壁塗りワークショップ~前編

あの人の素敵暮らしを拝見 2019.10.16

こんにちは。暮らしの装飾家のミスミノリコです。
この夏から夫の故郷である山形県鶴岡市に移住して新しいお店の開店準備中です。前回は「場の雰囲気ってなんだろう」という話をしました。一番大きな面積を占める壁に注目をして、壁塗りにチャレンジすることにしました。せっかくなのでそのチャレンジを地域に住む方たちと共有したいと思い、ワークショップとして参加者を集めました。

壁塗り前の・・・腹ごしらえと下準備

みなさんの壁塗りの関心度は高く、ワークショップの募集はすぐに定員に達しました。参加者の中では壁のように大きな面積を塗ったことがある方は1名。そのほかのみなさんはほぼ初めて。賃貸の部屋は壁を塗ることはできないですし、持ち家であってもハードルが高くなかなか塗る機会はないのかもしれません。

今回はCOATさんにお願いしたことで、ペンキは自然素材でできたソイルペイントを始め、間違いのないものを揃えていただきました。いちばんの特徴はペンキ特有の臭いがほとんどないということ。実際お昼はまかないのカレーライスをいただきましたが、塗料の臭いは全然気になりませんでした。

ペイントに入る前に大切なステップがあります。塗りたくないところにペンキがつかないように「養生」をします。ビニールシートやマスキングテープ、養生テープでカバーをしていきます。ここをていねいにするとその後の塗りの作業は早く済むとのこと。

ただ海外ではDIYでウォールペイントをもっと日常的に楽しむ人が多いそうで、養生もそんなに神経質にはならないんだそう。おおらかタイプもありです。

インテリアと気候の結びつき、そして海外インテリア事情

海外のウォールペイント事情で私も思いつくことがありました。昔スウェーデンで友人の家を訪ねたことがありますが、部屋ごとに壁の色が違うのです。冬の間に自分たちで塗ったそうですが、白夜もあるくらいの暗く厳しい冬、部屋の中は明るくして楽しむそうです。マリメッコなど北欧のテキスタイルは柄や色が楽しいものが多いですがインテリアと気候は深い結びつきがあります。

山形の冬も厳しいので、私の色の感覚も少し変わってくるかもしれません。

さあ、次回はいよいよ塗装に入るところからお伝えします。おたのしみに。

Profile

季節の「暮らしびと」

ミスミノリコさん

ミスミノリコさん

ディスプレイデザイナー/暮らしの装飾家
店舗のディスプレイや雑誌、書籍のスタイリングなどで幅広く活躍する一方でふだんの暮らしに取り入れられる、デコレーションアイデアや手作りの楽しさを発信している。著書として『繕う暮らし』『小さな暮らしのおすそわけ』『繕う愉しみ』(主婦と生活社)がある。また、ダーニングマッシュルームをはじめとした繕いワークショップも各地で開催している。

※「暮らしのBlog」にて内容ご覧ください。