外ごはん~山ごはん道具と簡単レシピ

あの人の素敵暮らしを拝見 2020.06.17

こんにちは、料理創作ユニットGomaの中村亮子です。
日々気温が少しずつ上がり、夏がどんどん近づいているなぁと感じます。

今回は『山ごはんの話は実践編」です。
ふだんの料理でもその知恵は使えるので、参考にしてみてください。
 

山ごはんのいいところ

例年なら今年の夏はどこに行こうか、なんて妄想しだす頃。
私も山の仲間とどの山に登りたい?なんて相談をしたりされたり。
場所を考えるのも楽しいけれど、
その山やキャンプで何を食べようかなんて考えるのもまた楽しい。
 

前回のコラムでもお伝えしましたが、
山ごはんのいいところは、
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・時短
・少ない材料で作れる
・缶詰系料理多数
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日々忙しい現代人のごはん事情を考えると結構役立つ知恵がたくさん!

私も山ごはんを少しずつやってみて、こんな技があるんだ!と
びっくりしたことがたくさん。
状況に応じて工夫する人間の力って、なかなかすごい。

加熱時間を短くするための下準備や、食材や水をムダにしない工夫などがたくさん。
災害時などにも多分役立つんじゃないかなと思います。

昨今のアウトドアブームも手伝って、ネット上でも
おいしそうな、ほほーと感心するような山ごはんがたくさん見られます。
 

山ごはんの基本の道具

これは山ごはんの基本の道具類。
右からワンバーナーとコッヘルと呼ばれる小型の調理器具と風防。
左からトースターとメスティンと呼ばれるスウェーデン製の飯盒、シェラカップ。
紫色の軍手は野鳥の会のもので、登るときにも使っています。

この中で私がいちばん初めに買ったのはバーナー&コッヘル、そしてシェラカップ。
 

丸筒型のコッヘルはフタがフライパンにも使える優れもの。
ちなみにコーヒーなど入れるときに湯を注ぎやすいように
注ぎ口がついているのが地味にポイントです。

シェラカップは、コップにも器にも、そして調理器具にもなるのに
軽量でかさばらないというアイテム。
いかにもキャンプ!なアイテムなのでアウトドアごはん気分もあがって好きです(笑)。
 

こちらは食の器類。
右上から時計回りに入れ子になる木の器(「山のうつわ」という名前)、
竹素材のカトラリーセットは軽くて収納力もあり、
さらにお箸入りというのがうれしい。
左上2枚のお皿は大好きな京都在住の作家さんの器で、
家でも外でもよく使います。

外で使っていると、家で使う時に外の情景を思い出すことがあります。
そんな時、モノと心は繋がっているのだなぁと思ったりします。
 

おいしく炊けるコッヘルごはん

(コッヘル炊飯)

コッヘルでごはんを炊くのはここ最近なのですが、
思いのほか簡単でおいしく炊けるのです。
料理でもそうですが、アウトドアごはんでもレシピにはいろんな説があるので、
初心者はどれで作ればいいのか迷ってしまうのですが(私がそうでした)、
以下の作り方におさまりました。

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《おいしく炊けるコッヘルごはん》
①米2合は研いでから、コッヘルに入れて水400mlを注ぎ30分以上浸水させる
 ※米1合なら200ml

②蓋をせずに強火にかけて、お箸でぐるりとかき混ぜ、
 沸いてきたら蓋をしてから弱火にして15~20分
 ※蓋には重石をしましょう。
 ※写真はコッヘル2個重ねたものをのせています。

③お米の炊けたいい匂いがしてきたら火を止めて10分蒸らす
 ※タオル等で包むと冷めないのでおすすめです。
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缶詰を使って、炊き込みアレンジも

自粛期間はどこも行けないアウトドア好きがお家キャンプをする人も多かったようですが、
私もstay homeに乗じてコッヘルで炊き込みご飯など作ってみました!

(イワシ入れている)

と言っても上のレシピとほとんど同じ。

《イワシの缶詰で作る簡単炊き込みごはん》
ごはんを研いでから、イワシの缶詰を缶汁ごと入れるだけ。超ラクめしです。
お水は缶汁分を考えてやや少なめに、お醤油も少しだけ一緒にいれる方が美味しくなりますが、
炊けてから味を見てあとがけしても大丈夫なのでお好みで。
ちなみに水分量の目安は人差し指を入れて、指の第一関節ぐらいに水が来ればOK。
 

炊き上がり。
刻んだ小ネギや子どもにはコーンを入れたり。ゴマや刻んだ大葉もおいしいと思います。
山の器によそって、いっただっきまーす!(妄想山気分…)

次回はキャンプに限らず、私が愛するバウルー(ホットサンドメーカー)のお話をします。
よかったらまた読んでくださいね。

Profile

Goma中村亮子さん

Goma中村亮子さん

料理創作ユニットGoma / 岳泉会
食をテーマに活動する料理創作ユニットGomaを従姉妹のアラキミカと一緒に主宰。雑誌、書籍、webや広告など媒体での食や雑貨の作品発表、もの作りワークショップ開催など多彩なフィールドで活動中。また山と温泉を愛する岳泉会メンバーとしてのんびり登山を楽しむ。Gomaの著書に『Gomaのゆかいなこども雑貨』(文化出版局)、レシピつき絵本『へんてこパンやさん』シリーズ(フレーベル館)など多数。岳泉会著書は『よくばり温泉マウンテン』(パイインターナショナル)。