このたび、太田記念美術館さんとフェリシモ「ミュージアム部」のコラボが実現! 浮世絵に描かれた空想の珍獣たちを、こだわりの立体造形で再現。現代の暮らしの中で使いながら、浮世絵の自由な魅力を楽しめる、ほかにはないアイテムができあがりました。十二支マスコット虎子石ポーチクッションをご紹介します。

毎年使える!家内安全を守る十二支マスコット

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金屏風がセットでついてくるので、届いたらすぐ玄関などに飾れます。

堂々としたたたずまいの、見たことのない不思議な生き物。実はこちら、十二支の動物の特徴をすべて兼ね備えている空想上の動物なんです。

フェリシモのぬいぐるみづくりのスキルを詰め込んだディテール。

顔がネズミ、角が牛、背中の模様が虎、耳がウサギ、火炎が龍、しっぽがへび、たてがみが馬、ひげが羊、後ろ足が猿、とさかが鶏、前足が犬、背中の毛並みがイノシシ……というように、十二支がぎゅぎゅっと合体しています!

浮世絵に描かれた「十二支之図」

歌川芳虎「家内安全ヲ守十二支之図」
安政5年(1858)6月 大判錦絵 太田記念美術館蔵

このマスコットの元になったのは、 江戸時代の絵師である歌川芳虎(うたがわ よしとら)が描いた「家内安全ヲ守十二支之図」という浮世絵。題名の「家内安全守」から、おうちの安全を守る動物であることが、署名の「額面画」から、寺社に奉納された額を写したものだということがわかります。

現代の暮らしにもなじむ「干支飾り」

日本には昔から、その年の干支の置物を縁起物として「家内安全」「商売繁盛」を願って飾ったり、「招福祈願」「安寧長寿」を願って授けたりという風習があります。さらに、12種類の動物ごとに【ねずみ:行動力と財力】【うし:粘り強さと誠実】などの意味が込められています。

お部屋にもちょこんとかわいくなじみます。

この十二支全部盛りならば、12種類そろえなくても毎年OK! すべての動物の意味も全部OK! なんて縁起のいい動物なのでしょうか。どの干支もかならず含まれているので、あなたの干支も家族の干支もオールインワン。縁起物として贈りものにもぴったりです。

ボールチェーン付きなので、一緒にお出かけもOK!

江戸時代のユーモアを引き継ぎながら、 現代のライフスタイルにも気軽に取り入れられる、コスパも抜群の干支飾りマスコット。ぜひ、あなたの暮らしにも取り入れてみませんか。

太田記念美術館×ミュージアム部 毎年使える干支飾り 家内安全ヲ守十二支マスコット

1セット ¥2,300(+10% ¥2,530)

絵師のユーモアが生んだ珍獣 虎子石ぬいぐるみ

Kraso[クラソ] |太田記念美術館×フェリシモミュージアム部 絵師のユーモアが生んだ珍獣 虎子石(とらこいし)もっちりポーチ

石のからだに、虎の手足としっぽ。そしてつぶらな瞳と上がった口角がなんとも愛嬌のある表情の不思議な生き物。この子の名前は「虎子石(とらこいし)」。こちらも太田記念美術館さんが所蔵する浮世絵に描かれた、空想上の生き物です。

浮世絵に描かれた「虎子石」

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歌川芳員「東海道五十三次内 大磯 をだハらへ四り」
嘉永6年(1853)9月 四ツ切判錦絵 太田記念美術館蔵

元の作品がこちら、江戸時代の絵師・歌川芳員(うたがわ よしかず)による浮世絵。東海道の大磯宿に突然現れた虎子石に、驚く人々の様子がコミカルに描かれています。

もともと虎子石とは、軍記物語のひとつである「曽我物語」に出てくる遊女・大磯の虎が大事にしていたという、不思議な力を持った石のなまえ。歌川芳員は虎子石を描くとき、ふつうの石ではなく「虎」+「石」を文字通りくっつけて、新たなオリジナルキャラクターを作ってしまったのです!

