ひとつ作るとまた作りたくなる 和の手芸「つまみ細工」の不思議
2017年12月1日(金曜日)
クチュリエで人気のつまみ細工。前回は、つまみ細工の素晴らしさについて、つまみ細工作家の間彦由江さんにお話をおうかがいしましたが、今回は、初心者の方にも作っていただきやすい、小さな一輪咲きをたくさん作ってまるで花図鑑のようなつまみ細工のキットに込められた思いを間彦由江さんにお聞きしました。
短時間で作れて、たくさんのバリエーションが楽しめる!
この「小さな一輪に個性がキラリ つまみ細工の花図鑑の会」キットは、一輪咲きのお花を作っていくのですが、お花の種類は全部で30種類! 1回のお届けで2種類のお花を作っていきます。そのでも間彦由江さんのお気に入りは「簡単なのに、かわいい」乙女百合だそうです。
ブローチピンやボールチェーン、マグネットなど、おまけもついてくるキットなのでアレンジもいろいろ。お花が小さいので、例えば、カチューシャにたくさん付けたり、着物の帯留のモチーフにしたり、いくつも並べてガーランドのように部屋を飾るなど、複数づかいも素敵なキットです。工夫次第でいろいろ楽しめそうですね。
作るたびにコツがわかって、どんどん楽しく
「はじめは生地の扱いに慣れないと思いますが、ひとつ作れたら絶対楽しくなるはず! ちりめん生地のふんわり感や色のかわいらしさを楽しんでくださいね。 」と、間彦由江さん。
ピンセットの扱い方や接着剤の量も、何個か作っていくうちにだんだんコツがつかめるそうです。その点、このつまみ細工キットは、はじめてさんにもぴったり!
色合わせは、あえて反対色を合わせてみるのも
また、クチュリエには「つまみ細工に最適! 華やかな彩りあふれる一越ちりめんカットクロスの会」という、カットクロスの生地だけの販売もあり、つまみ細工の楽しさがさらに広がっています。「色合わせは同系色もいいですが、反対色を合わせても素敵な作品になります。着物の柄はたくさんの色が入っているのにおかしくない。色はばらばらでも、まとまりのつく色を一色入れることでバランスが成り立ちますよ」と、間彦由江さんからつまみ細工のアドバイスをいただきました。
カラフルな生地を見るとテンションアップ!
「一越ちりめんカットクロスの会」は、間彦由江さんもテンションが上がるのだそう。「たとえば、食事に行っても盛り付けが素敵だったり、色がきれいだとテンションが上がります。雑貨が好きなので おしゃれなお店に行くとさらにテンションアップです。それと同じような気持ちですね」。
次回は、間彦由江さん流の作品づくりやつまみ細工を楽しむコツをおうかがいします。お楽しみに。
クチュリエでは、初心者さんから上級者さんまで楽しめる「つまみ細工」キットがいろいろそろっています。下の「特集を見る」ボタンからチェックしてみてくださいね。
本記事で紹介した商品はこちら
小さな一輪に個性がキラリ つまみ細工の花図鑑の会
小さなお花につまみ細工の魅力を詰め込んだ、続けて楽しい集めてうれしい、花図鑑のような一輪咲きの新シリーズ。 基本の3つのつまみ方と簡単な応用だけで和洋のお花全30種類が完成。
つまみ細工に最適! 華やかな彩りあふれる一越ちりめんカットクロスの会
つまみ細工に最適な「一越(ひとこし)ちりめん」のカットクロスのセットです。美しい柄布のほとんどは職人さんによる手染めで、ほかにはない豊富なバリエーションが実現しました。