和モノづくり。とは
SUNNY CLOUDS 和モノづくり
Made in Japan

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item12 お日さまと雲と月と星のスニーカー

和モノづくり。

?和モノづくり。とは?

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足袋から 始まる物語。

「つちや足袋(たび)」からスタートし、今年で創業140年のムーンスターさんにお願いして、サニークラウズの服に似合うスニーカーを作ってもらいました。
靴の製作は、まずはラスト(靴型)づくりから。ラストとは靴の基本的な形を決める型で、このラストに合わせてアッパーやソールを成型していきます。膨大な量の日本人の足型データを取り、そこから生み出されたムーンスターさんの靴型は、少しゆったりとした作りになっています。ラスト製作は、設計から鋳造まですべて自社内でされています。実はラストだけでなく、靴底などのゴムパーツもすべて自社で作られています。天然ゴムや合成ゴムなど数種類の原料ゴムを配合し、油に強いゴムや熱に強いゴムなど、用途に合わせたゴムを作り、ソールなどの部品に加工しています。足袋にゴム底を付けた地下足袋を開発して以来、ゴムと向き合っているムーンスターだからこそ、スニーカーにぴったりのゴムを作り、履き心地のよいスニーカーを作ることができます。

成型に使うラストは、サイズやシルエットによって、いろんな形状のものがあります。

数種類の原料ゴムの分量を量り、大きな機械を使ってしっかり混ぜ合わせます。

手作りの靴。

ラストを包み込むようにアッパー(靴の上部)を成型していくことを「吊り込み」と言います。硬い革などは自動機械を使えるそうですが、布アッパーは、ひっぱりすぎると破れるし、緩いと皺になってしまうので、力の加減がすごく微妙。なのですべて手作業で行います。「カツ」と呼ばれる道具をつかって吊り込んでいくのですが、この作業は非常にむずかしく、かなりの熟練者でないとうまくできないそうです。つま先とかかと部分は、ベッドラスターという特殊な機械を使って吊り込みます。手と足を同時に使い、微妙な加減をしながら吊り込んでいくのですが、この機械も相当の手練れでないと扱えないそうです。この吊り込みの匠たちがいるおかげで、左右の履き心地がちゃんと揃ったスニーカーを作ることができているのです。吊り込みが終わると、サイドのホクシングテープ、つま先のトウキャップと、すべて手作業で順番に貼り付けられていきます。そして最後に「加硫缶」と呼ばれる釜で加圧加熱します。加圧加熱することでゴムに混ぜ込んだ硫黄が反応し、ゴムが硬く丈夫に変化します。この工法のことを「バルカナイズ製法」といい、スニーカーには欠かせない工程。これでやっとスニーカーの完成です。

これが、手で吊り込むときに使う「カツ」。年季がはいっています。

バルカナイズ製法に欠かせない「加硫缶」。日本でバルカナイズ製法ができる靴屋さんは数社しかありません。

お日さまスニーカー

初めてのスニーカー企画でしたが、サニークラウズならではのスニーカーになるように匠たちの知恵をお借りしながらいろいろなこだわりと工夫を詰め込んでいます。匠たちがいちばん苦労したのは、クジラのおなかのようなつま先のトウキャップ。平面のゴムを曲面に貼っていくのでとてもむずかしい作業です。しかもこのパーツは最後に貼るために逃げ場がなく、最初だけでなく最後もきれいに合わせないといけません。海外製のものなどは底の方を余らせて貼り、余分な部分をあとからカッターで切ったりしているものもありますが、それではガタガタになってしまうため、今回は先にきれいに型で抜いたものを貼ってもらっています。靴ひもはロープのようなものを使い、ひもを通すアイレットも通常より大きなものを使用してもらいました。アッパーの生地も、固さが必要なタン部分は表地と裏地をボンディングしてから使い、サイド部分は履き心地がいいように貼り合わせでなく二枚仕立てにしてやわらかく仕立てています。
サニークラウズの服たちに似合う、どこにもないスニーカーができあがりました。

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「和モノづくり。」とは?

よりイメージ通りのモノができるように、価格以上の価値のあるモノができるようにと、
サニークラウズでは中国工場と直接契約を結び、商品生産を行うことで、
コストの削減と情報伝達の簡素化を行ってきました。
手探り状態で始めてからもう十年以上がたちました。
始めのころはできないことだらけだったのに、日進月歩で技術力が向上し、
日本でできるほとんどのことが、今では中国でもできるようになっています。

しかし、岡山産ジーンズを企画したことがきっかけで、
「やっぱり日本でしか作れないモノがある」と感じるようになりました。
それは、作り手の心意気や誇り、日本人の価値観のようなものが伝わってくるモノ。
日本製=良質ではありません。中国ならできるのに日本ではできないこともたくさんあります。
両方のよい点、悪い点が分かりだした今だからこそ、
これからは日本の生産背景でしかできないモノ作りをみなさんに紹介していきたいと思い、
この「和モノづくり」を始めました。日本人ならではの匠の技を駆使したアイテムを、
企画していこうと思っていますのでご期待ください。

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