この「よく見ると水玉ワンピ」は、生地ブランド〈シャトルノーツ〉の生地を使っています。 今回は播州織りで有名な西脇市にある、生地屋さんと生地の加工屋さんにおじゃましてきました。
二重織りの素材ですが、表は60番手の綿糸、裏面は同じく60番手の綿ウール糸で織り、二重織りの留めの部分は丸くドット模様になっています。留め部分は表と裏糸が入れ替わるので、表面のドット部分は綿ウールになります。綿糸と綿ウール糸の染まり具合の差を利用して、よく見ないと分からない水玉模様をつくっています。この生地を織っているのはジャカード機。織機の上から6400本もの通じ糸が垂れていて、天井に置いてあるコンピューターがこの通じ糸を使って、横糸が通る場所を操り柄を作っています。 この生地は細糸で密度もあるので、織るのにとても時間がかかるのだそう。1日17時間織り続けて通常の生地なら200mは織れるところ、この生地は半分の100mくらいしか織れない。 それでも「いい生地でしょ!」と説明してくれた荒木さんは笑っています。 その笑顔からは生地に対する「どこにも負けないぞ」という自信が伝わってきました。 生地は織られたあと、糊抜きや染色などの加工工程があります。
今回は、シャトルノーツの生地のほとんどを手掛けている加工屋さんも見学させていただき、ずっと見てみたかったサーキュラー染色機を初めてみることができました。
この機械は、生地を突っ張った状態ではなくフリーの状態で輪になったパイプの中を水流の力によってぐるぐるとまわしながら染める機械です。 もともとは化学繊維の生地を染めるのに開発された染色機ですが、生地にテンションをかけずに洗ったり染めたりできるので、やわらかくふんわりとした風合いを作ることができます。 そしてさらにおどろくことがありました。生地をタンブラー乾燥機で乾かしていました。 企業秘密なので詳しく書けませんが、タオルなどを乾燥機で乾かすとふわふわになるのと同じです。「シャトルノーツの人たちはいろいろこだわった生地を織ってくる。なので、私たちは織るときに仕方なく使った糊やワックスなどを、できるだけ生地に負荷をかけずに取り除くことを第一に考えています。」 といろいろ教えてくださった亀田さんがおっしゃっていました。お互いを認め合った匠たちが揃ったからこそ作ることができた風合いを、じっくりと感じてください。
LineUp
item137
天じくカーディガン
item136
反毛天じくTシャツ
item135
極細糸で刺しゅうした
トップス
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ラッセル編みトップス
item133
反毛裏毛のトレーナー
item132
麗しのレースチュニック
item131
クリスマスローズのイヤカフ
item130
贅沢カットソータートル
item129
シャトルウール
チェックスカート
item128
ラッセルカーディガン
item127
しっかり天じくワンピース
item126
草花刺しゅうブラウス
item125
ヤマブキソウの花の耳飾り
item124
氷の粒の耳飾り
item123
経編みポロシャツ
item122
経編みヒッコリー
ワンピース
item121
究極のタンクトップ、
Tシャツ、Tトップス
item120
ストライプの
割烹着ワンピース
item119
刺繍レースの耳飾り
item118
Vネックカットソートップスと
ラッセル編みのキュロット
item117
卯の花ブラウス
item116
くつした植物園の忘れモノ
item115
相良刺繍のトップス
item114
イヌタデの耳飾り
item113
ラッセル編みパン
item112
素敵なトレーナー
item111
タックを折り込んだチュニ
ック
item110
島育ちのリネンシャツ
item109
経編みパーカートップスと
経編みポロシャツ
item108
赤いパーカーワンピース
item107
すずらんの花チュニック
item106
クレリックな
ストライプチュニック
item105
刺しゅうで作った
耳飾り
item104
ジップアップトレーナー
item103
布の葉っぱの耳飾り
item102
ジャージーワンピースと
ジャージーパーカー
item101
お上品シャツ
item100
サーフニットワンピース
item99
ポロシャツ風シャツ
item98
黒と白のスリッポン
item97
枝垂れパールの耳飾り
item96
十八番のギンガムワンピ
シャツ&シャツ
item95
変わり種Tシャツ
item94
ぶ厚いくつした
item93
フェルト玉
ピアス&イヤリング
item92
スエードみたいな
カットソートップス
item91
十八番のワンピシャツ
item90
渾身の
ギャザートップス
item89
カットソーで作った
割烹着ワンピ
item88
魔女のサンダル
item87
魔女のネックレス
item86
田中さんちの女優帽
item85
27本のピンタックトップス
