反応にこまる……
ティップス
その冗談、笑えません。
やっかい上司をうまく受け流すには?
全く笑えない冗談を言ってきたり、その冗談がよいコミュニケーションだと思っている上司、まわりにいませんか?
上司は冗談のつもりでも、傷ついたり嫌な思いをした経験したがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事は、笑えない冗談を言ってくるやっかいな上司を、うまく受け流す方法をご紹介します。
上司の冗談がぜんぜん笑えない……

上司が笑えない冗談を言ってきたとき、どのような反応をするか困りますよね。
感じたことをそっくりそのまま言えたららくなのですが、上司に面と向かって伝えるのはむずかしいでしょう。
私自身も、冗談に違和感を感じてもその場の空気を悪くしないために作り笑いでごまかしていました。
ただ、笑えない冗談を言われる度に作り笑いするのも疲れてしまいますよね……。
「やっかい上司」の特徴は?
笑えない冗談を言ってくるやっかいな上司は、どんな特徴があるでしょうか。いくつか例をあげてみますね。
同じ冗談を繰り返す
聞いたことがある冗談を何度も言ってくる上司、いますよね。
場合によっては、何度か聞いた冗談でも、初めて聞いたかのような反応をしなくてはいけなかったり……。
ただでさえ笑えない状況なのに、ダブルで気を遣って疲れてしまいます。
ブラックジョークを言う
場の空気が凍りつくようなブラックジョークを言ってくる上司も、とてもやっかいです。
ブラックジョークは、そもそも作り笑いでごまかすのもむずかしいですよね。
また、そんなマイナスな話をしている輪にいるのも、嫌な気持ちになるでしょう。
周りの反応が悪いと不機嫌になる
自分が言った冗談に対して周りの反応が悪いと、ふてくされる上司もやっかいです。
上司が求める反応はどんなリアクションかを考えるだけでも、疲れてしまいますよね。
なかには、オーバーリアクションを強要されたりする場合もあるかもしれません。
試してみたい、ほどよい受け流し方

上司が気を悪くすることなく、ほどよく受け流すにはどうしたらよいでしょうか。いくつか方法をお伝えするので、参考にしてみてください。
感心したふりをする
冗談に対して感心したふりをすると、上司の気が悪くならずに受け流せる場合があります。
たとえば「すごいですね!」「私にはその発想がありませんでした!」といったように、抽象的に少し大きめのリアクションを取るイメージです。
冗談そのものではなく、上司の発想に感心した素振りを見せるのがポイント。
悪い印象を与えず、なおかつ場の空気も悪くならずに済みます。
ツッコミ風に返す
距離感が近い上司であれば、ツッコミ風に返すのもありでしょう。
ツッコミであれば、行き過ぎた冗談も笑い混じりで返せて、その場の空気が凍りつくのも軽減できます。
少しハードルが高いですが、例えツッコミで返すと空気感を一気に変えられるのでおすすめです。
「例えツッコミ」と検索すると、たくさん例が出てきますよ。
冗談が通じないふりをする
これ以上冗談を言ってこないでほしい場合は、冗談だとわかっていても、あえて真に受けたふりをするのはいかがでしょうか。
冗談の内容によりますが、真面目に謝ってみたり、少し落ち込む素振りを見せるイメージです。
「この人は冗談が通じないかも」と思ってもらえると、冗談を言われることが少なくなるかもしれません。
上司の冗談を受け流す術を身に着けても、これまで聞いたことがないような冗談や考え方の違いに驚く場面があるでしょう。
私も社会人になりたてのころ、よく衝撃を受けていました。
そんなときは「自分が知らなかったコミュニケーション手法だなあ」なんて捉え方をすると、少し気持ちが軽くなるので、試してみてくださいね。
STAFF
text:kokoro
illustration:iina