和モノづくり。とは
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item17 揉むほどに味が出る革かばん

和モノづくり。

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揉むほどに、使うほどに。

去年の秋、「匠の革鞄」を販売したのですが、実はそれよりも前に企画を始めていたのが、今回の「揉むほどに味が出る革かばん」。ヌメ革のかばんは、使い込むほどに色合いや表情が変わっていきます。ちゃんと「こうなってほしい」と想像しているとおりに変化してくれるかを確認するため、最終サンプルを作ったあと、一年間実際に使ってみることに。その結果、シボの出方やくたり具合など、充分満足のいく風合いに変化してくれたので、今回、満を持して販売する運びとなりました。

新しくピカピカの革でも、使い込むほどに味わいが増すのが本ヌメの革です。

皮から革にするために、「なめし」という工程があります。もともとの皮は、腐敗してしまいますが、腐らないようにすることと、そして革をやわらかくするためになめし作業を行います。なめしには、植物性のタンニンを使って行うタンニンなめしと、化学薬品を使ったクロムなめしがあります。クロムを使うと時間が短くてすむのですが、使い込むほどに味わいが深まっていくのはタンニン。なのでタンニンなめしでお願いしました。

革は一枚ずつ色や厚みが違います。

まず大きな木のドラムで、皮を水と薬品といっしょに攪拌(かくはん)し、塩抜きや毛除去を行います。

今回は姫路にあるタンナーさん「セクション」の瀬戸さんにお世話になりました。「瀬戸さんならどんな革でも作れる」とみんなに言われている革の匠です。その瀬戸さんに、今回使っている革ができるまでを教えてもらってきました。軽くなめし加工がされた状態で瀬戸さんのところにやってきた革は、瀬戸さんの手により、もう一度しっかりとなめし加工と染色加工がほどこされます。現在のなめし剤は、ミモザ・タラなど、4種類の植物からとれるタンニンが主流で、それぞれに特性があって革の用途によって使い分けたり混ぜ合わせたりするそうです。また、オイルもいっしょに投入するのですが、このオイルも何種類もあり、しなやかにしたり光沢を出したりと、どんな革にしたいかによって使うオイルを変えるそうです。なめしと染色が終わった革は、磨きをかけたり、プレスをかけたりしてみるみる表情を変えていきます。革はどれも少しずつ染まり具合が違いますので、最後に染料を噴いて微調整をして完成。ムラ感のある、なんとも雰囲気のいい革ができ上がります。

この機械で、表面にオイルや塗料をまんべんなく吹き付けます。

アイロンと呼ばれるプレス機。

最後は完全に手作業で色合いを調整します。

雰囲気のある色合いに仕上がりました。

今回は、味わいが少しでも出ている状態でみなさんのお手もとに届けたかったので、「空打ち」という工程を入れて、革の段階で少しシボなどの風合いを出してもらいました。そして、縫製が終わってから、ある程度手で揉み込む作業をすることにしています。さらに味を出したい場合は、お客さま自身で揉み込んでいただければと思います。キズやしわやシミも味のうちですので、ガンガン使い倒して風合いや色合いの変化を楽しんでほしいです。

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「和モノづくり。」とは?

よりイメージ通りのモノができるように、価格以上の価値のあるモノができるようにと、
サニークラウズでは中国工場と直接契約を結び、商品生産を行うことで、
コストの削減と情報伝達の簡素化を行ってきました。
手探り状態で始めてからもう十年以上がたちました。
始めのころはできないことだらけだったのに、日進月歩で技術力が向上し、
日本でできるほとんどのことが、今では中国でもできるようになっています。

しかし、岡山産ジーンズを企画したことがきっかけで、
「やっぱり日本でしか作れないモノがある」と感じるようになりました。
それは、作り手の心意気や誇り、日本人の価値観のようなものが伝わってくるモノ。
日本製=良質ではありません。中国ならできるのに日本ではできないこともたくさんあります。
両方のよい点、悪い点が分かりだした今だからこそ、
これからは日本の生産背景でしかできないモノ作りをみなさんに紹介していきたいと思い、
この「和モノづくり」を始めました。日本人ならではの匠の技を駆使したアイテムを、
企画していこうと思っていますのでご期待ください。

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