和モノづくり。とは
SUNNY CLOUDS 和モノづくり
Made in Japan

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item15 ソーダの泡チュニック

和モノづくり。

?和モノづくり。とは?

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気仙沼から、繋ぐ想い。

今回の和モノづくりでは、去年の夏に「潮風ワンピース」でご紹介した、気仙沼にある日野工場さんにもう一度おじゃまさせてもらいました。取材で日野さんのところを訪れたのは、震災から2年が経った3月12日。一年前に取材に来たときは、まだあちこちに瓦礫や流された船が散乱していましたが、この1年で瓦礫はずいぶんと片づいたように感じました。しかし、まだまだ津波の爪あとは深く、復興には長い時間を要するのだと改めて感じました。

笑顔が素敵な日野ご夫妻。今年はプレハブの工場で再出発です。

日野さんのところに着いて、まず目に入ってきたのが自宅の前に建ったプレハブの工場。一年前は、周りで唯一流されなかった自宅の1階を工場にして縫製や仕上げを行っていたのですが、現在はプレハブ工場のほうで縫製を行い、自宅のほうでは検品と仕上げを行っています。ミシンも本縫いミシンが7台と巻き縫い用ミシン1台だったのが、本縫い20台に巻き縫い2台と倍以上に増えていました。縫い子さんたちも7人から13人へ。街の復興はちょっとずつ進んでいますが、日野さんはぐんぐんと前に進んでいます。そして、今年の4月はもうひとつプレハブを建てる予定なのだそう。「作業場をちゃんときれいにしておかないといいモノは作れない。今はまだ狭すぎるから」と、日野社長はやさしくほほえみながら話してくれました。そして設備も、ハトメかがりなど特殊な仕様専門のミシンを入れていきたいそうです。

裁断の現場では、日野さんの表札が大活躍。型紙を押さえる重しにするのに、ちょうどいい重さなのだそう。

生地をぜいたくに使うので肩部分と首ぐりの分量は、寸法のほぼ倍の長さになります。

一気にギャザーを寄せて縫うと均等に寄せにくいため、一度ざくっと寄せて縫います。

そしてレースを縫いつける際に、寸法を合わせて再度ギャザーを寄せます。ひと手間かけた分、均等できれいに仕上がります。

日野工場は創業42年の老舗、震災前はさまざまな専門機械があったそうですが、そのすべてを津波で流されてしまいました。「専用のミシンがあれば、もっと速くきれいな商品が作れるし、パンツだって縫えるようになる。元のなんでも縫える工場に戻したい」と語る日野さんの声は、静かでしたがとても力強く、想いがこもっていました。自宅のほうは、一年前とほぼ同じく屋根や壁の一部をブルーシートで覆ったままでした。「家のほうは直さなくても大丈夫なのですか?」とお聞きしたところ、「家を直すより工場を直すほうが大事。仮設住宅に入っている人もたくさんいるのに、住めるだけで充分。」と笑っておられました。震災でほとんどのモノを流されてしまっても、次の日から服づくりを続けることを考えていた日野さん。この工場で縫われるものには、そんな日野さんのひたむきさと前向きな気持ちが詰まっています。

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「和モノづくり。」とは?

よりイメージ通りのモノができるように、価格以上の価値のあるモノができるようにと、
サニークラウズでは中国工場と直接契約を結び、商品生産を行うことで、
コストの削減と情報伝達の簡素化を行ってきました。
手探り状態で始めてからもう十年以上がたちました。
始めのころはできないことだらけだったのに、日進月歩で技術力が向上し、
日本でできるほとんどのことが、今では中国でもできるようになっています。

しかし、岡山産ジーンズを企画したことがきっかけで、
「やっぱり日本でしか作れないモノがある」と感じるようになりました。
それは、作り手の心意気や誇り、日本人の価値観のようなものが伝わってくるモノ。
日本製=良質ではありません。中国ならできるのに日本ではできないこともたくさんあります。
両方のよい点、悪い点が分かりだした今だからこそ、
これからは日本の生産背景でしかできないモノ作りをみなさんに紹介していきたいと思い、
この「和モノづくり」を始めました。日本人ならではの匠の技を駆使したアイテムを、
企画していこうと思っていますのでご期待ください。

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