世の中に捨てるものなし!?

まめさち

箱をあけたときに空気が入った袋を見たことがあると思う。商品同士がぶつかって傷つけあうのを防ぐためにいれる緩衝材である。

フェリシモの緩衝材

三角パックのような形が一般的かもしれない。だいたいが無地。ところがフェリシモの緩衝材には、上記のようにイラストが印刷されている。企業なので、無駄や効率が気になるのは当たり前だが、「遊べるところはみんな遊んでみる!」…… このあらがいがたい遊びの衝動に打ち負かされるところがフェリシモである。(と、ひとり私は思っている) このイラストは、私の友人がディレクターとしてフェリシモの楽しみ方を漫画にして紹介していたころ使っていたイラストで、なまずの「なま男」くん、かわうその「かわうそくん」がメインだ。賛否両論あるが、私はこのキャラクターたちがけっこう気に入っている。

この緩衝材、みなさんは商品が届いたら捨ててはいないだろうか?もし捨てていたらかなりもったいないことをしていると思ってほしい。これは切り離し方によって活用できるのである。「『ありがとう』『thank you』には意味があるのよ」と友人のディレクターは言う。なんとポチ袋として使えるというのだ。まずつながっている緩衝材を切り離す。次に上部を横に切ると袋になる。あ~ら、不思議、立て替えたお金やおつり、おみやげのお菓子をさりげなくおすそわけするときに便利な小袋に変身する。

リメイク方法

文字を浮き立たせたい場合は台紙を入れるといい。この台紙にメッセージを書くのもありである。

おみやげのお菓子をさりげなくおすそわけするときに便利な小袋に変身

わたしをさらに驚かせたのは、これをスーパーのレジ袋型にした友人である。この場合は「天」の部分を残さないといけない。そして、手になる部分と真ん中をコの字にはさみを入れる。すると小さなレジ袋になるのである。これでおつりを返金してくれたときは、かわいさにシビれた。

小さなレジ袋にもなる

ベランダで獲れた自家製プチトマトなどどうだろう?悶絶すること間違いなしである。(誰が?)まだまだこれに入れたらかわいいもの、切り方によってはほかの形もかんがえられるのではないかと妄想する毎日。みなさんもぜひやってみてほしい。

※まめさちさん&ご友人の個人的な利用方法です

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まめさち
遠い未来より身近な日常、身近な友だちがとても大事に思えるようになった今日この頃。モットーは「半径5メートルをこよなく愛す」です。

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