暮らしの道具を探して

あの人の素敵暮らしを拝見 2020.05.20

こんにちは。衣・食・住・旅のエッセイを書いている柳沢小実です。

旅先でもついつい、日々使えるものを探してしまいます。
カゴは北欧、バスク、フランス、ベトナムなど。
市場や蚤の市などで探すことが多い。
 

カゴの魅力

カゴは家で使う機会が多く、
壊れなければ何十年も使えるので、
よほど気に入ったものがあれば少々奮発して持ち帰ります。
 

日本にはない素材、細かな編み方。まろやかな飴色。
見ているだけでうっとりする。
なぜこんなにもカゴに惹きつけられるのでしょうね。
 

お気に入りの道具

丸いまな板はベトナムの市場で見つけました。
丸太を輪切りにしただけのような素朴なものですが、
これがなんとも使いやすい。

包丁をやさしく受けとめて、
みじん切りが楽しくなります。
そういえばベトナム料理は細かく刻む工程が多いので、
まな板もこだわって作られているのかもしれませんね。

かなり重くて躊躇したけど、
がんばって持ち帰ってよかったもののひとつです。
 

茶器は佐渡、常滑、滋賀にて購入しました。
持ちやすさや水切れのよさなど、
日本の急須作家さんの腕は世界一なのではと、
使うたびに感心しています。
 

愛着が増す理由

複数の作家さんの作品を集めた企画展や、
作家さん御本人のアトリエ、
販売所などをのぞきます。

クラフトマーケットは、
作ったご本人と話をしながら選べることもあり、愛着が増します。
 

蒸籠は台湾・高雄の老舗蒸籠店で。
大荷物を覚悟してえいっと三段買ったら、
お店の方がさらにひとつサービスしてくださって、
結局4段と蓋をえんやこらと持ち帰ってきました。

そんな思い出つきの蒸籠は、
おいしい蒸気のおかげでだんだんと色合いを深めています。

Profile

柳沢小実さん

柳沢小実さん

エッセイスト。日本大学芸術学部写真学科卒業。
暮らしや旅のエッセイを手がける。読売新聞水曜夕刊(隔週)などで連載中。著書も多数あり、最新刊は「これからの暮らし計画」(大和書房)。整理収納アドバイザー1級。

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