旅先で見つけたうつわたち

あの人の素敵暮らしを拝見 2020.05.13

こんにちは。衣・食・住・旅のエッセイを書いている柳沢小実です。

東欧かロシアあたりの白いお皿。 
ごくごく普通な、わが家のおうちごはん。
旅先でみつけた素敵なうつわのおかげで、
テーブルが華やかになっています。
 

旅先での出会い

ぽってりとしたオフホワイトのお皿は、東欧かロシアあたりのもの。
 

生産国もメーカー名もわからぬまま、10年以上かけて
何種類か集まりました。
いちばん大きなものは、ウズベキスタンで発見。
出会いってどこにあるかわからないものですね。
 

北欧アンティークは、スウェーデンを中心に10回ほど
通った中で見つけたもの。

北欧旅行では美術館巡りの合間に
アンティークショップやセカンドハンドショップもうろうろ。
格安でたくさん掘り出しものを見つけました。
ゆっくりお茶を飲むときだけ使う、大切なティーセットです。
 

アジアの古きよきもの

ベトナムのソンベ焼は、市場などにわずかに出回っている現行品も使いやすいですが、私は断然ちょい古なものが好き。

青い釉薬で描かれているものは日本のうつわとも相性がよく、
和食がはえます。
オーバル(楕円)型は、サラダやおつまみなどを盛りつけるのにぴったり。
丸いお皿の中にひとつ混ぜるとアクセントになります。
 

そして、ここ10年ほど、
香港・マカオ・マレーシアなどアジア各国のチャイナタウンでもうつわを探しています。

台湾の屋台や食堂で使われていたピンクの花柄のうつわはなくなりつつありますし、
香港やシンガポールなど広東系の人が住む街でよく見る鶏柄のうつわも、
残念なことに手描きからプリントに変わってしまいました。
少し前まではその国のトレードマークだったうつわが、
ある日突然姿を消してしまう。
 

時代の移り変わりにほろ苦さを感じながら、
そのようなうつわを集めています。

Profile

柳沢小実さん

柳沢小実さん

エッセイスト。日本大学芸術学部写真学科卒業。
暮らしや旅のエッセイを手がける。読売新聞水曜夕刊(隔週)などで連載中。著書も多数あり、最新刊は「これからの暮らし計画」(大和書房)。整理収納アドバイザー1級。

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