今シーズンのテーマは
ちょっと特別な日も、わたしらしく。
高山都さんとのコラボ第10弾。
特別な日も等身大の私でいられるように――
自然体で華やかに過ごす「私らしい」
オケージョンスタイルが完成しました。
食事会や友人の結婚式、
少し特別な日に寄り添う一着。
そんなハレの日に選びたいのは、
「私らしくいられる服」。
無理をしない、でも手は抜かない。
ほどよく華やかで、着心地も自然体。
すっと背筋が伸びて、
自然と笑顔になれるような装い。
大切な誰かとの時間や、
その場の雰囲気にそっと寄り添う。
そんな、さりげない気遣いも忘れずに。
誰かに会う日も、自分と向き合う時間も。
どんな瞬間も、自分を好きでいられるように。
大切な日を、自分らしく、丁寧に過ごすための
オケージョンスタイルです。
シックな黒ベルベットのトップスは、スクエアネックで潔く。ジョーゼットのスカート部分が揺れるたび、ドラマティックな気分が高まるドレスです。胸下の切り替えが視線を引き上げ、スタイルアップ。両肩ひもの後ろにはリボンモチーフのアクセントを。スニーカーや軽いはおりでカジュアルダウンも素敵です。
上品な光沢のベロアの身ごろに、軽やかなシフォンの袖。異素材のメリハリにモードを感じるオールインワンです。すっきりしたVネックや、ギャザーたっぷりのボリューム袖、くるみボタンで飾ったクラシックなカフス。体形が気にならず、カットソーの伸縮性で動きやすさも◎。お出かけにもデイリーにも有能です。
しなやかで上品な光沢のシルクリボンに、ひと粒のガラスパールをあしらった美しいチョーカー。手仕事によるガラスパールは、ひとつひとつ異なるフォルムが愛らしい個性に。台座付きのガラスパールは、取り外し可能。シンプルでありながら凛とした素材感は、帯留めとして着物スタイルにもマッチします。リボンやヘアアクセとしても自由にアレンジをお楽しみください。
シルクリボンチョーカー ¥5,500(tax in)
コラボアイテムを使った、
都さん流のコーディネートがこちら
ちょっと特別な日にぴったりなワンピースコーデ。ベルベット素材だから冬でも寒々しく見えず、太めのストラップが肩まわりをさりげなくカバーしてくれます。黒をベースにした配色で全体を引き締め、ベージュを合わせることで落ち着いた大人の雰囲気に。アクセはゴールドでまとめて、太めのバングルで個性をプラス。首もとはチョーカーでアクセントを。シルクサテンの質感が、可愛さと上品さを両立してくれます。
お呼ばれシーンにもぴったりな、ワンピース×ジャケットの上品コーデ。ノースリーブのワンピースは「少し寒いかも」「腕を出すのに自信がない」なんてときもありますよね。そんなときは、きちんと感のあるジャケットをプラス。ワンピースのとろみ素材を、直線的なシルエットでキュッと引き締めています。黒同士の組み合わせでも、ベルベットの質感と色の深みが違うので重くならず、上品にまとまります。足元はポインテッドトゥのブーツでシャープに。チョーカーとネックレスを重ねづけして、華やかさをプラスしました。
ワンピースにタートルネックを重ねた、大人っぽくて抜け感のあるコーデ。肌の露出をおさえながらも重たく見えないよう、小物は靴・ネックレス・バッグを白でそろえてすっきりと仕上げています。ヘアはタートルに合うようにまとめて、リボンで上品に。メイクはツヤのあるアイシャドウとマットなベージュリップで、ナチュラルなのにきちんと感のある印象に。
1枚でコーデが完成する便利なオールインワン。シワになりにくく、着心地も楽ちんです。縦のラインが強調されるデザインで、すっきり見え&スタイルアップ効果も。記念日のお出かけにもぴったりです。ポインテッドトゥのエナメルシューズやフラットシューズとも好相性なので、ヒールが苦手な方にもおすすめです。シアーな靴下を合わせるのも新鮮です。
オールインワンを少しドレスアップした大人の着こなし。ダブルのジャケットをはおって、アクセ代わりにブローチをプラス。ネックレスをあえて外して、引き算の美しさを意識しました。足元はフラットなレザーシューズでメンズライクに。そこにピンクのファーバッグを添えて、ほんのり可愛げをプラス。黒ベースでも素材やトーンで奥行きを出し、ベロアのカチューシャで統一感のある仕上がりに。
オールインワンをカジュアルに着まわしたコーデ。Gジャンにキルティングジャケットを重ね、袖をロールアップしてレイヤード感を楽しみました。カジュアルの中にパールアクセで上品さをプラスし、メガネやベレー帽で遊び心を。差し色のバッグの赤がが全体を引き締め、ぐっとおしゃれ度をアップしてくれます。
1982年生まれ。モデル、執筆業、商品のディレクションなど幅広く活動し、丁寧な生き方を発信するInstagramも人気。趣味は料理、ランニング、器集め、旅行、和装。2024年11月に4年ぶりの著書『高山都、もの語り ひとりごと、ふたりごと』(宝島社刊)を出版。