もう新人じゃないんだよね……

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社会人2年目の心構え。
1年目と何が違う?

社会人1年目も後半に入り、そろそろ社会人2年目を迎えることを意識しはじめてきたころ。

仕事の要領はなんとなく掴んできたものの、2年目を迎えるにあたってどこか不安に感じる部分も……。

この記事では「社会人2年目の心構え」について、不安の要因や2年目をうまくやっていくための方法についてご紹介します。

上司からの更なる成長が期待される2年目。
「どのように過ごせばいいのか?」と悩まれている方のご参考になればうれしいです。


社会人2年目になるのが少し不安……

1年目は業務を覚えることに精一杯で、基本的なスキルや知識を身につける1年を過ごした方も多いのではないでしょうか?

「2年目もこのような調子でやって大丈夫なのかな?」
「新しい後輩ができて自分が指導できるのだろうか?」
と、不安に感じてしまいますよね。

社会人になってまだ2年目なのに新人の扱いではなくなり、より一層「社会人としての自覚」が求められるのも事実です。

多くの方が感じる「不安」の要素ってなんだろう?
1年目と変わることを中心にご紹介していきます。


不安の原因はなんだろう。
1年目と変わることは?

先輩の直接的なサポートが減る

先輩へ質問したり一緒に業務を行ったりすることを通して、スキル・知識を身につけた1年目と比較すると、2年目では任せられる業務量が増えて先輩からのサポートを受ける機会が減ります。

「任せて大丈夫と思ってもらえている!」という喜びと、「まだまだ自信がないけど大丈夫かな?」という不安が混ざり合う2年目。
「業務で分からないことがまだまだあるのに……」と心細さを感じてしまいますよね。

後輩ができる

社会人として初めての後輩ができるタイミング。これまで学生生活では、サークルや部活、アルバイトなどで後輩がいたけど、社会人となるとちょっと今までとは違うのでは……と不安に感じることも。

1年目の新社会人にとって、2年目の先輩は「身近な先輩」。困ったときに頼りたくなる存在なのに、果たして自分にはその役目が務まるのだろうか?と感じてしまいますよね。

上司からさらなる成長を期待される

1年目で学んだスキル・知識を、2年目では活かす時です。上司からも「2年目の活躍を期待している」と直接激励の言葉をかけられるなんてことも……!

さらなる成長に向けてがんばろうという気持ちと、このままのペースで大丈夫なのかな?と不安に感じる気持ち、期待に応えることができるのかな……と、時にはプレッシャーに感じたり。

時間の使い方が変わる

2年目になると自分の業務に加えて、後輩のフォローが加わってきます。それに伴い「業務をいかに早く終わらせることができるか」「時間の確保と効率的な業務の進め方」が求められはじめます。

これまでは「自分の業務のために時間を使えていたのに……」とモヤモヤしてしまうこともあるかもしれません。

責任が増える

1年目と比較すると、「責任感のある業務」を任せられる機会が増えるのも2年目以降の特徴です。1年目で学んできたスキル・知識に加えて、アイデアやどのようにして取り組んでいくのかなど「自分で考えて行動する」ことも業務で求められるように……。

業務量自体の増加

入社してしばらく経ち、できることが増えるとどうしても任される仕事の領域も広くなっていきます。できることが限られていた1年目と比べて、業務量が増えてしまうケースは少なくありません。

同期との比較・不安

スタートは一緒でも、成長スピードや個人のスキルは異なります。人によっては、早くも結果を出して活躍する同期も……。売上や成長具合、上司との関係性などを同期と比較して、不安に感じてしまう方も多いです。

漠然としたキャリアへの不安

社会人1年目は、とにかく仕事に慣れることに必死でしたが、2年目になって少し余裕が出てくると、今後のキャリアについて漠然とした不安を抱える方も多いかもしれません。「このまま、この会社で成長し続けられるかな?」「5年後、私はどんな大人になっているのかな?」といった思いが頭をよぎって、モヤモヤすることもあると思います

周りからの見え方や評価、後輩がいる職場環境の変化など。2年目からはより「社会人としての自覚」が求められるようになります。
そんな2年目をうまくやっていくポイントについて、ご紹介していきます。

2年目をうまくやっていくためには?

