みんな朝ごはんどうしてるんだろ
ティップス
社会人の朝ごはん。
ひとり暮らしにおすすめなのは?
「社会人の人たちは朝ごはんをどうしているのか?」気になることはありませんか。
社会人になったタイミングでひとり暮らしを始めた人は特に、朝ごはんどうしようかな……と考える機会が増えると思います。
この記事では社会人の朝ごはんはどんな感じなのか、おすすめのアイデアを含めてご紹介していきます。
ひとり暮らしでちゃんとした朝食を食べるのは簡単じゃない
社会人になってひとり暮らしを始めてみると「朝食を食べるのは簡単じゃない」と実感するかもしれません。
実家で過ごしていたときは、家族に朝食を作ってもらってたのが当たり前で「何を作ろうか」「何を食べようかな」と朝食について考えることは少なかったのではないでしょうか。
そこで、できれば朝食についてはあまり考えずにサクッと済ませたいと感じる方に向けて、手軽に始められる朝食のアイデアについてご紹介します。
これならできるかも?
おすすめの朝食アイデア

納豆卵かけご飯
納豆卵かけご飯は手軽に用意ができて、しっかりとおなかも満たされるのでおすすめです。納豆と卵は常に冷蔵庫にストックしておいて、いつでも食べられるようにしてみてはいかがでしょうか。
グラノーラ
手軽に、かつ栄養価もあっておすすめなのがグラノーラです。ヨーグルトや牛乳をかけるだけですぐに食べられるので、忙しい朝でも簡単。朝食のメニューを固定したい社会人にぴったりです。コーンフレークなどの他のシリアルも、忙しい朝の味方になってくれます。
プロテイン
筋トレで飲むイメージがあるプロテインですが、朝食として取り入れている方も多くいます。おなかをある程度満たしてくれて、タンパク質も摂取できるので筋トレをしていない方にもおすすめです。バナナと一緒に食べているという方も多いのではないでしょうか。風味もいろいろあるので、自分の好みに合わせたものを選べるのも嬉しいポイントです。
スープ
寒い日にはスープ系がおすすめです。お湯を入れるだけでOKな粉末タイプやフリーズドライなら、忙しい朝でも手軽ですね。
コーヒーとパン
朝ごはんに極力時間をかけたくないけれど、ホッと一息つきたい方におすすめなのがコーヒーとパンです。ふだんコーヒーとパンをセットで食べている方も多いと思いますが、例えばコーヒーは丁寧に淹れる代わりに、パンはすぐに食べられるものにする。逆に、パンにのせるトッピングに凝って、コーヒーはインスタントのものにするなど。どちらかの時間を短縮して、忙しい朝だけど一息つける手間を加えてみると充実した朝時間が過ごせますよ。
家を出てから食べるのもあり。
外で食べるアイデア

手軽に食べられる朝食についてご紹介しましたが、それでも「家で食べる時間がない!」という方もいると思います。ギリギリまで家でゆっくり寝ていたいという方に向けて、外で食べるアイデアについてもご紹介します。
個包装されている
パンなどを持っていく
会社に向かっている移動時間を朝食の時間にあてたい方は、個包装されているパンなどを持参してみましょう。電車の待ち時間や、通勤中の車の中などでも食べやすいのでおすすめです。ただ公共交通機関を使われる方は周りの方への配慮も忘れずに。匂いのきついものや、食後に口臭が気になるものは避けたほうが安心です。
出社途中にある喫茶店や
コーヒーショップに立ち寄る
喫茶店でやっているモーニングを食べたり、テイクアウトできるコーヒーショップに立ち寄ったりするのもおすすめです。喫茶店のモーニングから始まる一日は気分が上がりませんか?出社するのがなんとなくいやだと感じる日や大事な仕事がある一日の前に、気分を上げるために活用してみてはいかがでしょうか。
コンビニごはんで
サッと済ませる
忙しい社会人の味方!コンビニで朝食を済ませるのもおすすめです。コンビニではさまざまな商品が並べられているので、その日の気分に合わせて選ぶことができます。ただし、スーパーなどと比較して価格帯が少し高いので、毎日利用するというよりかは、どうしてもというときに活用したほうがいいかもしれません。
大事だといわれてるけど……
時間がなくても食べたほうがいい理由
「時間がなくて朝ごはんを食べられない……」という方も多いと思いますが、健康面でいうと朝食をとることは大切のようです。時間がなくても食べたほうがいい理由はいくつかあります。