item84
しっかりしすぎてる
裏毛Tシャツ
item83
はきごごち
満点レギンス
item82
柄々くつした
item81
隠しチェックのダブル
ガーゼトップス
item80
パーカーディガン
item79
ちょいもこ
パイルトップス
item78
働き者のパーカー
item77
水玉雪玉ワンピース
item76
魔女のベレー帽と
ネックレス
item75
綿パイルの靴下
item74
しゃぶしゃぶワンピース
item73
働き者のトレーナー
item72
kazumiと田中の帽子
item71
働き者のTシャツ
item70
バブルジャカード
トップス
item69
日野さんの
ペイズリーワンピース
item68
いけてる街ぞうり
item67
お気に入りで着倒した
トレーナー
item66
春霞がかかった
ワンピース
item65
ツイルニットの
リボンチュニック
item64
ボーダーと無地の
パイル靴下セット
item63
ステッチワンピース
item62
とにかくタイツ
item61
実りのバングル&ネックレス
item60
日野さんのブラックウォッ
チトップス
item59
働き者のパーカー
item58
お日さまと雲と月と星の
スニーカーとスリッポン
item57
クレオパトラのネックレス
item56
大人なパールリボンネック
レス
item55
日野さんハワイアンキルト
柄ワンピース
item54
こだわりだらけのシンプルT
シャツ
item53
いけてる街ぞうり
item52
日野さんの横縦ワンピース
item51
お日さまと雲と月と星のス
リッポン
item50
白か黒かワンピース
item49
双子のパイル靴下
item48
一足二鳥の靴下、絹巻きは
らまき
item47
日野さんのジャカードワン
ピース
item46
金平糖ネックレス
item45
吊り裏毛風味のふんわりパ
ーカー
item44
夏模様恋模様ワンピ
item43
天女の天じくブラウス
item42
アメカジTシャツ
item41
ブラックウォッチ
ワンピース
item40
花染めストール
item39
小粋なTトレーナー
item38
一足二鳥の靴下
item37
バイカラーワンピース
item36
英国ウールのニット
ワンピース&トレーナー
item35
見えない水玉ワンピース
item34
チェックと水玉が
織り込まれたマフラー
item33
シュリンクパールと
レースの花ネックレス
item32
愉快などうぶつたちの
指輪
item31
アンデスの風
トレーナー
item30
透け織りストール
item29
ふたりは仲よし
ブレスレットセット
item28
プレミアムな
白ブラウス
item27
銚子育ちの
ストライプワンピース
item26
インディゴヘリンボーン
ワンピ
item25
和歌山生まれの
トレーナー
item24
名探偵ハット
item23
水玉ダブルガーゼワンピ
item22
一足二鳥の靴下
item21
重ねばきする靴下
item20
日野さんの40本タック
ブラウス
item19
三つ巴ストール
item18
ぐるぐるリボン巻き
ブレスレット
item17
揉むほどに味が出る
革かばん
item16
ぐるぐるブレスレット
item15
ソーダの泡チュニック
item14
風の通り道ストール
item13
匠のスエードかばん
item12
お日さまと雲と月と星の
スニーカー
item11
藍と麻の
シャツ、ワンピース
item10
落ち綿が隠し味の
インディゴうどんシャツ
item9
匠の虫喰いストール
item8
重ねばき靴下
item7
信濃撫子ワンピ
item6
葡萄のネックレス
item5
匠の革鞄
item4
潮風ワンピ
item3
パン屋さんのパンツ
item2
鶴の恩返しワンピ
トップス、シャツ
item1
匠のしましま手袋、
匠の模様手袋
よりイメージ通りのモノができるように、価格以上の価値のあるモノができるようにと、
サニークラウズでは中国工場と直接契約を結び、商品生産を行うことで、
コストの削減と情報伝達の簡素化を行ってきました。
手探り状態で始めてからもう十年以上がたちました。
始めのころはできないことだらけだったのに、日進月歩で技術力が向上し、
日本でできるほとんどのことが、今では中国でもできるようになっています。
しかし、岡山産ジーンズを企画したことがきっかけで、
「やっぱり日本でしか作れないモノがある」と感じるようになりました。
それは、作り手の心意気や誇り、日本人の価値観のようなものが伝わってくるモノ。
日本製=良質ではありません。中国ならできるのに日本ではできないこともたくさんあります。
両方のよい点、悪い点が分かりだした今だからこそ、
これからは日本の生産背景でしかできないモノ作りをみなさんに紹介していきたいと思い、
この「和モノづくり」を始めました。日本人ならではの匠の技を駆使したアイテムを、
企画していこうと思っていますのでご期待ください。