いつどこで起こるか分からない災害。近年、日本はこれまでになかった規模のさまざまな災害に見舞われています。明日くるかもしれない非常事態のために、アクシデントから身を守るものを準備しておきましょう。

準備すべき防災グッズや、飲料水、非常食の備蓄目安、フェリシモで購入できる便利な防災アイテムをご紹介します。ぜひ日頃の備えに役立ててくださいね。


防災グッズの選び方

防災グッズとは、台風や地震といった災害時に起こりがちな停電や断水の危機を乗り越え、安全に避難生活を送るためのアイテムをいいます。

便利グッズがたくさんあれば安心なのは言うまでもありませんが、あれこれ詰め込みすぎると避難時に持っていけなかったり負担になったりするので、厳選したグッズのみを揃えましょう。

なるべく、避難時に両手を開けておけるようなリュック型のバッグに準備しておくと安心です。

一緒に避難する人の人数に合わせて選ぶ

災害が起こるシチュエーションにもよりますが、同居人や家族は一緒に避難生活を送るものと想定して、防災グッズを準備することが大切です。

2人家族なら2人分、4人で暮らしているなら4人分の用意をしておきましょう。

忘れてはいけないのがペット関連の防災グッズ。近年は、避難所でもペットとの入所ができるようになっています。車中泊や自宅避難も想定して、大切なペットの食料などもリストアップしておくことをオススメします。

個人情報を示すものを忘れずに

防災グッズを購入したことで安心し、ついおろそかにしてしまうのが個人情報関連書類のコピー。

災害で家や財産を失っても、身分証や通帳のコピーがあれば比較的スムーズに補助が受けられることがあります。

普段服用している薬がある、定期的に通院している持病があるという方はお薬手帳のコピーも忘れずに。いざという時には持ち出す時間がないケースが多いので、取りに戻る危険を冒さないためにも事前に用意しておきましょう。まとめてジッパー式の透明な袋に保管しておけば水に濡れても安全です。

自分に必要なものを見極める

災害が起こると、薬やコンタクトレンズの洗浄液などが長期間手に入りにくくなる事態が想定されます。「他の人には必要ないけれど自分には不可欠なもの」は、必ず自分自身がチェックをして防災グッズとしてリストに入れておくようにしてください。転倒して割れるケースなどを想定し、メガネはスペアを入れておくと安心です。

また高齢のご家族がいる場合は、杖や入れ歯、持病の薬も持ち出せるように日頃からよく話し合っておきましょう。

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安全と衛生を守るもの

防災グッズについて選ぶポイントを確認したところで、今度はより具体的に見ていきましょう。初めは、安全と衛生を守るグッズです。

【救急用品セット】
一般的な救急用品セットには、消毒薬や脱脂綿、ガーゼ、ばんそうこう、三角巾など怪我の応急処置に使えるものが揃っています。避難時や災害時は医療体制にも混乱がみられることが想定されるため、急場はこうしたセットで手当てしましょう。

【ティッシュ(トイレットペーパー、ウェットティッシュ)】
ティッシュはハンカチやガーゼの代用としても使えて、高い汎用性があります。トイレットペーパーやウェットティッシュは一緒に避難する人数を考慮して個数を決めます。

【マスク】
感染症対策だけでなく、強風によるホコリや砂から鼻や口を守ってくれるマスク。防寒グッズとしても役立つアイテムです。

【ハンカチ、タオル】
包帯やマスクの代わりとしても役立つハンカチやタオルは、すぐに用意できる衛生用品。大判の手ぬぐいを入れておけば下着の代わりとしても使えます。

【簡易トイレ】
車中泊や断水の続く住宅で避難生活を続ける場合に、衛生を保ってくれます。いくつかタイプがあるので、同居の家族の年齢や性別に応じて選びましょう。

【ビニールシート】
レジャーシートやブルーシートは雨漏りを防いだり防寒グッズとして使ったり。体に巻きつけて暖をとることもできます。コンパクトに折りたためるので、大きなサイズを用意しておくのもあまり負担になりません。

【ポリ袋】
大きなサイズだけでなく、小さなサイズも取り混ぜて用意しておくことをオススメします。何かと汎用性が高いので、清潔なものを準備して。

【生理用品、介護用品、ベビー用品】
女性、高齢者、乳児関連の衛生用品は、避難所や医療施設でも物資が充分に行き渡らない可能性があります。自分の分は自分で用意する心構えである程度ストックしておきましょう。

