直接つける編 frauglattの手づくりアレンジ

こんにちは、スウェーデン在住のソーイングデザイナー、オルソン恵子と申します。
今回のちょこワザは、お洋服の印象をがらっと変える、レースやボタン、パールビーズなどを使った簡単アレンジをご紹介します。
【直接つける編】として、「レース」「テープ&ボタン」「パールビーズ」の3バリエをご紹介します。
【直接つける編】
【直接つける】レースの付け方
衿ぐりにレースを付けるだけで、パッと華やかに。
レースの素材は薄手で柔らかめが扱いやすいです。
お好きなデザインのレースで試してみてください。
《材料》
・3~6㎝幅のレース 80㎝(衿ぐりの長さ+20㎝前後を用意)
1)
レースの上部に荒ミシンまたはぐし縫いをして、糸の一方を引っ張りギャザーを寄せます。
ギャザーを寄せると軽くカーブします。
そのレースを襟ぐりの長さに合わせて調節し、マチ針で仮止めしておきます。
※できれば一度試着してみて衿ぐりにレースが沿っているか確認するのがベターです。
2)
前中心から、ぐるりと一周縫い付けていきます。

3)
画像のように衿ぐりに端に細かく縫い付けます。
前中心に戻ったら、玉止めをして完成。


※レースの端のほつれが気になる場合は、ほつれ止めを塗って処理してください。
【直接つける】テープ&ボタン

織りリボンを使って、前開き風デザインのちょこワザです。
お好きなリボンやボタンを使って試してみてください。
《材料》
・2.5㎝幅の織りリボン11㎝
・ボタン 3個
1)
リボンの両端を1cmずつ折って、前中心にマチ針で仮止めします。

2)
リボンの周りをまつり縫いで縫い付けます。

3)
リボンがついたら一度アイロンで押さえて平らにします。

4)
好きな位置にボタンを置いてバランスを見ます。

5)
ボタンをそっと横にずらしそこに印をつけて、その印の上にボタンをつけます。

(ボタンホールに通さないのでボタンの足はつける必要はありません。
そのままぴったりと本体に固定してください。)
【直接つける】パールビーズ
お手持ちのパールやビーズなどを、衿ぐりに縫い付けるだけでも華やかな印象になります。
※リメイク・アレンジされる際は、ご自身でご確認・ご了承のうえお楽しみください。
この記事内で使用されたfrauglattの商品はこちら


Keiko Olsson(オルソン恵子)さん
スウェーデン在住のソーイングデザイナー。洋裁店 「Syateljé Keiko Olsson (ケイコ・オルソンの洋裁店)」主宰。手芸関連書籍の監修や企業へのデザイン提供、YouTubeでは洋裁のチャンネルも運営中。
https://keikoolsson.com/
Instagram @keiko_olsson
YouTube : Keiko Olsson Sewing Channel