より多くの社内の人と
コミュニケーションをとる

2年目になると、一緒に働いている人の業務内容や性格、業務の進め方などが明確に見えてくるようになります。

社内コミュニケーションを広くとるようにすると「こういったときには〇〇さんに聞いてみよう!」など、業務をスムーズに進めるためにも役立ちます。

1年目で学んだスキル・知識を活かす

1年目でスキル・知識など「基本的な能力」を学んできた経験を活かして、2年目では基本的な能力にアレンジを加えて「応用力」を磨いていくことが大切です。

基本に忠実に行いながら、自分なりの視点で業務に取り組んでいくことにトライしてみるといいと思います。

分からないことは素直に上司に尋ねる

業務を進めていく中で、2年目でも分からないことはたくさん発生します。
自分で調べてもなかなか答えに辿り着けない場合は、遠慮なく先輩や上司に尋ねていきましょう。「分からないままでうやむやにする」よりも、先輩や上司に相談して「悩んでいることを明確にする」ことが大切です。

まだ2年目なので、分からないことが出てくるのは当然。
先輩や上司もその点は理解してくれているので、ひとりで抱え込まないようにしましょう。

キャリアビジョンを明確にする

会社で1年過ごすと、「どんな方が働いているのか?」「業務の進め方はどのようなものなのか?」「残業時間や出世できるタイミングはいつなのか?」など、働く前では分からなかったあれこれが見えてきます。

それを踏まえた上で「自分は今後この会社で何をしていきたいのか?」「何を優先して生きていたいのか?」と、このタイミングで考えることが大切です。

まだ若いうちにしっかり考えることが、今後のキャリア選択に影響していくことは間違いないと思います。
ゆっくり時間をとって、ぜひ今後について考えてみましょう。

主体性を持つ習慣づくり

不安や心のモヤモヤを解消するためには、主体性を持つことが重要です。仕事でも、プライベートでも「自分ならどうするかな?」「周りはこういっているけど、個人的な考えは違うな」と自ら考え動くクセをつけましょう。また、考えていることを言語化することも大切です。

新しいスキルなどの習得

自身が抱えている課題や目標のために、新しいスキルを学ぶための時間を作ってみるのもおすすめです。例えば、朝活として本や新聞を読んだり、仕事に活かせる資格の習得に励んでみたり。今後に活かせそうな、新たな知識やスキルの習得を目指してみましょう。

ロールモデルを見つける

モチベーションをあげるには、自分が今後目指したいと思うロールモデルを見つけることも有効です。自身を見つめて高めていくことも大切ですが、「いいな」と思う人の行動や考え方を真似してみることもひとつの方法です。

疲れたときは自分にやさしく。
自分を癒やす対処法

「がんばってもなかなか成果がでない……」「わたしなんか……」「もうダメかも……」
仕事で疲れていると、ネガティブな気分になりがちですよね。そんなときは、がんばりすぎず、自分自身にやさしく接してあげることも大切です。

いいところに目を向ける

どんな人でも、社会人2年目となれば必ず成長している部分があるはず。
「1年前と比べて、これができるようになった!」「入社当時は先輩に手伝ってもらっていた業務をひとりでこなせるようになった!」などと、自分の成長したところや、いいところに目を向けましょう。

自分の考えを見つめ直してみる

思い悩んだときには、「自分にとって仕事ってなんだろう?よい人間関係ってなんだろう?」と、自分の考えを見つめ直してみることも必要です。自分が大切にしていることを振り返れば、自分の進むべき道が見えてくるかもしれませんよ。