【石けん、シャンプー、歯ブラシ】
水を使わなくても髪をきれいにできるドライシャンプーや、水入らずの洗口液があれば、水が出ない状況でも清潔に過ごせます。

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情報収集するもの

続いては、自分が置かれている状況や物資のある場所などを把握するための、情報収集ツール関連の防災アイテムの紹介です。

【ラジオ】
携帯ラジオは、電池式だけでなく手回し発電で使えるタイプも販売されています。パソコンやTVは停電時に使えないことが想定されるため、ラジオを準備しておきましょう。

【バッテリー】
太陽光で発電するバッテリや、大容量でパソコンやスマホを複数台充電できるバッテリは、非常時の強い味方です。

【10円、100円硬貨】
固定電話が不通、スマホが充電切れの場合、10円硬貨や100円硬貨があれば公衆電話をかけることができます。いざという時に困らないよう、かけ方を知らないお子さんには使い方をレクチャーしておきましょう。

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備えておきたい非常食

非常食は、すぐに口に入れられる食べ物のことです。カロリーがあって吸収の早い食べ物が理想です。

【アメやチョコレート】
すぐ口に入れられて甘さが満足感、安心感を与えてくれるアメやチョコレートは、緊急時の強い味方。山登りの際も常備する人が多い非常食です。

【栄養補給食品】
ゼリー飲料やビスケットタイプの固形食品は、消費期限が比較的長く、常温保存できる優れもの。カロリーを効率よく摂取できる食品です。


水(生活用水と飲料水)

