こんにちは、日本職人プロジェクトリーダーの山猫です。
今回は、音楽家・SONOKOさんと作ったお財布。今から12年前、2008年に誕生したアイテムです。
開くたび、大切な写真が目に入る幸せ。ちなみに、この写真の子供は誰でしょう?
昔フランスで歌手として活動されていたSONOKOさん(CDもベルギーのレーベルからだされてました)とご縁があって、一緒に商品を企画することになりました。その時に、山猫と一緒に「大切なものを持ち歩ける、宝箱みたいなお財布」をテーマに企画を考え、当時まだ小さかった、SONOKOさんのお子さまの写真を入れられるお財布を作りました。
初登場の時のカタログ。この写真は、SONOKOさんのお子さまです。
わざわざ写真を取り出すのではなく、財布を使うたびにふと目に入る。その何気ない幸せが一日に何度も訪れたらいいなと考えて、中にL判の写真が収納できる透明窓をつけました。スマホのカメラロールもいいけど、プリントした写真の味わいは、また格別です。
今回は、レトロな家電や家具をイメージしたミントグリーンをセレクト。春らしさもありつつ、ほのかなくすみ感もあって、絶妙におしゃれなカラーになりました。写真を入れると、どこかノスタルジックな雰囲気がただよいます。
お財布としても優秀で、カード類がたっぷり収納でき、立体的な小銭入れも便利。中身が落ちにくいラウンドジップ型だから、大切なものを入れておいても安心です。手にちょうどなじむ大きさで、愛おしさもひとしお。革の風合いや手ざわりも楽しんでください。
ちなみに今回の撮影で使った写真は、山猫の子供時代のもの。古い写真をあれこれ探すのも楽しくて、懐かしくて、特別な時間になりました。 実家の母からも写真を送ってもらったのですが、国家公務員だった父の転勤で全国あちこちを引っ越した幼い日の事を思い出しました。ぜひお手元に届いたら、家族やペット、散歩の途中の草花、旅先の風景など、自分にとって大切な写真を一枚選んで、挟んでみてください。お財布を開けるたび、ふふっと幸せな気持ちが広がります。
写真の子供は、山猫でした!1枚目は兄弟三人。2枚目は岡山の宿舎かと思っていたのですが、母に聞いたら京都の公務員住宅での写真でした。写真を撮ったのは父で、僕が手に持っているのは父のカメラケースです。長靴に……オムツ……(顔赤)