水中メガネのアイマスク / ユキンコの自遊きままな暮らしの手づくり

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先日、学生時代の友人Aちゃんから久しぶりに連絡がありました。学生のころからシンディ・ローパーが大好きだったAちゃんが、「最後の来日コンサート」を観るため近くまで来るというのです。Aちゃんがシンディを観るのは数十年ぶりかもしれませんが、私にとってもAちゃんとはめったに会えないくらい、お互いの物理的距離は離れています。久々の再会では長い空白を埋めるように楽しくおしゃべりしました。

Aちゃんとは、学生時代に同じアパートに住んでいた縁。ある時、Aちゃんのお母さんが仕送りに入れてくれたフェリシモのカタログを、「一緒に見よう」と誘ってくれたのが、私とフェリシモの最初の出会いでした。Aちゃんのお母さんは、長年のフェリシモの愛好者。私は素敵な商品満載のカタログを見て「こんな会社があるんだ!」と感動したのでした。


あれから約30年。不思議なご縁で今は私がフェリシモで手芸作品を連載しています。このきっかけをくれたのが、ほかならぬAちゃんでした。

「Aちゃん、今はなんでも作れるようになったよ。何かリクエストしてくれない?」と聞くと、「前に土偶のアイマスクを見かけて欲しかったんだけど、そのとき買いそびれちゃって」と。「ど、土偶の……?」

わかっているようで、全然わかっていなかったAちゃんの独特の好み。せっかくなら、期待をいい意味で裏切るユニークなデザインにしようと、ツタンカーメン、スフィンクス、フクロウ、たぬきなど、瞳が印象的なモチーフや古代遺跡モチーフなどをいろいろ考えました。


そんな中、ふとAちゃんが雑談で「魚モチーフが大好き」「サーフィンを始めた」と話していたのを思い出し、水中メガネ柄にしようと決めました。市販のアイマスクはゴム仕様が多いのですが、締め付けが強いとストレスになるし、時間が経つとゆるんできます。そこで、サイズ調節がしやすい面ファスナー仕様に。寝転んだ時に邪魔にならないよう、後頭部ではなく横に配しました。Aちゃん、気に入ってくれるかなあ。

次回もお楽しみに。

ユキンコ

『クチュリエの種』創刊時から作品を担当。娘の成長とともに自分の時間も増えてきました。 最近はソーイングにどっぷりはまり中。 

Instagram:@yukinko_no_kurashi

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