朝から活動的になれる
一日を活発に過ごすためには、エネルギー摂取が必要不可欠。朝食をとらないと一日に必要なエネルギーを補給できないため、「体がだるい」「集中力が続かない」といった不調が生じる恐れがあります。
パフォーマンスがあがる
朝食はわたしたち人間にとって欠かせないエネルギー補給の機会です。そのため、集中力や生産性を上げるためにも、なるべく朝食をとるようにしましょう。
からだが目覚める
起きたばかりの状態は、まだぼんやりして頭もスッキリしにくいもの……。そんなときに役立つのが朝食です。朝食をとることによって、睡眠中に下がった体温を上げてくれるため、からだが朝を認識して動きやすくなります。
朝ごはんを朝に用意する以外の方法
朝食を習慣化するコツとして、いろんな工夫をしている人もいます。朝に弱い方や、朝は忙しいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
作り置きを週末にやっちゃう
週末にまとめて作り置きをしておけば、朝になってバタバタする心配がありません。最近ではレンジや炊飯器を使って簡単においしい料理を作れるレシピもたくさんあるので、意外とやりはじめたら料理にハマって楽しめるかもしれません。
冷凍弁当を活用する
最近は宅配サービスなどで届けてくれる冷凍弁当を朝ごはんにするのもひとつの方法です。長期保存ができ、朝起きてからレンジで温めるだけで食べられるため、とても便利。ただ、ちょっとコストが高めなのでお財布に余裕がある方向けかも。
栄養バランスにも気を遣ってみよう
せっかく朝食を食べるなら、栄養バランスのことも考えておきたいところ。健康維持などにおいては、「炭水化物」「タンパク質」「脂質」の3つの栄養素をバランスよくとり、ビタミンやミネラルを含む食材をとることが大切だとされています。それぞれの栄養素の含む具体的な食材も調べてみました。
炭水化物が含まれる食品
ごはん、パン、麺類、シリアルなど。じゃがいもや、さつまいも、かぼちゃといった芋類にも多く含まれています。
タンパク質が含まれる食品
肉や魚、乳製品、豆腐、納豆など。なお、肉類では鶏肉のささみや鶏むね肉に、魚は鮭やサバなどが特に多く含まれています。
脂質が含まれる食品
チーズやバターにも多く含まれているため、炭水化物が含まれているパンなどと一緒に食べるのがおすすめです。
ビタミンが含まれる食品
卵や緑黄色野菜(トマト・にんじん・カボチャ…etc)など。フルーツにも多く含まれるため、デザートとして1品フルーツを食べるのもいいかもしれません。
ミネラルが含まれる食品
カルシウムを多く含む乳製品(牛乳・チーズ・ヨーグルトetc.)や、海藻類(わかめ・昆布etc.)の他、手軽に食べられるナッツ類にも多く含まれています。
理想的な朝ごはんメニューは?
栄養面を意識して、忙しい朝でも用意できそうなメニューを考えてみました。
・トースト×バター×ハムのせる
・ゆでたまご ※週末にまとめてゆでておく
・ヨーグルト
・100%野菜ジュース
朝からフライパン等を使って調理するのは後片付けも大変なので、トースターと市販のものを活用した手軽さも続けられそうです。ヨーグルトや野菜ジュースはさまざまな種類が売っているので、変化をつけて飽きない工夫も必要かもしれませんね。
朝食を「あえて食べない」という選択肢もある
朝食を食べた方がいいのは大前提ですが、あえて食べないということも視野に入れてみましょう。
「食べなきゃ」「食べられていない……」と思ってストレスをためるくらいなら、食べないことだって自分を守る立派な選択です。そのぶん、昼食を楽しみに午前の仕事に集中できたり、がんばるモチベーションがアップしたりすることも。また、前日に少し食べすぎてしまって「胃をすっきりさせたい」ときなどにもおすすめです。
大切なのは、自分に合った朝ごはんとの付き合い方を選ぶこと。あまり気にしすぎず、気分や体調に合わせて、どうするか?考えていきたいですね。
忙しい社会人の朝ごはんについて、自宅とそれ以外とに分けてそれぞれアイデアをご紹介しました。
しっかり食べる時間がない方や朝ごはんを固定していきたい方などは、ぜひ取り入れてみてくださいね。
STAFF
text:Yudai Mino、mishima
illustration:トモマツユキ
