憧れのカルトナージュ! 実は、おうちにあるものでも簡単に作ることができるんですよ。チャレンジしてみましょう。
目次
カルトナージュとは?
カルトナージュとは、フランス語で厚紙工作という意味。厚紙(carton)で組み立てた箱などに、お気に入りの布や紙を貼り付けて仕上げるフランスの伝統工芸です。18世紀頃、南仏で蚕(カイコ)を入れる紙箱に装飾をほどこしたものが発祥だそうですよ!今回は、身近な素材の牛乳パックをベースに、小物入れを作ってみましょう!
必要な材料と道具
◇材料
カルトナージュを彩る布や色紙は、好みの柄を選んでください。
・牛乳パック(1000mlのもの)
箱のベースに使用します。
・布a 約31×9.5cm
・布b 約8.7×8.7cm
・布c 約9×11cm
・布d 約2×7cm
・色紙 約16×23cm
・リボン 4cm
◇道具
カルトナージュは、身近にある道具で作ることができますよ!
・接着剤
・小さな容器
・カッターナイフ
・ハサミ
・ボールペン
・筆・刷毛
・定規
◇裁断図
裁断図を参考に、牛乳パックと色紙を裁断しましょう。
作り方(牛乳パックで作るふたつき小箱)
まずはカルトナージュの土台となる、小箱を作るところから始めます。
牛乳パックと色紙を裁断図を参考にカットします。
POINT
牛乳パックの柄が透ける時は白い紙を貼り付けてから布を貼りましょう。
接着剤は原液に水を混ぜ、ヨーグルト状に練って使用します。
牛乳パック「A」の端に接着剤を塗り、布aの折り代を1cm貼ります。
少し引っぱりながら布aを1周貼り付け、最後は端に合うように布を折り返して貼ります。
底の折り代を折り返して貼ります。
折り代の角は0.1cm残して三角に切って貼ります。
入れ口は四隅に切り込みを入れ、内側に折り返して貼り付けます。
色紙「G」の四隅をカットし、内底に貼ります。折り代は折って側面に貼ります。
色紙「E」、次に「F」をそれぞれ向かい合う内側面に貼り付けます。
牛乳パック「C」に布bを貼ります。
「A」の底に⑨を貼ります。
布cに牛乳パック「B」と「D」を貼り、ふたを作ります。
折り代を内側に折り、牛乳パック「B」と「D」の間に布dを貼ります。リボンを二つ折りにして接着剤で貼ります。
色紙「H」を⑫の裏に貼り付けます。
ふたを本体に接着剤の原液で貼り付ければ完成です。
いろんな布地でアレンジしてみました!
布や色紙の組み合わせをアレコレ考える時間もとても楽しいですよ。
ラベルなどをつけて、自分流に楽しんでくださいね!
その他のカルトナージュ作品
身近に飾りたい、かわいいカルトナージュの手づくりをご紹介。
◇カルトナージュのお裁縫箱
お手持ちの空き箱もギンガムチェックの布を貼れば、素敵なお裁縫箱に変身!
布のパターンを利用してふたにクロスステッチをあしらって仕上げました。お部屋に置いているだけでも、さまになりますよ。
◇カルトナージュのかご
シール付きのクロス・テープを使えば、お手軽に“カルトナージュ”ができちゃいます。
かご本体は、使用済みのガムテープの芯とセロハンテープの芯を組み合わせて作ったものです。割ピンを使って、持ち手が動くようにつけているのもポイントです。
◇カルトナージュのボックス
厚紙をカットして箱本体から作る、カルトナージュに挑戦。
作り方を参考に、お好みのサイズにアレンジしてくださいね。ボタンやリボン、レースを使って、ギフトボックスにしても素敵ですよ。
自分らしいカルトナージュを楽しもう
使う布や紙など素材・色柄にこだわると、自分らしいカルトナージュができあがりますよ! ぜひ、工夫してみてくださいね。
クチュリエブログでは、 さまざまな手づくりのコツやたくさんのお役立ち情報を掲載しています。手づくりキットを販売しているクチュリエショップや、公式SNSアカウントもお見逃しなく!
関連記事
最近読んだ記事
おすすめコンテンツ
手芸・手づくりキット、ハンドメイド雑貨のお買い物はこちら