2024年冬、20周年を迎える日本職人プロジェクト。
いくつもの出会いの中で、誰かの物語に寄り添うブランド
〈&Stories / アンドストーリーズ〉も誕生しました。
この冬は「Co-starring /共演」をテーマに、
20名を超えるプロジェクトクルーと共に
「今、最も伝えたい」メイド・イン・ジャパンをご用意しました。
日常を輝かせる素敵な共演者を、是非見つけてください。
story 01
〈&Stories〉の箔押しロゴと丸いフォルムがかわいいバッグは、大阪発の人気ブランドとのコラボモデル。20周年記念の特別バージョンで初登場です。チェック柄部分には1863年創設の英国の高級織物メーカー〈Mallalieus / マラリウス〉のツイードを、上部のグレー部分には1893年にアイルランドで創設された〈JOHN HANRY / ジョン ヘンリー〉のヘリンボーン生地を使用。歴史と伝統を誇る老舗の生地を、大阪の鞄工場が魅力的なバッグに仕立てくれました。上質なウールの風合いと、ブリティッシュ・トラッドなスタイルが楽しめます。
「一生大切に使える旅鞄を」という日本職人プロジェクトリーダー・山猫の理想をカタチにしたボストンバッグ。ありそうで意外とない、クラシカルなスタイルが魅力です。本体は、クロムと植物タンニンのコンビなめしによる軽くてやわらかな革。適度な厚みとマットな質感が特徴です。取っ手とショルダーストラップには、表面がスムースで美しい植物タンニンレザーを使用。使いやすいサイズと容量で、両サイドにはスマホ収納に便利なオープンポケットも付いています。底ビョウも付いた本格的なつくりは、まさに一生もの。
story 02
クラッチバッグのようなフォルムのお財布は、こう見えて実はがま口。上部につまみがない「天溝」と呼ばれる珍しい口金を使っています。天溝仕様は生産の工程で挟みなおしできないため、高度な技術が必要です。この技術を継承する職人さんが非常に少ない中、財布作りのプロ集団ともいえる桝本さんご夫妻の工場で特別に仕立ててもらいました。内部の細かい部分まで丁寧な仕事が生かされています。素材は、国産の原皮を兵庫県姫路市のタンナーでなめしたもの。箔で上品な輝きに仕上げたゴールド色と、ほどよいハリとしなやかさを兼ね備えたブラックの2色展開。
story 03
播州織老舗メーカー「丸萬」が手掛けるブランド〈POLS / ポルス〉の、ブランケットサイズのストール。デザイナー・梶原さんの個性的なデザインを、美しく染めた糸と高度な技術によって織り上げています。両端が袋のようになった不思議な構造で、巻いたりフードのようにかぶったりと使い方は多彩。色や柄が見える部分によって印象が変わるから、何通りにも楽しめます。糸の端を生かしたフリンジもポイント。新作はプランナー・大岡さんと厳選した2色。身に纏うだけで、いつもの景色も違って見えます。
story 04
神戸・長田の靴メーカーと靴職人の前城勝さんが共に作った名品ブーツを、より凛々しくバージョンアップした新作となる2代目モデル。メダリオン飾りを施した、ウイングチップ風のつま先がポイントです。白鳥のように美しいフォルムながら、甲高・幅広の足も包み込むやさしい履き心地。シューフィッターの資格も持つ靴デザイナー・森下愛さんお墨付きの履きやすさです。名前のメルヴェイユは、フランス語で「傑作」の意味から。その名にふさわしい、全方位どこから見ても完璧なシルエットが 足もとから着こなしを引き締めます。
story 05
