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プランナーコラム 実は話

失敗はこりごり! 生理の不安に寄り添うペチパン

「もうモレたくない!」失敗談が企画のきっかけに

こんにちは!プランナーNです。10年以上前から多くの方に支持されているサニタリーアイテムの「やわらかペチパン」。実はこの商品、お客さまからのお声から誕生し、リニューアルを経て今に至ります。今回はこのロングセラーの誕生の経緯をご紹介します。

以前のflufeelではお客さまのアイデアや悩み事を募集し、商品を企画するコーナーがありました。そこに届いたのが生理の「モレ」に関するお悩み。「過去に大失敗したことがあります。娘もそろそろ初潮をむかえます。生理の日は不安が多いので企画しました。」というコメントとともに、生理用ペチコートのアイデアイラストが添えてありました。

当時は今ほどナプキンの種類もなく、量が多い日はモレてトイレでがっくり落ち込む、あのなんとも言えない気持ち……担当プランナーも大失敗の経験がありこの企画アイデアに大いに共感しました。 個人差はあれど、誰もが経験しているであろうこの気持ちに寄り添いたい! そんな想いでこのアイデアを採用し、具体的な商品企画に動き出しました。

 

ズレる、染み出る、お悩みに徹底的にこたえる!

生理の日の失敗談って誰もがあるはずだけど、なかなか人には言えない悩みでもあります。だからみなさんの意見を聞いてみようとアンケートを実施しました。すると、失敗談や生理のときの過ごし方の不安などたくさんの意見が寄せられました。

サニタリーショーツをはいていても、日中動くとズレてしまってカバーできず染み出てしまった」という失敗談や、「身生地と防水布の縫い目のところから染み出てしまった経験がある」という声。「外出や会議など長時間ナプキンを交換できないときは不安……」などなど、このアンケートを通して、生理の不安は根深いことを実感。

まず大事な形状に関してはウェブでアンケートを実施し、当初のアイデアのペチコートタイプからパンツタイプの形状に変更し、着こなしを選ばす、モレが一番不安な内またまわりをカバーできるようにしました。

そのほかにも、みんなの不安を解消するアイテムとなるように企画者やモニターの方々に繰り返しチェックをいただき、素材や仕様を詰めていきました。(※2009年一部仕様を変更しています。)

サニタリーショーツはクロッチまわりだけが防水布になっていることが多いのですが、フロントのウエストからヒップの上まで広範囲を防水布でおおううことで、サニタリーショーツとセットになったナプキンがズレたときのモレにも対応できるようにしました。

そして、縫い目からのモレにも注目して、内またとヒップまわりにある縫い目の部分に防水テープをほどこし、ボトムスへの染み出しへの配慮も加えました。

 

これでもう、不安な気持ちで外出しなくていい!

外出先で洋服に染み出してないかハラハラドキドキとした気持ちを抱かないために、洋服との相性もポイントにおいて最終の仕様を詰めていきました。

つるりとした生地を選ぶことで、すべりがよくペチコートのようにパンツやスカートを合わせやすくしました。洋服に合わせたときに透けが気にならないことを意識し、ヌードベージュ・ベージュ・ブラック・ピンクの4色を選びました。ペチパンはシンプルになりがちなので、すそにレースをあしらって女性らしさをプラス!

こうして、サニタリーショーツにぺチパンを重ねる新しい発想で、生理のときの不安に寄り添うアイテムが誕生しました。あるお客さまの失敗経験をきっかけに生まれた企画でしたが、2006年の販売から2009年に一部仕様を見直して進化し、多くのお客さまから支持されてきました。誰もが経験のあるブルーデイの失敗。不安に寄り添うこのペチパンで、生理の日も前向きに! ぜひ一枚持っておいて欲しいアイテムです。 

聞かせて みんなの実は話

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