テキスタイルで暮らしを彩る 手づくりパンと北欧の週末

フラウグラット流ちょこワザ 2020.06.24

こんにちは島塚絵里です。

フィンランドでは、朝ごはんやランチにパンをよく食べます。
最近では、ゆっくり発酵させて天然酵母のパンなども人気で、家で作る人も増えています。

我が家では、パンやプッラ(菓子パン)は夫が作ります。
焼きたてのパンを食べると、週末も優雅な気分で過ごせるような気がします。
今回は、パン職人の知人から教わった、手軽に作れるおいしいパンの作り方を紹介します。

《材料》
一次発酵用:
 ・42℃の水      200ml
 ・炭酸水またはビール 300ml  
 ・グラハム粉     300ml (ない場合は中力粉でよい)
 ・塩        小さじ2  
 ・ドライイースト    11g  
 ・はちみつ     大さじ1

二次発酵:
 中力粉またはグラハム粉 約500ml〜700ml

《準備する道具》
 ボール、泡立て器、計量カップ、
 パン生地を切るナイフ(夫はカード型がお気に入り)、温度計(あれば)

作り方

1)
乾いた材料(小麦粉、ドライイースト、塩)を泡立て器などで材料を混ぜる。
42度のお湯で混ぜ、炭酸水かビールとはちみつを足す。
混ざったら、30分ほどボールに布をかけて、生地が膨らむのを待つ。
※生地はこの段階では、まだゆるくてもよい。

2)
500ml-700mlの小麦(中力粉)を100mlずつ入れて、手で5−10分ほどよく混ぜる。
感触が変わり、粘り気がでてくる。
ボールから簡単にはがれるくらいのくっつき具合。
この状態で、さらに1時間布をかけて待つ。
 

生地を二つの細長い束にわけ、
仕上げに、十分に小麦粉を上にかける。
3cmほどに切っていく。

225度に熱したオーブンで15分ほど焼いてできあがり。

Q. 「粉の種類」について、グラハム粉がないとできませんか?

島塚さん:
グラハムがない時は、小麦粉でも大丈夫です。
グラハムが入ると少し茶色くなり、小麦粉のみだと、白さが増します。小麦粉は中力か強力がパン作りには向いているようです。1次発酵の時は、小麦粉以外でもよいそうですが、2次発酵は小麦粉がよいそうです。


Q. 二次発酵の粉が、500miから700mlと差が結構ありますが。

島塚さん:
ちょっと差が大きすぎないかと私も夫に聞いたのですが、アバウトなのだそうです(笑
粉を入れすぎると、硬くなってしまうそうなので気を付けつつ、「ボールから簡単にはがれるくらいのくっつき具合」が判断基準とのこと。あくまでフィンランドで作った場合のレシピです。
日本はもっと温度も湿度も高いので、調節する必要があると思います。水っぽくなく、粉っぽくない、少し弾力がある感じです。

この量では大きさにもよりますが、たくさんのパン(40〜50個)ができますので、半分の量でもちょうどよいかもしれません。
気軽に試してもらえるとうれしいです。

出来立てはバターを塗るだけでもおいしいですし、お好きな具を中にいれて、サンドイッチにしてもよいです。

子供達が作っている様子です。
 

この日は、スカーフに包んだできたてのパンをカゴに入れて、近所の公園へピクニックに出かけました。
 

大判のスカーフは、子供達のエプロンや三角巾代わりにもなり、クッキングにもとても便利。
ピクニックでは、敷物にもちょうどよいサイズです。

フィンランドの夏は日照時間も長く、最高の季節。
お天気の良い日には、よく森や公園にピクニックにいきます。
マルチに使えるガーゼスカーフは、これからの季節に大活躍してくれそうです。
 

 
 

Profile

島塚絵里さん

島塚絵里さん

ヘルシンキ在住のテキスタイルデザイナー。
2007年に移住し、アアルト大学でテキスタイルデザインを学ぶ。マリメッコ社のアートワークスタジオでデザイナーとして勤務したのち、2014年より独立。現在はマリメッコ、サムイ、キッピスなど国内外のブランドにデザインを提供している。Pikku Saari(コッカ社)というテキスタイルブランドをプロデュースしている。サントリー、オールフリーのCMの衣装デザインを担当。2018年、宮古島にオープンしたHotel Locusのオリジナルテキスタイルをデザイン。

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