鞄デザイナーの小林弓子さんが提案してくれたスマートな本革リュックは、背負った姿が品よく見える!と絶賛された人気モデル。今回は深みのあるレッドブラウンでより大人顔に。艶やかな透明感を出すために、オイルワックスで仕上げたこだわりの本革製です。裏地は100色以上の中から、ヘッドマネージャー・NISHIYANがジェイドグリーン(ヒスイ色)をセレクト。革を巻いて仕上げた丸い持ち手が、後ろ姿のアクセントに。フランス語で「peu épais/薄い」を意味するその名のとおり、背中に美しく寄り添います。
story 06
ヴィンテージショップ〈REINETTE / レネット〉のオーナー・中村朋子さんが、「リアルに自分が使うなら」と企画したバッグ。ふだんのお出かけや海外への買い付け旅行、推しのライブなどを想定して作りました。艶のある高密ナイロンに、本革のパイピングがアクセント。着こなしに馴染むカーキ×グリーンのバイカラーでおしゃれに仕上げました。フランス語で女友達を意味する「コピンヌ」の名前どおり、気さくに使えるバッグです。
story 07
群馬県桐生市にある、創業146年の老舗刺繍工房「笠盛」。現在はブランド〈000 / トリプル・オゥ〉で、糸の宝石を使ったアクセサリーを全国展開しています。本来は平面に刺す刺繍を、独自の技術で立体化。芯に糸を巻くのではなく、糸だけを巻いて球体を作ります。糸の持つやわらかな質感と美しい発色は、金属や真珠にはない魅力。着けていることを忘れるほど軽い着け心地も、糸素材ならではの特徴です。今回は、安定して作ることが難しい大珠を贅沢に使ったスペシャルモデルや、毎日使えるシンプルモデル、〈&Stories〉初となるブローチの3種類が新登場。
story 09
ヴィンテージショップ〈REINETTE / レネット〉のオーナー・中村朋子さんと、プランナー・MOEが、「時代を超えて愛される名品」をテーマに企画。古今東西の名品・逸品を知る中村さんの審美眼から生まれた、その名も「エターナル(不変の、永遠の)バッグ」です。オイルを含むスムース仕上げの本革と、端正な台形フォルムが上質感を醸し出します。バッグの顔となる金具は、本当に施錠できる鍵付き。裏地には光沢感のあるシャンタン素材を合わせました。いつかは手にしたい名品を、ぜひこの機会に。
story 10
初お披露目となる、新モデルのサイドゴアブーツ。神戸・長田の靴工場の水谷義臣社長と、靴デザイナーの村上峻一さんが共にこだわりを詰め込みました。靴の顔となるアッパー素材は、上品な艶のあるやわらかい革。部分的に適度なシボ感もあり、革らしい表情が楽しめます。トウは丸みのあるフォルムですっきりと。アッパーと底をつなぐブラウン色のピースには、生成り色のステッチで大人カジュアル感を高めました。日本製のサイドゴムや大きめのつまみ革など、細部まで充実の仕上がり。一年中履き込んで、いい味に育ててください。
story 11
福岡に工房を構える岡政孝さんが「妻である最高のモノ作りのパートナーからのリクエスト」で作った新作モデルが誕生。斜め掛けできる巾着バッグが欲しいという奥さまの要望に応えた特別なバッグです。巾着の紐をそのまま長くした、金具のない軽やかなスタイル。やわらかく手ざわりのよい革で仕立てました。スマホポーチやポケットのような感覚で使えます。
story 13
どこか愛嬌のある巾着仕様のバッグを、本革仕立てで大人顔に。福岡の鞄作家・岡政孝さんが全力で仕上げてくれた、20周年記念を飾る新作モデルです。クロムなめしの本革は、まるで鹿革のようなやわらかい肌ざわり。筋やシワなど原皮の表情を生かした薄化粧仕立てで、革本来の味わいと手に吸い付くような風合いが楽しめます。鮮やかなターコイズブルー色は、アクセサリー感覚で着こなしのスパイスに。幅広&少し長めのハンドルで、厚手のコートでもさくっと肩に掛けられます。
story 14
