ロングワンピ編

フラウグラット流ちょこワザ 2019.09.19

パーカーはボタンを変えるだけでも印象が変わるので、まずは簡単ちょこワザのボタン替え。さらにチャレンジのちょこワザとして、ニードルパンチでブローチのように胸もとに模様を入れます。ニードルパンチとは専用の針で羊毛をパンチしてフェルト化させる加工法です。どんなふうになるかな?

1: まずはボタンを交換しましょう。もともと付いていたボタンと同じくらいの大きさのものを選ぶとよいでしょう。(ボタンホールに通せないといけないので)。

2:黄色のボタンに決めました。青い刺しゅう糸二本取りで縫い留めます。このボタンはストックホルムのセカンドハンドショップで買ったものです。箱いっぱいにボタンがバラで入っていて自分で好きなものを選べます。
日本でも商店街にある手芸屋さんでレトロなボタンを見つけるのが好きです。

3:ボタン付け、完成しました! 正しいボタンの付け方は意外と知らないかもしれません。この機会に動画サイトなどで確認してもよいかもしれませんね。

4: 次はニードルパンチの登場です。
使うのは ニードルパンチ針、スポンジマット、羊毛です。最近では100円均一のショップでも販売しています。針は細めのもので。 羊毛は布地になじむ色をチョイスすると目立ちすぎず失敗が少ないですよ

5:まず、スポンジをパンチしたい箇所の裏側に置きます。下敷き代わりです。

6: 羊毛をほんの少し取り、丸めて置きます。その上を針でパンチします。自分がミシンになったように針はまっすぐ上下させ、折れたり手に刺さないよう注意してください。サクサク、と音がするくらいの力で。たまにスポンジから布を剥がしてください。ずっと同じ場所でパンチするとスポンジがくっついてしまいます。

7: 2ヵ所パンチしてみました。大きさを変えるとバランスが取りやすいです。ネイビーの生地色に合うよう、きれいな紫と、ペパーミントグリーンの羊毛カラーを選びました。

8: 次はニードルパンチのアレンジです。少し形を変えてみましょう。チャコペンでクロス形を書きます。袖もとに刺すとおしゃれ。

9: ペンで書いた上にひとまわり大きく羊毛を置きます。最初からたくさん置くより薄く始めて重ねていくのがコツです。キワをきちんと刺すと形がくっきりします。

10: 完成です。ペンの色は自然に消えますよ。うまくできましたか?
グレーのパーカーのボタンはウール生地で包まれたベージュのあたたかみのあるものを選びました。このボタンは着られなくなったカーディガンに付いていたものを再利用しています。袖もとの青いクロスは小さめのワンポイント、自分だけのしるしができました。

ニードルパンチは、いきなり刺すのは心配だと思います。ウールの端切れなどで練習してからがおすすめ。知っておくと靴下の小さな穴あきのお繕いにも応用できますよ!

※リメイク・アレンジされる際は、ご自身でご確認・ご了承のうえお楽しみください。

Profile

季節の「暮らしびと」

ミスミノリコさん

ミスミノリコさん

ディスプレイデザイナー/暮らしの装飾家
店舗のディスプレイや雑誌、書籍のスタイリングなどで幅広く活躍する一方でふだんの暮らしに取り入れられる、デコレーションアイデアや手作りの楽しさを発信している。著書として『繕う暮らし』『小さな暮らしのおすそわけ』『繕う愉しみ』(主婦と生活社)がある。また、ダーニングマッシュルームをはじめとした繕いワークショップも各地で開催している。

※「暮らしのBlog」にて内容ご覧ください。