“カゴ”がつなぐ縁と……朝活!

あの人の素敵暮らしを拝見 2019.11.20

こんにちは、暮らしの装飾家のミスミノリコです。

私の住む山形県鶴岡市は、短い秋のまっただ中。
山々の色づきも遠目にわかるくらいです。

秋はフルーツのおいしい季節ですが、なかでもみずみずしい庄内柿は大好物。
先日もカゴいっぱいのおすそ分けをいただきました。
それにしてもこの量!

ただしこちらは渋柿なので、干し柿にしてからいただきます。
 

間と間を繋ぐ場所

前回少し話題に出ましたが、
夫とふたりで始めたお店はmanoma[マノマ]という名前です。

漢字で書くと「間の間」。
風と土を繋ぐ場所、という意味が込められています。

わたしたちが今まで培ってきたご縁を夫の故郷である鶴岡でさらに深めて、
土地の方々に橋渡しするような、
間にある場所として機能できたら、と思っています。

山と海の間にある鶴岡。
今も続く山伏文化と人々の暮らしの間にあるもの、食と暮らしの間にあるもの。
風と土が繋がって風土になる。そんな場がスタートして一月近くが経ちました。
 

manomaは小さなセレクトショップ&カフェです。
カフェでは暦ごとに献立が変わります。

庄内の美味しい野菜を中心にお料理した定食やカレー、
その他カフェメニューをご用意しています。

セレクトショップでは、
自分たちが自信を持っておすすめできる暮らしの道具や器、
食品を販売しています。
 

カゴアミドリさんをお迎えして

雑誌やSNSでのご紹介により、多くのお客様にご来店いただいております。
中でも好評だったのが、『カゴのイベント』でした。
東京の国立にある世界のカゴを扱う「カゴアミドリ」の伊藤さんをお迎えした、3日限りのポップアップイベントでした。

伊藤さん一家とは以前より、公私ともに親交がありました。
国立のお店には仕事で何度も通いましたし、
プライベートでは一緒に山登りに出かけたり、
ここ鶴岡にも、以前旅行で来たことがあります。

イベント前日の夕方、
世界のカゴを車いっぱいに詰め込んだ伊藤さんが到着しました。
いつものお店と雰囲気も変わり、見応えのある内容となりました。
 

manomaの朝活、誕生

日曜日の朝、
「manomaの朝活」と称し、おはなし会を開催しました。

この日はカゴの作り手さんが山で材料を採取する映像を見せていただきました。
このように自分たちのイベントでは、
ものづくりの背景や、作り手の考えなど、
お客さまと共有しながら、学びと発見のあるものにしたいと考えています。
 

「manomaの朝活」には朝ごはんもつきます。

鶴岡の郷土食である『弁慶飯』と
胡椒の塩漬けをのせたペッパーむすび、おいなりさん、
そしてあたたかな芋煮です。

『弁慶飯」は、
おむすびに味噌を塗り、
青菜漬(せいさいづけ)という漬物で包み焼いたおむすびです。

このメニューは、
初めてカゴアミドリさんでイベントをしたときの思い出のメニューです。

朝ごはんの盛り付けには、
贅沢にも、カゴアミドリさんの私物のカゴを使わせていただきました。
山葡萄のカゴに載せた、おいしそうなおむすびやおいなりさん。
歓声が上がります。
 

こちらはそら豆の季節にむすんだ小さなおむすび。
包みを開けたときの歓声も予想して……手持ちのザルにのせました。
風呂敷で包んで差し入れに持って行くところです。

小さくても天然素材だけでできたザルは、
載せるものをおいしく見せてくれますね。

次回は、
カゴやザルのふだん使いのコツをご紹介したいと思います。
お楽しみに。

Profile

季節の「暮らしびと」

ミスミノリコさん

ミスミノリコさん

ディスプレイデザイナー/暮らしの装飾家
店舗のディスプレイや雑誌、書籍のスタイリングなどで幅広く活躍する一方でふだんの暮らしに取り入れられる、デコレーションアイデアや手作りの楽しさを発信している。著書として『繕う暮らし』『小さな暮らしのおすそわけ』『繕う愉しみ』(主婦と生活社)がある。また、ダーニングマッシュルームをはじめとした繕いワークショップも各地で開催している。

※「暮らしのBlog」にて内容ご覧ください。