仕事に固執しすぎず、趣味などを作る

反対に、仕事だけに固執しすぎず、広い目線で趣味などを作るのもおすすめです。プライベートの時間が充実すれば、仕事にもハリが出てくるでしょう。新たに趣味を作るのもいいですし、昔好きだったことを休日に楽しんでみるのもいいですね。

【今回のお悩み】
「与えられた業務量に追いつけていません」
(まつさん・社会人2年目)

社会人2年目になりました。
ありがたいことに例年以上にたくさんの仕事を任せていただいているのですが、与えられた業務量に中々追いつけず、困っています。

支店に1年目は入社してこず、同期もいません。新人業務や雑用もだいぶ減らしていただいたのですが、それでも古くからの文化が多く残っています。

上司からの早く帰りたいという圧が強く、長時間の残業がむずかしいため、限られた時間内に業務を終えることにむずかしさを感じてしんどいです。

先輩方のようにできなくて当たり前という開き直った気持ちもあるのですが、悔しさから、与えられた仕事をできないと言うことにためらいを感じる自分がいます。

数字の目標もプレッシャーになり、このままだと仕事を続けていけない気がしています。

限られた時間の中で効率よく仕事を進めるコツや、先輩方に仕事をお願いする際のやわらかい伝え方があれば、アドバイスをいただきたいです。

【みんなの意見】

「与えられた以上のことができているからこそ」
(十=10さん・社会人5年目)

与えられた以上のことができているからこそ、たくさんの仕事を任せてもらえているんだろうなと思いました。

でも、「このままでは仕事を続けていけない気がする」という言葉から、上司の早く帰りたいという圧や数字のプレッシャーが、まつさんの中で少しずつ大きくなっているのではないかなと思いました。

「できない」と言うことへの戸惑いも、できるからこそのものなのかもしれないです。

「今○○を抱えていて、ここまでなら今日中にできます。こちらは明日になりそうです」など、今の状況を伝えたうえで、優先順位を一緒に決めてもらうような言葉を使うと、少し伝えやすいかもしれません。

「自分の仕事が遅いからと思いすぎなくていい」
(しゅりさん・社会人4年目)

私も、仕事をたくさん任せてもらえるとうれしい反面、「期待に応えなきゃ!」って抱え込んじゃうことあります。

でも、限られた時間で終わらない量なら、「自分の仕事が遅いからだ」って思いすぎなくてもいいのではないでしょうか。

私だったら、まず今抱えている仕事を全部書き出して、「この中だとどれを優先したらいいですか?」って上司に聞いちゃうと思います。

先輩にお願いするときも、「これできません!」じゃなくて、「今これとこれをやっていて、○日までに終わらせたいんですが、どちらを優先したらいいですか?」みたいに相談するのもよさそう。

「ちゃんと仕事をする」は、仕事を全部ひとりで抱えて、定時までに完璧に終わらせることではないと思うので、頼れるところは頼りつつ、自分のペースをつかんでいけばいいんじゃないかなと思います…!

「すぐにできる事ほど可視化が大事」
(うみさん・社会人2年目)

タスク整理なら、今日やることをAIや誰かに話すだけでも、意外と優先順位が見えてきます。

私は新しいタスクが発生したら、締切から逆算してカレンダーに作業時間を確保するようにしています。わざわざ書かなくても分かっている事、すぐにできる事ほど可視化は大事なんだと気づきました。

また、先輩方への依頼文も、プロンプトを用意するだけで、文章を作ってくれるので便利です。

編集部のまとめ

2年目は「自分自身の働き方」や「働くことへの意識」が変わっていくタイミングです。

1年目で学んだスキル・知識を活かして業務を進めてくと同時に、この会社で何をがんばりたいか?今後のキャリアについて、一歩引いた視点で考えてみる。

仕事に慣れてきたからこそ「働き方」について見直してみてもいいかもしれないですね。

STAFF
text:Yudai Mino、mishima
illustration:iina