もしかして私、つかれてる……?

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最近いっぱいいっぱいかも……
そんなときの心の余白のつくりかた

仕事もプライベートも充実しているとき。

反対に仕事もプライベートもなんだかしっくりこなくてどんよりとしたムードが続いているとき。

ふと部屋を見渡してみると、物は散乱、ごみや洗濯物も溜まっている……。

そういえば最近、趣味にもあまり没頭できていないかも……。

心の余裕がなくなっているとき、そのサインにいち早く気づいて、自分の心とからだをコントロールするのはなかなかコツがいるものです。

今回は心もからだもいっぱいいっぱいになりがちな新社会人に向けて、自分の力で「心の余白」を取り戻すためのヒントをご紹介します。

最近いっぱいいっぱいかも……

職場と家の往復の毎日……。

気づけば部屋はぐちゃぐちゃ、お風呂にもゆっくり入れていないし、仕事でも小さなミスを連発。

「なんだか最近、調子が悪いかも」と思うことはありませんか。

それあなたの心がSOSを出しているサインかもしれません。

いっぱいいっぱいなとき、リセットしなきゃ!と思っていても簡単に切り替えられる人は少ないと思います。

ただでさえいっぱいいっぱいで早く余裕が欲しいのに、余白を作るのはむずかしいですよね。

余裕がないときのサイン

なかなか自分では気づけない「余裕のないサイン」

自分は大丈夫!と思っていても、案外心もからだも思った以上に疲れているかも。

余裕がないときのサインをいくつか紹介するので、少し客観的に自分を見つめなおしてみてください。

部屋が散らかる

心もからだも限界のとき、部屋が散らかってしまう人は多いはず。

とりあえず仕事から家に帰って、何か口に入れて、すぐに寝てしまう。

洗濯物や食器は洗わないまま溜まっていって、床にもベットにも物が散乱……。

わたしも仕事が忙しくかなり限界状態だったとき、部屋の中は地獄絵図でした。

片付けなければ、とはわかっていても、家に帰るとスイッチが切れたようにどっと疲れが出てしまってなかなか動けないですよね。

今まで出来ていたことが
うまく出来なくなる

自分のキャパシティがいっぱいになると、今まで考えられていたことや出来ていたことが上手くできなくなって、小さなミスばかり増えてしまいます。

「いつもだったらちゃんと考えられるのに」「いつもだったらこんな凡ミスしないのに」と思ったら、心に余裕がなくなっているサインかもしれません。

小さなミスが続くと「なんでこんなこともできないんだろう」ともっと落ち込んでしまう原因になるので、心のサインに早く気づいて対処してあげることも大切です。

心の余白のつくりかた

「心の余裕、なくなっているかも」

そう感じたとき、実践してみるといいおすすめの「余白の作り方」をご紹介します。

心もからだも疲れていると自分で余白を作るのはとてもむずかしいこと。

今の自分の状態を見つめ直し、できそうなところからチャレンジしてみるといいかもしれません。

からだを動かしてみる

心とからだは深く繋がっています。

心の余裕がないとき、からだを動かしてみると自律神経が整えられて、気持ちがスッキリしてきます。

モヤモヤした気持ちを抱えているとき、ひとりで考え続けているとネガティブになってしまいがちですよね。

そんなとき筋トレやランニングをして「からだを動かすこと」だけに集中すると、あれこれ考えてまいがちな脳も不思議と落ち着いてきます。

余裕がないのにいろいろと考え続けてしまう……


そんなときはからだに刺激を与えることで意識的に脳を休めてみましょう。

森林浴に出かける

自分を取り巻く環境を変えるだけで、気持ちも変わってきます。

いつも見ている街並みから離れて、自然のなかに身を置いてみましょう。

爽やかな風、青々とした木々、鳥のさえずり……。

少し心がスッキリしてくるはずです。

「森に出かけるなんてハードルが高いよ!」なんて人は、植物園や温泉など近場で自然を感じられる場所を探してみるといいかもしれません。

何もしない一日を作る

わたしは自分がいっぱいいいっぱいのとき、「あえて気合を入れて何もしない日」をつくっていました。

この日はどれだけ自分を甘やかしてもOK。

一日中ベットでゴロゴロしても、何時にごはんを食べても、料理を全くしないでデリバリーサービスに頼ってもいい。

あえて何もせず、何も考える必要のない日を作ることで「明日からはがんばるぞ!」と気合が入ります。

1日くらい何もしなくても大丈夫。

明日からまたがんばればいいんです。

編集部のまとめ

意識的に自分でガス抜きするのはなかなかコツがいるものですよね。

悩みの大きさも、感じ方も人それぞれなように、余白の作り方も色んな方法があるはずです。

今のあなたに合った余白の作り方を探してみてください。

STAFF
text:omiso
illustration:ハヤカワオト