しばらく連絡していない友だちの顔が、ふとした瞬間に浮かぶことがあります。
会いたいな、と思うのに、メッセージを送れないまま時間だけが過ぎていく。
久しぶりの友だちを誘いたいけれどためらってしまう、そんな気持ちをほぐすヒントをお届けします。
会いたい気持ちは、ふとしたときに

スマホが「〇年前の今日」と昔の写真を見せてくれることがあります。
そこに写っていたのは、しばらく連絡していない友だちでした。
懐かしさが込み上げてくると同時に、ちょっと切ない気持ちも混じってきます。
あのころみたいに会えたとして、あのころと同じように笑えるだろうか。同じ時間を楽しめるだろうか。
自分は変わった、それはわかっています。でも相手がどう変わったのか、あるいは変わっていないのかが、もうわからない。
その非対称な感じが、懐かしさに寂しさや切なさといった影を落とします。
「会いたい」という気持ちは本物なのに、スマホを手に取ったまま、結局メッセージを送らずにいました。
急に誘うのはやっぱり不安
なぜ誘えないのか、少していねいに深堀りすると、いくつかの「引っかかり」が見えてきます。
相手の今が見えない
アラサーは、ライフステージが大きく動く時期ですよね。数年ぶりの友だちが今どんな生活をしているか、想像しにくくなっています。
子育て中なら休日の身動きはどうなのか、パートナーに子どもを預けられる環境なのか。
聞きたいことは山積みなのに、何から確認すればいいかわからなくて、連絡すること自体がおっくうになってしまいます。
話が合うかどうかわからない
自分の価値観や状況が変わってきたように、相手にも変化があるはずです。でもその変化が見えないから、会ったときに何を話せばいいのか、うまく話せるのかどうかが不安になります。
共通の話題だと思っていたことが、もう遠くなっているかもしれない不安もありますよね。
自分だけが思っているのかも
会いたいと感じているのは、自分だけだったらどうしよう。相手にとっては「今さら」と思われるかもしれない。そういう不安が頭をちらつくと、「やっぱりいいか」と気持ちがしぼんでいってしまいます。
「昔話だけ」で終わってしまわないか
また会えたとして、懐かしい話に花を咲かせるのはもちろん楽しいです。でも、それだけで終わってしまわないかな、という欲張りな不安もあります。
お互いの気づきになったり、元気をもらえたり、リフレッシュできたり、そんな実りのある時間にしたい。
だからこそ、昔話以外に共通して話せることがあるかどうか、ちょっと気になってしまいます。
ためらいをゆるめるヒント

ためらう気持ちには、それなりの理由がありますよね。でも、その気持ちを少しやわらげるヒントも、いくつかあるのではないでしょうか。
SNSをきっかけにする
引っ越し報告、結婚報告、誕生日。SNSで目にしたその人のニュースは、連絡する口実になります。
「おめでとう」のひとことから始めるだけで、久しぶりの壁がずいぶん低くなります。
完璧なタイミングを待たなくていい、きっかけは身近にあるものでいいと思います。
共通の友人を巻き込む
ひとりで連絡するのがためらわれるなら、共通の友だちとの話題に自然に名前を出して、連名で誘う形もあります。「みんなで」という文脈があると、お互いの緊張がやわらぐ感じがしませんか?
返信を待つドキドキも、悪くない
送信ボタンを押した後の、あのそわそわした感覚。久しぶりに誰かへ連絡したとき特有の、胸のあたりがざわつく感じ。そうやって自分の心が動いていることを味わうのも、悪くないですよね。
相手も同じようにためらっていたりする
実際に会ってみると、相手も同じように連絡を迷っていた、ということが少なくありません。勇気を出して送ったメッセージが、向こうの背中も押していたりします。連絡してよかった、と思える瞬間は、意外と近くにあると思います。