なんという自由な発想とオリジナリティ!浮世絵ってなんて自由で面白いんだろう、と虜になってしまったミュージアム部員。2010年から虎子石の魅力を見出し、発信し続けている太田記念美術館さんに、今回のコラボをお願いすることになったのでした。

一緒にお出かけ!虎子石もっちりポーチ

ミュージアム部の企画は「暮らしの中で楽しめること」を大切にしています。そこで、まずは虎子石と一緒にお出かけできるポーチをつくりました。

芳員が描いた虎子石は1アングルのみのため、こんな顔ではないだろうか……目と口が離れすぎないバランスに……と、太田記念美術館のみなさまにチェックしていただきながら調整を重ね、360度どこから見ても愛される仕上がりに。

Kraso[クラソ] |太田記念美術館×フェリシモミュージアム部 絵師のユーモアが生んだ珍獣 虎子石(とらこいし)もっちりポーチ|もっちりとしたポーチ部分には、このくらい入ります。

おなかの部分がポーチになっています。たくさんは入りませんが、リップクリームや目薬、あめなどの小物を虎子石のもっちりボディーが包み込んでくれますよ。

太田記念美術館×ミュージアム部 絵師のユーモアが生んだ珍獣 虎子石もっちりポーチ

1個 ¥2,100(+10% ¥2,310)

おうちでほっこり! 虎子石おすわりクッション

虎子石がそこに「いる」かような存在感。
お仕事をおじゃましてくる猫のようにも見えます。

大きい方の虎子石は、おすわりポーズのもっちりクッション。絵の中の虎子石は、すくっと立って道行く人を驚かしています。しかし、きっとおやすみしているときもあるだろう、ということで、一緒にくつろげるアイテムに。虎の手足にちなんで、ネコ科の動物がリラックスした際の座り方「香箱座り」風にしてみました。

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にんまり上がった口角。なでてもらってうれしそう?

もっちりとしたほどよい弾力は、お昼寝まくらにもぴったり。 さらに、おなかのファスナーには約600mlの湯たんぽが入るので、ぬくぬくのもちもちに。まるで生きているような虎子石をなでれば、癒やし効果は抜群です。おうちで一緒にくつろいでください。

太田記念美術館×ミュージアム部 絵師のユーモアが生んだ珍獣 虎子石おすわりクッション

1個 ¥3,500(+10% ¥3,850)

日本が世界に誇るアート、浮世絵をうきうき楽しもう!

江戸~大正期の風俗が描かれた絵画「浮世絵」は、 ゴッホやモネを代表とするヨーロッパの芸術家に大きな影響を与え、現在も日本が世界にほこるアート作品。

「浮世絵のこと、もっと知りたい!」と興味がわいた方には、浮世絵を専門とする美術館、太田記念美術館さんのユニークな展示を本当におすすめします!

「浮世」という字は、江戸時代に「辛いことの多い世の中(憂き世)も、うきうき浮かれて楽しく暮らしを謳歌しよう」という意味が込められた当て字とも言われています。 時代を超えて浮世絵の世界から飛び出した、どんな時もうきうきと明るい気分にしてくれそうな、不思議で楽しい動物たち。一緒にお出かけしたり、おうちでまったりしたり、素敵な毎日をお過ごしください。

太田記念美術館×ミュージアム部 毎年使える干支飾り 家内安全ヲ守十二支マスコット

1セット ¥2,300(+10% ¥2,530)

太田記念美術館×ミュージアム部 絵師のユーモアが生んだ珍獣 虎子石もっちりポーチ

1個 ¥2,100(+10% ¥2,310)

太田記念美術館×ミュージアム部 絵師のユーモアが生んだ珍獣 虎子石おすわりクッション

1個 ¥3,500(+10% ¥3,850)

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アートが大好き、ミュージアムが大好き、そしてミュージアムグッズが大好き!なメンバーが集まって活動を開始したコミュニティ。ミュージアムやアートをもっと身近に、もっと好きに、ますます楽しめるようになる未来を目指しています。ミュージアム関連情報やアートの楽しみ方の情報発信、アートを暮らしの中で楽しめるオリジナルグッズの企画などを行っています。

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