とうほくIPPOプロジェクトレポート-「蒸しパンOnce(ワンス)」(神山由佳さん)-前編

投稿日:2019.08.28   |    コメント数: 0

「とうほくIPPOプロジェクト」支援先活動レポートシリーズは、第5期の支援先である「蒸しパンOnce(ワンス)」神山由佳さんに、お話をうかがいました。

------------------------------------------------------------------------------------------
 

ONCE_1.jpg

 

第5期とうほくIPPOプロジェクトにて支援をさせていただいた、蒸しパンのお店「Once(ワンス)」さんは、石巻市から女川町に向かう幹線道路の道路沿いにあります。交通量は多いものの、まだ新しい洋館風の一軒家の周囲は、津波で建物が流出したため空き地が多く、震災当初はほかにお店などはなく、夜になると明りのほとんどない通りでした。神山由佳さんは、2016年6月にこのお店をオープンし、以来ほぼ一人で切り盛りしておられます。

 

 

■どうしてこの場所にお店を構えたのですか?

 

ここがわたしの生まれ育った町だからです。わたしは、もともとこの近くにあった幼稚園で働いていました。この道の向こう側、海のすぐ近くにその幼稚園はありました。津波で、幼稚園の建物は全壊して …

この投稿にコメントする

<「前のページ」戻る