鞄作家・岡政孝さんと作ったカフェウォレットは、長く愛される人気モデル。今回登場する8代目の新作モデルは、シリーズ初のホワイトレザーです。植物由来の成分でなめした革は、エイジング(経年変化)が楽しめるのが特徴。表面にワックス加工で使い込んだような艶感を出し、少しむらになるように色付けしてナチュラルな味わいに仕上げています。内側には、同じく植物タンニンなめしのヌメ革を使用。毎日使って、手の中でじっくり育てていく楽しみが味わえます。
story 15
福岡の鞄作家・岡政孝さんが自分用に作った私物バッグが原点。大ヒットした初代モデルを、20周年を記念して2色のカラーで仕立てた限定モデルです。鮮やかなルージュ色は、植物由来の成分でなめしたフルタンニンレザー。シワなどを残した自然な風合いで、経年変化も楽しめます。ベージュ色は、表情豊かなシボ感がポイント。ほどよい厚みとやわらかな手ざわりも魅力です。革の表情を生かしたミニマムなスタイルは、どんな着こなしにも似合います。
story 16
「気分が上がる、綺麗なバッグを」とファッションスタイリストの村上きわこさんが提案してくれた、ターコイズグリーンのハンドバッグ。今回は20周年を飾るスペシャルアイテムとして、人気を博した初代モデルをご用意しました。鮮やかな色味ながら、濃い色にも合うから、いつものコーデに気軽に合わせるのがおすすめ。計算されたサイズ感や持ち手の長さで、さくっと持つだけでおしゃれな着こなしが完成します。フランス語で「魅惑の」を意味する「ファシナン」の名前どおり、持つ人の魅力をぐっと高めてくれるバッグです。
story 17
長田の革靴シリーズから、初代モデルのレースアップがシープスエードを纏った20周年記念モデルとして登場。羊の革をスエード加工した素材は牛革や豚革よりやわらかく、包み込むような履き心地が実感できます。歴代No.1の履きやすさは、甲高・幅広の方や革靴が不安な方にもおすすめ。上品なグレーに、トウのメダリオン飾りと黒の靴紐で印象を引き締めた最高の仕上がりの一足。
story 18
職人プロジェクト」はプロジェクトリーダー・山猫が、父との思い出の鞄を再現するために企画したダレスバッグが原点。20周年を記念して、2005年にデビューした初代モデルをできる限り忠実に再現しました。表地は、タフなアクリル100%製の8号帆布。裏地の高密度チェック生地は、山猫父が昔着ていたコートの裏地がイメージソースです。底部分は手塗りで味を出したアンティーク風レザーに、底ビョウも付けた本格的な作り。流行や大量生産とは違う軸でモノづくりを続けてきたことが実を結んだ、特別なアイテムです。
story 19
昭和のお仕事鞄をお手本にしたブリーフバッグは、ちょっとおじさんっぽいデザインが特徴。今回で11代目モデルとなるロングセラーです。A4サイズが余裕で収まるサイズはお仕事鞄の基本。内外合わせて大小6個のポケットは、ICカードや名刺入れ、モバイルアイテムなどの分類収納に便利です。オイルをたっぷり含んだ厚みのある革は、しっとり吸い付くような感触。使い込むほどに、味わいも愛着も増していきます。今回は王道のダークブラウンをセレクト。オーソドックスなカラーが、むしろ新鮮に映ります。
story 20
山形県米沢市の老舗テキスタイルメーカーのニットデザイナー・斎藤美綺さんが、ブランドディレクターの鈴木健太郎さんと立ち上げた〈nitorito / ニトリト〉。米沢の自然や文化をニットと織りで表現しています。今回はその中から、2種類のストールをオリジナルカラーで別注。〈夜更け色〉は静かな森の夜を、〈夕映え色〉は夕日を映す田んぼをイメージしています。ふっくらやわらかいウール混素材で、あたたかさもたっぷり。