大切なのもわかるけど……

ティップス

タイパばっかり求めたくない!自分に納得感のある働き方はどう見つける?

「今日の会議はオンラインで」「文章はAIを使ってね」

仕事が便利になった一方で、効率ばかりが優先される日々。

そんな働き方にもやもやしてしまうこともありますよね。

悩んだとき、この記事が一度立ち止まって考えるきっかけになるとうれしいです。

タイパが大切なのもわかるけど

近ごろ、仕事でタイパを求められることが増えた気がする。

職場の人とのやり取りはチャットが中心で、会議はすべてオンライン。メールや資料づくりも、基本的にAIにおまかせ。

以前よりも人と直接話す機会が減ったり、自分でじっくり考える場面が少なくなった。

「あれ、自分がやりたかった働き方ってこうだっけ……」

効率ばかりを求める仕事に、息苦しさを感じてしまうことも。

納得して働くために、自分が大切にしたいことを忘れずにいたいですね。

仕事で、タイパより
大切にしたいものって?

タイパを求めることは悪いことではないけれど、もっと大切にしたいことは別にあるのではないか。

自分にとって欠かせない価値観は何なのか、一緒に考えてみましょう。

直接会って会話をすること

オンライン会議やチャットでの連絡は便利ですが、直接顔を合わせて話すからこそ伝わることがあります。

何気ないあいさつや雑談、休憩中に一緒に笑った時間。

そんなささいなコミュニケーションは、オンラインでは代えがたいもの。

直接会うことで、言葉だけでは伝わらない空気感や相手の表情にも気づけるような気がします。

何気ない会話から新しいアイデアが生まれたり、相手の表情を見て安心したり。

そうした瞬間がよりよい仕事につながっていくこともあります。

相手を思いやるひと手間

効率だけを考えると、省ける作業はたくさんあります。

でも、メールでひと言気持ちを添えたり、相手が受け取りやすい言葉を選ぶなど、ほんの少しの工夫で相手の安心にもつながります。

思いやりから生まれた気配りは、目には見えないけれど人との信頼を少しずつ育ててくれるはず。

「この人と一緒に仕事がしたい」と思ってもらえるのは、そんなひと手間があるからなのかもしれません。

わからないなりにも試行錯誤すること

仕事では、すぐに答えを出すことが求められる瞬間もありますよね。

なるべく早く解決したい。そんな気持ちから、ついAIに頼ってしまうことも。

AIに聞けば、答えは簡単に見つかります。

それでも、わからないなりに自力で調べてみたり、考えてみたり。

そうした過程があることで、自分らしい発想やていねいな判断ができることもあります。

正解にたどり着くまでの試行錯誤にこそ、その人らしさが表れるのではないでしょうか。

自分に納得感のある働き方、
どう見つける?

働き方に正解がないからこそ、悩んでしまうもの。迷ったときに試してみたいヒントをいくつかご紹介します。

わからない時間を無駄と思わない

むずかしい仕事では、わからなくて手が止まってしまったり、思うように進まなかったりすることもありますよね。

「こんなに時間をかけてしまって申し訳ない」
と感じてしまうこともあるかもしれません。

すぐに答えが出なくても大丈夫。苦労して取り組んだ経験は、必ず自分の糧となって残ります。

その積み重ねがいつか「あのとき悩んでよかった」と思える未来につながるはず。

回り道が多いほど、学びが多いのではないでしょうか。

自分なりの工夫をする「味付け作戦」

1日の仕事のなかで、ひとつだけ自分らしい工夫をしてみる。

わたしはこれを「味付け作戦」と呼んでいます。

たとえば、メールの文面をAIだけに頼らず自分の言葉にしてみる。

オンライン会議では、話しやすいように要点をまとめておく。書類を渡すときに、ほんの少し雑談を交えてみる。

そんな小さな工夫が、その人にしか出せない「味」になっていくような気がします。

「今日はこんなことを意識してみよう」と思うだけでも、仕事の向き合い方は変わるもの。

ゲームをひとつずつクリアしていくような気持ちで、楽しみながらできるといいですね。

「早く終わった日」より
「仕事をしてよかったと思えた日」を
思い出してみる

自分がどんなときに「仕事をしてよかった」と感じるのか、一度振り返ってみるのもおすすめです。

お客さんによろこんでもらえたとき。仕事のていねいさを上司に認めてもらえたとき。チームで協力してひとつの仕事をやり遂げられたとき。


人によって「よかった」と思える瞬間は、きっと違うはずです。

仕事を早く終わらせることがすべてではありません。

効率を大切にしながらも、自分の心が満たされた瞬間を忘れないこと。

それが、納得感のある働き方につながっていくのだと思います。

編集部のまとめ

仕事に限らず、タイパや効率を求められることが多い世の中。

だからこそ「これだけは譲りたくない」と思える価値観をそれぞれが持っていていいのだと思います。

急かされているように感じたら、まず一度立ち止まって考えてみる。

「今日も働いてよかったな」と思える日が、少しでも増えていきますように。

STAFF
text:mayuko
illustration:ざざ(@zaza.hibi)