春を食べる〜山菜って意外に食べやすい

あの人の素敵暮らしを拝見 2020.03.11

こんにちは、料理創作ユニットGomaの中村亮子です。

前回は私の山菜愛のきっかけについて語らせていただいたわけですが、
その収穫の様子も少し紹介させてもらいました。
山菜の種類もいろいろありますが、味わいもそれぞれ。

最初の写真は、左上から時計回りに、
こごみ、うるい、せり、うど、ふきのとう。
形も美しいですが、
味わいもそれぞれうまみが深く、最高です!

「じゃあどんな風に日常的に山菜を食べてるの?」というお話をします。
 

日常にも山菜を……

こちらは古本の町・神保町で出会った本。
その名も「食べられる野草」(辺見金三郎著)。
ポケットタイプなので、
今度山に行く時に持って行こうかなと思っています。

東北で山菜をたくさん食べる機会を持ったことで、
「山菜ってこわくない!(←ちょっと勘違い?)」と思ってから、
春になっては少しずつ店頭に並び始める山菜たちを
心待ちにするようになってきました。

大体2月に入るぐらいから、
フキノトウ、うるい、こごみ、うど、たらの芽、ふき、つぼみな……
などを近所のお店でよく見かけます。
 

ちなみに、わりとおなじみのせりや三つ葉も山菜の仲間。
もちろん売ってるものは水耕栽培が多いですが、
野生のものは山間地の日陰などに生息しているとか。
山で見たらちょっとわからなさそうですが……!
 

こんな料理におすすめ

普通に天ぷらももちろん美味しいけれど、
私はよくサラダやスープなどに使ったりします。
うるいなどはクセもアクもないので、
とても食べやすく、最もサラダに適した山菜かも。
 

うるいと苺のバルサミコソースがけ

クセがない分、わりとしっかりした味のソースや
ドレッシングがおいしいと思います。
今回はイタリアのバルサミコクリームというソースと
オリーブオイル、塩のみ。

うるい独特の
ちょっとねっとりとしたヌメリ&シャキシャキの歯ざわりと、
甘酸っぱい苺との組み合わせはすごくオススメです。

ちなみに東北地方ではうるいやおひたしや和え物がよく食べられるそうですが、
私も焼いたうるいをオリーブオイルと酢でマリネにして食べるのが好きです。
 
 

うどとクレソン、りんごの粒マスタードドレッシングのサラダ

うどのさわやかな苦味とクレソンの香り、
シャキシャキ感にさわやかなリンゴを組み合わせたサラダ。
うどは茎の部分を粗めに皮をむいて使います。
穂先は天ぷらや汁物の身にします。
ちなみにむいた皮はきんぴらになるし、
うどは余すところなく食べられますよ!

生で食べる場合はよく酢水につけてアクを取る、と言いますが、
スーパーで売ってるようなうどはほとんどが栽培ものでアクが少ないので、
私は水に少しだけつけるぐらいしかしません。
 

味付けは
オリーブオイル、白ワインビネガー、粒マスタード、はちみつ、塩。

この「ウドとリンゴ」という組み合わせは私の中でお気に入りですが、
山菜で合わせるときはクレソンはせりにすることも。
逆に山菜がない季節は、
うどがセロリに変わったりします。
(代用で考えていくと、山菜料理もいつもの料理に取り入れやすいです)
 

まだまだ活用できる山菜

ここでご紹介したのはあくまでもスーパーで買った栽培ものの山菜で、
アクなどが少なめ山菜の活用料理ですが、
野生のものはよりアクが強いので、
それぞれちゃんとアク出しをして下さいね。
 

次回は
『誰かにおすそ分けしたくなるようなふきのとう味噌』
を作ります。お楽しみに!
 

※こごみのカタチがあまりにかわいいので、1本だけ活けてみました。
 

Profile

Goma中村亮子さん

Goma中村亮子さん

料理創作ユニットGoma / 岳泉会
食をテーマに活動する料理創作ユニットGomaを従姉妹のアラキミカと一緒に主宰。雑誌、書籍、webや広告など媒体での食や雑貨の作品発表、もの作りワークショップ開催など多彩なフィールドで活動中。また山と温泉を愛する岳泉会メンバーとしてのんびり登山を楽しむ。Gomaの著書に『Gomaのゆかいなこども雑貨』(文化出版局)、レシピつき絵本『へんてこパンやさん』シリーズ(フレーベル館)など多数。岳泉会著書は『よくばり温泉マウンテン』(パイインターナショナル)。