-部員のつぶやき-
『あたらしい日々への短歌賞』
への想い

こんにちは、ことば部部長のやまぐちです。
先日3月17日(月)18時より、”ぼくらの短歌プロジェクト”『あたらしい日々への短歌賞』の募集を開始しました。
ことば部の部員は現在8名、部長をさせていただいている自分は今、入社3年目の25歳です。
少し前、第1回のことば追求会でも話したのですが、僕は本を読んでいるとき「これって自分だけが悩んでたわけじゃないんだ」と思える瞬間がすごく好きで、その瞬間に凄く救われるような、世界に自分一人じゃないんだ、とそう思えるような気がします。
環境や置かれる立場が変わることが多い20代は、あたらしいことにぶつかり、悩むことも多いのではないでしょうか。
自分自身もそうでした。
学校を卒業して、会社に就職する。
親元を離れて、あたらしい街で一人暮らしを始める。
生活をする。恋をする。
あたらしい出会いがある。
そんな1ヶ月の、不安や葛藤、はたまたワクワクを短歌にのせれば、そんな短歌が集まれば。
今あたらしい日々に向き合っている同世代は自分だけじゃないんだ。
この短歌賞に出会った人や、すれ違ってくれた人がそう思えるように。あたらしい日々へのお守りみたいなものになるように。
そう思ってこの短歌賞を今回行いました。
言葉には物体がないのに、時にはくすりみたいに自分の心を癒してくれる。
時には刃物のように、人を傷つけ、怖い顔を見せる。
そして時には気の許せる友人のように、そばでうんうんと話を聞いてくれたりする。
小さいけれど、何よりも大きい力を持つ言葉が、自分はとても好きです。
フェリシモことば部が、誰かの心を軽くするような言葉に出会える場所になれば。
そんなことをずっと思っています。
この短歌賞もそんな場所になりますように。
よければ、投稿してみてください。
