みにゃさまと一緒につくる連載、「保護猫しあわせ物語」。
Vol.50は、大変な思いをしてもいつも笑顔で暮らしている「マーゴ」ちゃんのお話です。

3年前のある日、隣人から怪我をした猫がアパートの外猫のご飯を食べにきていると聞き、2、3日張り込みをおこないました。すると左前足が変形して変な歩き方をする猫がやってきました。少し異臭もあります。
呼んでみても近寄る気配がなかったためその日は様子を見て、翌日はキャリーケースに誘い込み、出会って3日目に捕獲器で捕獲しました。



左前足の変形は骨折か何かだろうと思っていたのですが、翌日病院に連れて行ったところ犬用の首輪がたすき掛けの状態で食いこみ、左前脚に栄養が行かない状態になっているということでした。
傷口にはウジが湧きかなりひどい状態だったので、病院で鎮静剤を打って首輪を外して傷口を洗浄してもらいました。首輪が外れてスッキリしたのか、帰りの車の中で私のことを不思議な表情でずっと眺めていた姿がとても印象的でした。



結局、左前脚は断脚となりましたが、それにもめげることなくいつも笑顔。



首輪があったことから、飼い主さんを探すため …