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約束が近づくと行きたくなくなる……
ドタキャンぐせと向き合うヒント
わくわくしながら予定を決めたはずなのに、約束が近づくとなぜか面倒に感じる。
遊ぶ日の前日に、ドタキャンしてしまった……。
こんなふうに、予定をキャンセルしたくなったり、実際に直前で断ったことがある方も多いのではないでしょうか。
今回は、ドタキャンぐせと向き合うヒントを紹介します。
約束したときはたのしみだったけど……

たのしみだったはずの予定が、日が近づくと行きたくなることは私自身もよくあります。
直前に面倒になってしまうのなら、最初から予定を立てなきゃよかったのにと、自分を責めてしまったり……。
断るとしても、どんなふうに伝えたらいいかを考えるのでひと苦労ですよね。
さらに罪悪感も加わり、行くにしても行かないにしても自分に負担がかかります。
感情の変化を不思議に感じますが、予定を立てたときと約束の直前では、時間が経っているので感情に変化が起きるのは当たり前のこと。
むやみに自分を責めたりせず、ドタキャンぐせと上手に付き合う方法を考えていきましょう。
なぜキャンセルしたくなるんだろう?
まずは、ドタキャンしたくなる理由を一緒に考えていきましょう。
からだが疲れているから
仕事や遊びなど連日予定が詰まっていると、行きたい気持ちよりからだを休めたい気持ちが勝ってしまうことがありますよね。
予定を入れた次の日に仕事があると、疲れが取れないまま仕事に突入する可能性があります。
そんな状態を回避するために、ドタキャンしたくなるでしょう。
時間の制約がプレッシャーになるから
「帰る時間が遅くなるかも」「自分の自由時間が減る」といったプレッシャーから、予定を億劫に感じる場合もあるかもしれません。
待ち合わせ時間は確実に決めるものの、解散する時間は事前になかなか決めづらいですよね。
無理して約束をしていたから
約束したときはたのしみと思っていても、実際は無理して誘いを受けていて行きたくなくなるパターンもあるでしょう。
断りきれずに了承した場合も、同じように直前になると「やっぱり行きたくないな……」という感情になるかもしれません。
ドタキャンぐせと向き合うヒント
予定をキャンセルしたくなる理由を整理したうえで、ドタキャンぐせと上手に付き合う方法を考えてみましょう。
改善できるヒントをご紹介するので、できそうなことから試してみてくださいね。

余裕のある予定を立てる
予定を詰め込みすぎずに、ゆとりのある予定を立てるとよいでしょう。
休みだからといって、むやみやたらに予定を入れないことを意識してみてください。
事前に「この日は絶対に何もしない」とスケジュール帳に入れておくと、強制的に休む日を作れるのでおすすめです。
帰宅時間を事前に伝える
予定を立てるときや待ち合わせ時間を決めるタイミングで、「◯時までなら空いてる」と事前に伝えると、「何時に解散するんだろう」という不安がなくなります。
帰る時間を事前に伝えるのは気後れするかもしれませんが、相手も同じように気にして言っていないだけかもしれません。
少しだけ勇気を持って伝えてみましょう。
無理して誘いに乗らない
誘われたタイミングで「あ、自分少し無理しているかも」と感じたら、そもそも誘いに乗らずに断るというのもドタキャンしないようにするひとつの手です。
断る勇気をその一瞬だけ持つことで、少し先の自分をらくにしてあげられます。
誰しも一度や二度はドタキャンしたり、しようか迷った経験があるはずです。
ただ、繰り返してしまうと、相手も自分にも負担がかかってしまいますよね。
相手や自分自身どちらも傷つけずに守るためにも、意識できそうなことから試してみてください。
STAFF
text:kokoro
illustration:lilyco