こんにちは、日本職人プロジェクトリーダーの山猫です。
今回ピックアップするのは、日本職人プロジェクトの原点であるダレスバッグ。なんと今回は、2007年に作ったオールレザーバージョンを復活させました。
日本職人プロジェクトは、山猫の父が欲しがっていた理想のダレスバッグを、豊岡の鞄職人さんと再現したことがきっかけでスタートしました。2004年に職人探しと開発に着手し、1年をかけてようやく完成。2005年にデビューした「お父さんのお下がりみたい」なその鞄は多くの方に愛していただき、これまでたくさんのバリエーションが誕生。2007年には、初のオールレザーバージョンが登場しました。
実は、そのダレスを10年以上愛用しているフェリシモの男性スタッフがいるんです。そのスタッフは音楽に詳しく、一時はフェリシモの音楽事業にも関わってた人物。山猫から見た印象は、「パルプ・フィクション」の頃のジョン・トラボルタ(^^)。話題が豊富で、いつも話していると楽しい人です。そんな彼、Blue Dragon 氏が今も愛用するダレスについて、素敵なコメントを寄せてくれました。
ぱっと見 大の男が使うには ちょい 小さいかな と思ったのも束の間。
A4までの書類なら きっちり入る収納力で 内側にも外側にも ポケットが付いていて
意外や意外 とても便利。かゆいところに手の届く気づかいが嬉しいね。
裏側のポケットは ニューズペーパーなんかを ちょっと挟んでおくのに すごくいい。
女の子が 使うのにも 実は ベストな大きさじゃないかな。
この逸品 使いやすさだけじゃなくて 細部にまでこだわった仕上げも
じっくり堪能してもらいたい。
使われている金具の高級感も 縫製の正確さも 他の追随を許さない。
革鞄は使い込むほどに渋い味が出てくるから 一生のパートナーとして
付き合ってほしいけれど もちろんそのためには
いい素材 優れた加工技術 そして安心のアフターケアが 大事になる。
このダレスバッグには その全てが 備わっているよ。
写真の右側に写っているのが、Blue Dragon 氏愛用のダレスバッグ。使い込まれた革に刻まれているのは、Dragon 氏とダレスが歩んできた日々の記憶。
10年以上にわたって大切に、丁寧に使い込まれた鞄。行き届いた手入れに、本当に愛着を持って使ってくださったことがわかります。Blue Dragon氏と共に長い歳月を一緒に歩んできた証があちこちに刻まれていて、傷やかすれも、とても美しいと思いました。
今回登場する2021年版オールレザー製のダレスは、上品なキャメルの革をセレクト。使い込むほどに味わいが増す革を、革なめし工場に別注しました。どんな着こなしにも似合う、明るく上品なカラーです。
内生地は無地のNEWカラーを合わせて、ぐっとシンプルに。長く使ってもらえるように、飽きのこない仕上がりを目指しました。
がばっと大きく開くダレス口で、中身が一目瞭然。広い底まちは、お弁当も安定して入れられます。底びょうもついた、しっかりした作り。これも、長く使ってもらうための工夫です。
使うほどに自分になじんで、一緒にいると安心する。このダレスバッグがそんな存在になれたら、嬉しいなと思います。初めて手にした日から、一緒に過ごした日々が少しずつ刻まれていく楽しみも、ぜひ味わってください。