飲料水は、一人一日1.5リットルが目安です。生活用水は風呂場の水を汲み置いて使うなど、工夫しましょう。

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非常持ち出しリスト

では、これらをまとめて非常持ち出しリストに書き出してみましょう。

すぐに持ち出せるよう、これらのアイテムはリュックなどにコンパクトにまとめておく必要があります。

【非常持出し袋】
これにすべてを入れておけば、非常事態でもすぐに持ち出せます。

【飲料水】
一人1.5リットルを目安に、一緒に避難する人数分を用意します。高齢者や乳児、ペットがいる場合は避難に支障がない程度にやや多めが理想。

【携帯食】
すぐ口に入れられる飴やチョコレート、ゼリー状飲料など。

【非常食】
非常食は乾パン、缶詰パンなど調理せずにすぐ食べられるものをさします。

【ヘルメット、防災ずきん、帽子など】
倒壊する建物や日差しから頭を保護するものは、命を守るアイテムです。

【手袋(作業用)】
軍手ではなく、革製の丈夫なものだとなお安心です。

【運動靴】
履いていて疲れにくく、歩きやすい靴を用意しておきましょう。

【懐中電灯(予備電池、電源も)】
手回し式で発電できるタイプは、電池が切れても安心ですね。

【万能ナイフ類】
ハサミや栓抜きがついているタイプを入れておくと何かと便利です。

【ロープ(10m)】
避難する際のはしご、移動ツールとして。体を支えてくれる太さをチョイスしましょう。

【携帯ラジオ(予備電池も)】
こちらも手回し式や太陽光発電できるタイプが販売されています。

【連絡メモ、備えリスト】
パニックになっても必要な連絡や備えを確認できるよう、平常時にリストアップを。

【身分証明書(そのコピー)】
着の身着のままでも安心なように、家族全員分の身分証明書をコピーしておきましょう。

【筆記用具(メモ帳とペン)】
雨や水でもにじまず、破れないものだと安心です。

【油性マジック(太)】
汎用性の高いマジックは、ダンボールにも書ける太いタイプを。

【現金(10円硬貨含む)】
電話をかけられるよう、小銭も用意しておきましょう。

【救急用品セット】
避難時の怪我はひとまず応急処置をしてしのぎます。

【毛抜き】
とげぬきとしてだけでなく、清潔なガーゼを扱うピンセットとしても役立ちます。

【持病薬、常備薬】
避難生活では持病薬や薬が手に入りにくくなることも。自分の服用薬は忘れずに持ちましょう。

【マスク】
感染症対策だけでなく、防寒具としても機能します。

【簡易トイレ】
断水中や車中生活でも簡易トイレがあれば清潔に過ごせます。

【ティッシュペーパー、トイレットペーパー】
タオルやガーゼの代わりにも。人数に合わせて用意しましょう。

【ウェットティッシュ】
水のない状況では手を洗う代わり、体を洗う代わりに使えます。

【使い捨てカイロ】
暖房のない避難所でも、風邪をひかないようカイロを準備。

【サバイバルブランケット】
体温を守って体を冷やさないためのブランケットは軽量で熱を逃さないのが特徴です。

【タオル】
タオルは手ぬぐい同様、下着や防寒具としての役割も。

【安全ピン】
ゆるい服や、タオルの下着を留める時に便利です。

【ポリ袋】
汎用性が高いので、清潔なものを大きいサイズ、小さいサイズ取り混ぜて用意しましょう。

【ビニールシート類(レジャーシート、ブルーシート)】
雨具の代用、床に敷いて防寒など、汎用性の高いアイテムです。コンパクトに折りたたんで準備しましょう。

【ライター】
マッチよりも使いやすいので、推奨されています。

【布ガムテープ】
伝言メモを貼る、ブルーシートを貼る、窓ガラスを補強するなど、さまざまな用途で使います。

【雨具(ポンチョ、雨合羽など)】
体温を奪う雨から身を守ります。

【保存食類】
コメ、豆、インスタント食品、切り餅、缶詰など。家族の好みや食べられるものを選ぶと安心です。

【ふろしき】
バッグ代わりとしてだけでなく、防寒具、上着代わりなどさまざまな用途で使えます。

【予備電池(バッテリ)】
太陽光発電できるバッテリーなども販売されています。

【新聞紙、ダンボール】
床に敷いたり、窓を補強したりと何かと便利に使えます。

■参考:人と防災未来センター http://www.dri.ne.jp/

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防災グッズ

フェリシモにも、便利でおしゃれな防災グッズがたくさんあります。必要なものをチェックして、非常持ち出し袋を充実させてくださいね。

じゃばら式防災ヘルメット

A4収納で備える じゃばら式防災ヘルメット オサメットの会

月1個 ¥4,980(+10% ¥5,478)

折りたたんで約4.5cmにまでコンパクトにできるヘルメットです。
厚生労働省の「労働安全衛生法規格検定試験」合格品。


固めて捨てるトイレ凝固剤セット

もしもの時に備えたい! 固めて捨てるトイレ凝固剤セット(10年保存)

1セット ¥1,350(+10% ¥1,485)

洋式トイレにセットして使える凝固剤です。断水中もいつもと同じようにトイレの個室が使えます。10年保存できてコスパも◎。


シャワーウォッシュポンプ

水を入れて手動で加圧 いつでもシュッと清潔 シャワーウォッシュポンプ

1個 ¥1,800(+10% ¥1,980)

手動で加圧することでシャワー状に水が出せる、トイレグッズです。乳児や高齢者のいるご家族に嬉しい衛生用品。


ポケットに入る携帯用おしり洗浄器

外出先でも安心 ポケットに入る携帯用おしり洗浄器 おしりシャワシャワ2箱セットの会

月1セット ¥1,200(+10% ¥1,320)

避難所や車中泊生活でも気兼ねなく使える、携帯用のトイレシャワー。手のひらサイズでスマートにトイレに持ち込めます。


かご風サニタリーパック

心地よい風を運んでくれる さっとお掃除が終わっちゃう かご風サニタリーパックの会

月1セット ¥762(+10% ¥838)

においも気にならずトイレも清潔に保てるサニタリーパック。かご風のキュートな柄もポイントです。


防水LEDソーラーライト

太陽光で充電もOK 長時間点灯 防水LEDソーラーライト

1セット ¥5,500(+10% ¥6,050)

明かりとして利用しながら電子機器の充電もできる2役グッズ。空気を抜いてたたむと厚み約3.5cmのコンパクトサイズに。太陽光で充電できるので電源がなくても安心です。


ラジオ付きLEDランタン

1台で4役! スマホの充電もできる ラジオ付きLEDランタン

1個 ¥5,450(+10% ¥5,995)

「ランタン、ライト、ラジオ、充電器」の4役揃った便利防災グッズです。乾電池式なのでアウトドアやキャンプにも大活躍。


手のひらサイズのコンパクトソーラーラジオ

ひとつで6役! スマホ充電もおまかせ LEDライト付き 手のひらサイズのコンパクトソーラーラジオ

1個 ¥3,980(+10% ¥4,378)

充電は、ソーラー、手回し、USBに対応。AMFMラジオとLEDライト、サイレン機能とコンパクトなのに多機能な防災グッズです。


非常食安心セット

引き出しや本棚にスタンバイ 非常食安心セット 9食(3日分)入りの会

月1セット ¥3,000(+8% ¥3,240)

長期保存できる非常食は、お湯だけでなく水でも調理可能です。おかゆも入っているので幅広い世代の備えとして心強い味方。

そのまま食べられる保存食

HOZONHOZON 水・お湯・器不要! 災害時・アウトドアで そのまま食べられる保存食 主食9食セット

1セット ¥4,410(+8% ¥4,762)

