脳内トリップ? 山の本のススメ

あの人の素敵暮らしを拝見 2020.06.10

こんにちは、料理創作ユニットGomaの中村亮子です。
今回は私の好きな「山の本」についてお話しさせて頂きますね。

山の本、といってもどんな本?と思う方も多いかもしれません
随筆から小説、ガイド本から植物図鑑まで、
山や自然をテーマに書かれた本は数限りなく、
本当の山の本好きからみたら、私はまだ入り口あたりを散策している程度。

が、これらの山の本は、山に行けない時に悶々する心を抑える安定剤のごとく
私の想いを受け止めてくれる大事なアイテムなのです。
 

想いをはせる先人の著書

お気に入りは山の先人たちの著書。
山岳文学を多く書かれた串田孫一さんや深田久弥さん、
山岳風景の版画でも知られる畦地梅太郎さんの本など。

山の深みにハマった元祖山人たちの紀行は静かだけど深みがあり
グッと引き込まれる世界なんです。
歩いたことのある山ならフムフムと現代と昔の山の違いなんかも楽しめる。

実は祖父が明治生まれの山男だったこともあり、
この時代の人たちの山話を知りたいのはその理由が大きいかも。
祖父とお酒を飲みながら山の話をしたかった!と想いを馳せつつ読んだりしています。
 

脳内トリップできるガイドブックと写真集

旅にも場所や目的に合わせてガイドブックがあるように、
山にも様々な種類のガイドブックがあります。
山と渓谷社から出ている超本格派ガイド「アルペンガイド」のシリーズから、
今は女性目線で山登りの楽しさを伝える本もたくさん。

私が好きなのは
山を愛する写真家、編集者、スタイリスト、デザイナーさんなどからなる
ホシガラス山岳会さんの著書シリーズ(上段右2冊)。

普通のガイド本とはまったく違い、それぞれの趣向全開で山をガイドしているのが面白い。
自分らしい山登りって何だろう?と探したくなります。
 

黄色い本は冒険家石川直樹さんの写真集「Lhotse(ローツエ )」、
そしてアメリカ国立公園のフォトガイド、九州の山歩き本など。
これらは登ったことも訪れる予定も今はないけれど、
機会があるのなら行ってみたいと焦がれる憧れの山の本。
(ヒマラヤはさすがに行くことはかなり難しいと思われるので、写真集はかなり脳内トリップに活躍…!)
 

 

実用度が高い!ごはんの本

山のごはんやワンバーナーを使ったアウトドア料理本も楽しいです。
右上の「もりもりもぐもぐ野外料理入門」は子どもの頃から持っているので、
私のアウトドア料理のルーツ本と言えるのかも。

ブリキ缶でストーブを作ったり、
牛乳パックにホットドッグを入れて焚き火で焼いたり……
と今見てもワクワクするサバイバル料理の数々が載っています。

山ごはんのいいところは、
短時間で調理したり、少ない材料で工夫して料理を考えるところ。
ある意味普段の料理でもその知恵は使えるので、知識として知っていて損はないです。
個人的にオススメは「日比野鮎美の山ごはんレシピ」。
大人気の山女子漫画の主人公(もちろん架空)による山ごはんレシピ本なのですが、
漫画と一緒に楽しめるので、山に興味がない人でも読みやすいと思います。
紹介している山ごはんも独創的で面白いですよ。

ちなみに次回以降に山ごはんの話は実践編に続きますのでお楽しみに。
 

ちょっと今回はかなり偏った内容となってしまったのですが……
お付き合い頂きありがとうございました。
でも、今は「山はあんまり関係ないや」と思っていても、
いつか山にハマることもあるかもしれませんよ! 
 

Profile

Goma中村亮子さん

Goma中村亮子さん

料理創作ユニットGoma / 岳泉会
食をテーマに活動する料理創作ユニットGomaを従姉妹のアラキミカと一緒に主宰。雑誌、書籍、webや広告など媒体での食や雑貨の作品発表、もの作りワークショップ開催など多彩なフィールドで活動中。また山と温泉を愛する岳泉会メンバーとしてのんびり登山を楽しむ。Gomaの著書に『Gomaのゆかいなこども雑貨』(文化出版局)、レシピつき絵本『へんてこパンやさん』シリーズ(フレーベル館)など多数。岳泉会著書は『よくばり温泉マウンテン』(パイインターナショナル)。