自分でやらなきゃ、でも動けない……
ティップス
風邪をひきました。
ひとり暮らし社会人の寝込みマニュアル
誰にでも体調をくずしてしまう日はありますよね。
頭がぼーっとして、からだはだるく、何もできない。
でも食事や洗濯はしなきゃ、仕事のメールも溜まってる……という状況になったときのために、知っておくといい「寝込みマニュアル」をご紹介します。
風邪をひいてしまいました

社会人1年目の冬、ひとり暮らしで風邪をひいて寝込んだことがあります。
そのときの心細さは今でも思い出せるほどです。
なんとか会社には「体調不良のため、本日はお休みをいただきたいです」と連絡したけれど、そこから先のことが全然できませんでした。
病院に行かなきゃと思っても、からだは動かない。
スーパーまでの数分間は、果てしなく遠く感じました。
「連絡したら心配させてしまうかも」と思って、家族には頼りにくかったです。
友だちも仕事で忙しい時間帯。会社の人に弱っている姿を見せられるほど、関係性はまだ築けていませんでした。
部屋は暖房が効いているはずなのに、寒くて広く感じた気がします。
スマホを見ると時間が進んでいて、どんどん寂しさが強くなったものです。
「日ごろから体調不良に備えておこう」と改めて実感しました。
やらなきゃ、でも動けない……
風邪をひいても、社会人にはいろいろな「現実」があります。だからこそ、風邪をひくと不安が募ってしまうのだと思います。
家事が滞っている
ひとり暮らしでは、すべての家事の担当は自分です。
でも体調をくずすと、日常的にこなしていた作業が一気に止まってしまいます。
洗濯物がたまり、シンクには食器が置きっぱなし。
体力や集中力が下がっていると、家事は「少し手を動かせば済むこと」ではなく、大きな負担になりますよね。
また、生活の滞りは視覚的なストレスにもつながります。
仕事が気になる
欠勤連絡をしたとしても、会社の動きは止まりません。
チャットやメールはいつも通り更新され続けます。
「返信は不要です」と気にかけてもらえる場合もありますが、通知が届くたびに「この瞬間も仕事は進んでいる」と意識させられます。
「仕事を優先したほうがよかったかな?」など、気持ちが休まらなくなってしまうかもしれません。
やらなきゃいけないことが
たくさんある
体調が悪いと、必要な行動は整理できても、からだが追いつかなくなりませんか?
病院に行き、食事をして、薬を飲む。
風邪をひいていると体力が消耗されるので、ふだんはなんてことないこともむずかしくなります。
「こうしたいのにできない」という状況は、焦りや不安につながりやすいです。
ひとり暮らし社会人の
寝込みマニュアル

一人暮らしで風邪をひくと、症状のつらさも孤独もやってきます。
そんな状況でも安心できるように、一緒に「寝込みマニュアル」をつくってみましょう。
近くの病院を調べておく
体調が悪い中、「どこの病院へ行くか」を考えるのは、意外と負担になります。
自宅の近所に内科があるか、土日や夜でも診てもらえる病院はどこか、あらかじめ調べておくと安心です。
もし遠い病院しかなければ、タクシー配車アプリをスマホに入れておくのもおすすめ。
移動のハードルが下がれば、いざというときの不安が軽くなりますよ。
レトルト雑炊やスポーツドリンクを
常備しておく
食欲が落ちていても、やわらかい雑炊などは比較的食べやすいです。
レトルト雑炊やおかゆ、ゼリー飲料、カップスープなどを買っておくと、調理の必要もないので助かります。
スポーツドリンクは脱水を防ぐのにも役立ちます。
特に熱が出たときは、無理に食べるよりも、水分補給を優先しましょう。
ペットボトルを何本か家に常備するだけで、安心感がぐっと高まります。
風邪をひいたときに
助け合う友だちをつくる
「しんどい」と言える相手がひとりいると、心細さは大きくやわらぎます。
同じくひとり暮らしをしている友だちに、「もし体調をくずしたら連絡してね。困ったときはお互いさまだから」と、前もって伝えるのもよいですね。
実際に何かをする・してもらうかどうかは関係なく、「頼れる相手がいる」というだけで、気持ちはとても軽くなりますよ。
いざというときに使う
宅配サービスを決めておく
すぐに体調が回復しないこともあるでしょう。
そんなときはネットスーパーも便利です。
たとえば「体調をくずしたら、このアプリでレトルト食品とスポーツドリンクを頼もう」と決めておくだけで、いざというときの焦りを手放せます。
動かなくていい導線をつくる
風邪をひいたときにいちばんつらいのは、立ち上がることだと思います。
そこで、必要なものを手の届く範囲に置いておくのはどうでしょうか?
ティッシュ、スポーツドリンク、薬、体温計……。
ベッドのそばにまとめておけば、ゆっくり休むことに集中できます。
一人暮らしで風邪をひくと、からだのつらさに加えて、家事や仕事など「やらなきゃいけないこと」がどうしても頭に浮かんでしまいます。
でも弱っているときは、休むことに集中して大丈夫。
日頃から「自分を守る工夫」を準備してみてくださいね。
STAFF
text:Kamiya Sayoko
illustration:lilyco
