【安珍清姫伝説】寺チャームコレクション第二弾は悲恋の絵巻がテーマ!?

投稿日:2020.01.18   |    コメント数: 0

安珍清姫 蛇に化けて~♪ 七重に巻かれて ひとまわり ひとまわり……

こんにちは、おてらぶ部長のひさよしです。
いきなり不穏なスタートで始まってしまいましたが、この歌はある有名な物語を歌った動揺の一節です。

物語の名は「道成寺」。ひょっとしたら名前を聞いたことがある人もいるかもしれません。
この物語は、能や文楽などの古典芸能でも取り入れられ人気の演目や曲となって今に伝わっています。ではいったいどのような物語なのでしょうか……
その昔、安珍という若い山伏が熊野本宮大社を目指し修行の旅をしていました。道中、安珍が一晩の宿を探していたところ、庄司の清次という男が安珍を自らの屋敷に迎え入れました。清次には清姫という名の一人の美しい娘がいたのですが、安珍を見た清姫は一目惚れしたのでした……
一泊した後、再び旅に出てしまう安珍を、どうしても引き留めておきたい清姫は数日とどまるようにと安珍にお願いします。しかし、修業の身である安珍はそれを良しとせず、帰りに必ず立ち寄ると約束をして清姫のいる屋敷を後にします。しかし何日待っても安珍は戻ってきません。不安になった …

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