火や水のない環境でも開けてそのまま食べられる非常食9食セットです。パウチは開けると自立するので器いらずで食べられます。


グルメ缶詰3種類セット

未来をつくる新しい缶詰 高知・黒潮町グルメ缶詰3種類セットの会

月1セット ¥1,300(+8% ¥1,404)

津波の予想被害が日本最悪と発表された高知県黒潮町が考案した、おいしくて備えになる缶詰です。アウトドアやキャンプのお供としても最適。


折りたたみ水タンク

もしものときやアウトドアに大活躍! 折りたたみ水タンク

1セット ¥980(+10% ¥1,078)

小さくたためるので、防災バッグにコンパクトに収納OK。5リットルと7リットルの2枚セットでお届けします。


携帯用浄水ボトル専用 浄水カートリッジ

UP.de 携帯用浄水ボトル専用 浄水カートリッジ2個&キャップ

1セット ¥2,400(+10% ¥2,640)

ポーランド発、浄水器ブランド「DAFI(ダフィ)」携帯用浄水ボトルの取り換え用カートリッジとキャップのセット。水道水をおいしい水に変えてくれる携帯用の浄水カートリッジです。


乾電池で充電できるモバイルバッテリー

電気がなくても大丈夫!乾電池で充電できるモバイルバッテリー

1個 ¥2,300(+10% ¥2,530)

長引く停電でも慌てずにすむ、乾電池式の充電バッテリー。USB対応の携帯電話、スマホが充電できます。


カードみたいなスリムスマホバッテリー

小さいから持ち歩きに便利!カードみたいなスリムスマホバッテリー

1個 ¥2,700(+10% ¥2,970)

スリムなバッテリーは、非常時だけでなく荷物の多い日々の暮らしの中でも重宝する優れもの。約5mmの薄さで、スマホ1回分の充電が可能です。


電池要らずの家庭用小型蓄電池 大容量パワーバンク

いざというときの電源確保!電池要らずの家庭用小型蓄電池 大容量パワーバンク

1セット ¥21,000(+10% ¥23,100)

スマホ約8回分もの大容量充電が可能な小型蓄電池は、パソコンや扇風機など小型家電のチャージにも利用できます。


太陽光で自家発電 A4サイズの3面ソーラーパネル

いざというときの電源確保!太陽光で自家発電 A4サイズの3面ソーラーパネル

1セット ¥10,000(+10% ¥11,000)

3面のソーラーパネルは折りたたむとA4サイズに。天気のよい屋外で太陽光を利用すれば、スマホやノートパソコンの充電が可能です。


風に強いカセットガスコンロ

外でも家でも大活躍 ダッチオーブンも使える 風に強いカセットガスコンロ(タフまる)

1個 ¥7,400(+10% ¥8,140)

屋外で風にあおられても使えるガスコンロは、停電やガスが止まっても使えるお役立ちアイテム。ダッチオーブンも使える本格派です。


転倒防止ストッパー

家具の下に挟み込むだけ 転倒防止ストッパー〈90cm〉

1個 ¥1,080(+10% ¥1,188)

地震時の家具倒壊は、怪我や避難の遅れを招きます。家具の下に挟み込むだけのストッパーで、倒れるリスクを少しでも減らしましょう。


転倒防止ポール

天井と家具をぎゅっとつっぱる 転倒防止ポール

1組 ¥1,980(+10% ¥2,178)

天井と家具のトップの間でつっぱり、家具の滑り出しや倒壊を防止する防災グッズ。こうした日々の備えが大切な家族を守ります。


イメトレ防災 きっかけセット

ふだんも使える!イメトレ防災 きっかけセットの会

月1セット¥1,900(+10% ¥2,090) 月1セット ¥1,300(+10% ¥1,430)

防災について考えるためのきっかけを得られるグッズをセットにしました。断水や停電といったシチュエーションで使えるお役立ちグッズをお届けします。

パッと持ち出せる防災箱

非常時にもあわてない! 誰でもひと目でパッと持ち出せる防災箱

1個 ¥1,100(+10% ¥1,210)

軽量で密閉できる防災箱は、家族の誰もが一目見て「防災グッズ」と分かる優秀デザイン。スタッキングも可能で、複数個保管しておくのも簡単です。

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まとめ

防災グッズは、1〜2年に一度見直して必要なものを再確認したり、飲料水や食べ物の消費期限をチェックする必要があります。いざという時に慌てないよう、定期的に備えを見直して災害に備えましょう。

災害に備えていつも持ち歩きたい「防災ポーチ」に入れたいグッズ

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