働き者のカゴたち

あの人の素敵暮らしを拝見 2019.12.04

こんにちは、暮らしの装飾家のミスミノリコです。
今回はカゴについての3回目のコラムです。

写真は以前ご紹介した東京のカゴのお店、
「カゴアミドリ」さんで扱う世界のカゴたち。
スペイン、リトアニア、イギリス、日本、フランス
……各地にカゴはありますが、
それぞれに用途があり、
その用途に適した形状があり、
その土地に育つ植物で作られています。

私たちはおもに「使い手」でありますが、
背景を知ることは大切なことだと思っています。
 

用途にかなったカゴの使い方

梅仕事の時に使う大きな平ザルです

こちらは近所のホームセンターで購入したもの。
大きく平たい形は
梅干しを干す時用にも、
干し野菜を作る時にも重宝します。
 

ケータリングの依頼先のキッチンにて。

スーパーや産直で購入したお野菜を
まずカゴに入れてわかりやすく配していただきました。

私たちもスーパーの袋から取り出しながら使うより、
こうして一旦カゴに並べてキッチンに置くと
見た目も気持ちも良いので、
仕込みの時はそうしています。
お野菜はディスプレイしながら使います。

荷物を発送する際に必要な送り状やシールを
ハンドルバスケットに入れてひっかけています。
ボールペン、メジャーも一緒に。
 

秋の風物詩、「芋煮会」

最後に季節の話をひとつ。

山形県の庄内地方にはおいしいものがたくさんあります。
秋の味覚として欠かせないのが里芋。
結婚してからそのおいしさに開眼、
今では大好物となった里芋メニューが「芋煮」。

芋煮会は職場、地域、友人同士など、
親睦を深める行事として盛んです。

スーパーでは時期になると、
大きな鍋や炭などもセットにして貸し出しをしているところも。
 

今まで自宅で楽しむことはあっても、
野外で体験したことがない私たちのために、
友人らが芋煮会を企画してくれました。
味付けは庄内風です。
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  庄内風は「豚肉で味噌で味付け」
  内陸風は「牛肉で醤油の味付け」
  が大きな違い。
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大きなカマド(友人の私物!)で
「からとり芋」を使った芋煮はホクホクで本当においしかった。
体の芯まであたたまりました。
 

アウトドアにも似合うカゴ

芋煮会の持ち寄りで、
私はチーズケーキと
庄内柿の生産者さんに分けていただいたミニ庄内柿を持参。
そのままパクッとトマトみたいに食べられます。

持参するにあたり、
お花のアレンジメントが入っていたカゴに入れてみました。
やはりアウトドアにカゴが似合います。
最近は車の移動も多いので、
カゴを活用するシーンがより増えました。

次回も、楽しみに。

Profile

季節の「暮らしびと」

ミスミノリコさん

ミスミノリコさん

ディスプレイデザイナー/暮らしの装飾家
店舗のディスプレイや雑誌、書籍のスタイリングなどで幅広く活躍する一方でふだんの暮らしに取り入れられる、デコレーションアイデアや手作りの楽しさを発信している。著書として『繕う暮らし』『小さな暮らしのおすそわけ』『繕う愉しみ』(主婦と生活社)がある。また、ダーニングマッシュルームをはじめとした繕いワークショップも各地で開催している。

※「暮らしのBlog」にて内容ご覧ください。