初めて任された新人指導。

社会人2年目以降になると、つい最近まで教えてもらう側だったのに、新人指導を任されることがありますよね。

今回は、新人指導に不安を感じているとき、心が軽くするヒントをご紹介します。

わたしに新人指導ができるのかな……

私自身、新人指導を任されたとき、自分がもうそんな立場になったのかと驚きつつ、不安な気持ちにもなりました。

きっと同じ感情を持つ方も多いのではないでしょうか？初めての新人指導で不安になるのは当たり前のことなので、安心してください。

また、新人指導を任せてもらえるのは自分が成長している証拠でもあります。

まずは自分を褒めてあげましょう。

どうして不安なんだろう

新人指導に対して漠然とした不安があるなかで、どうして不安な気持ちになるのか、一緒にひも解いていきましょう。

自分がまだ半人前に感じるから

つい最近まで自分が教えてもらう側で、まだまだできないことがあるのに……という気持ちから、不安になるかもしれません。

指導するからには、一人前の状態になってからのほうがいいのでは？と私自身も思っていました。

きちんと指導できるか心配だから

部活やバイトで指導した経験があっても、会社員としての教育係はなんだか不安ですよね。

より責任感が必要な気がして、自分の教育が後輩の成長を左右するのではないか……といった不安もあるかもしれません。また、指導以前に後輩とうまく関係を築けるかも不安ですよね。

自分の仕事が後回しになりそうだから

自分の仕事で手一杯と感じているなか指導を任されたら、自分の仕事はどうなってしまうんだろうと心配になりますよね。

仕事の質が落ちたり、残業が増えるのでは？と心配ごとが浮かんでくるでしょう。

不安な気持ちを軽くするヒント

大前提、不安な気持ちになるのはおかしなことではありません。でも、不安な気持ちを持ったまま教育係を務めるのも心配ですよね。いくつかヒントをご紹介するので、参考にしてみてください。

完璧を目指さなくてもいい

新人指導を任されたからといって、完璧にこなさなければならないわけではありません。社会人歴は数年たっていたとしても、教育係においては１年目なので、まずは肩の荷をおろしてくださいね。

はじめは、自分ができていないことに目を向けてしまうかもしれませんが、できたことに目を向けて自分を褒めてあげましょう。

新人と同じ目線になってみる

新人指導は、業務を教えたり質問に答えるだけではなく、新人と同じ目線になって寄り添うこともとても重要です。自分が新人のころ感じていた不安を思い出して、同じ目線で話を聞くだけでも、新人指導の重要な役割になります。

わからないことがあれば、一緒に考える

新人に質問されてわからないことがあれば、見栄を張って曖昧な内容で答えるのではなく、一緒に考えてみるのもありです。

教育係となると先輩と後輩という上下関係のイメージがあるかもしれませんが、一緒に考えてくれる先輩もなんだか親近感がわきますよね。

上司や先輩に相談する

新人指導における悩みや、自分の仕事量など不安があるときは、上司や先輩に相談しましょう。

もし自分を指導してくれた先輩が近くにいたら、感謝の気持ちと併せて相談してみてください。きっと先輩もうれしいはずです。