人が「一番よく使ってるかも」というほど愛用いただいてる初代のブラックモデル。これを見てると思わず欲しくなる山猫です。
今回はブラウンに挑戦することになり、初代モデルと同じ馬革専門の工房にオーダー。ところが、なかなか理想どおりの仕上がりになりません。試作品のチェックでも、「ちょっと雰囲気が違いますね。悪くはないけれど、この感じなら私は使わないかも……」と村上さん。この馬革は牛革に比べて部分ごとの厚みが異なり薄手なため、 漉き(すき)のコントロールが難しく加工も大変なのですが、シンプルなデザインだけに革の風合いがとにかく重要。職人さんに何度も挑戦していただいて、試行錯誤の末、理想の表情にたどりつきました。
初代モデルのブラックと比較しながら、試作品の革をチェックする村上さん。打ち合わせを重ねて、理想の風合いを追求していきます。
革のやわらかさを生かすため、裏地は貼らずに仕上げました。このくったりとした風合いが何よりの魅力。まちのない薄いフォルムは、体に自然に寄り添います。中身が少ないときのペタンとしているのも、たくさん入れてふくらんでいるのも、どちらもおしゃれ。好きなものをぽんぽん入れられる気さくさと、本革の大人っぽさのバランスがいい感じです。
ブラックよりやさしい印象のブラウンは、きれいな色にも合わせやすく、着こなしにしっくりなじみます。ナチュラルなイメージで、春からの気分にぴったり。スキップで(馬革だからギャロップで)出かけたくなります。