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被災地に花や緑を届けたい 続:プランター寄贈報告

みなさまからお寄せいただいた毎月100円義援金(基金)を通じて、
5500個のプランターを被災地に寄贈しています。
それは、避難所から仮設住宅へ移る人が増えていく中で、
生活の中で少しでも植物を通して心安らぐ時間をお届けできたらという思いからでした。
寄贈先は「遠野まごころネット」。
震災直後に岩手県遠野市でスタートしたボランティア組織です。
「遠野まごころネット」は被災地で活動する50を超える団体と連携。
地理的にも遠野市は釜石市や大槌町、陸前高田市など三陸地域への拠点にもなるところから、
全国から集まった400名を超えるボランティアの方々とともに
連日、被災地での活動を行っています。
寄贈したプランターはさまざまな団体と連携し、被災地で活用されています。
「遠野市に民泊にきた塩釜市の中学生たちも、被災を身近に感じ、
仮設住宅に寄贈するプランターの準備を手伝ってくれました」
と語るのは、遠野まごころネットで「まごころだね!」という活動を担当する伊勢崎さん。
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また、7月に大槌町で開かれたイベントでは、花や野菜を植えるワークショップを開催。
特に野菜の苗が人気で、トマトやナスなどが次々となくなっていったそうです。
後日、町内で持ち帰った人に会うと「収穫したよ」「おいしかった」など声をかけてくれたとか。

「津波の被災地はまだまだ緑が少ないのが現状で、
震災から半年たつにもかかわらず瓦礫も残っています。
多くの人が花や野菜などの植物を見たり、触れたりすることで、
気持ちが前向きになり、希望をもつことができたら」
遠野まごころネットでは、今後、仮設住宅で不安を抱えたまま引きこもる人を出さないようにと、
点在する仮設住宅の間の、人々が歩いて集える場所で、コミュニティー菜園を作り、
被災地の人々が一緒に花や野菜、ハーブなどを育てる空間づくりがスタートしています。
* * *
フェリシモは、被災地の方々と一緒に、少しつづでも息の長い支援をに取り組んでいきたいと思います。
ぜひ、今後も義援金(基金)の活用について、みなさまからもご意見をお寄せください。

ご意見はこちらで受け付けています。

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