【連載】古民家リノベ 報告 その2【元部員みねてぃのDIYライフ in 吉野】

投稿日:2019年3月20日(水曜日)


こんにちは! 元フェリシモ女子DIY部員のみねてぃです。

古民家リノベーションしたときの様子を紹介していきますね。

古民家リノベーションした時の記録を紹介していきますね

リノベーションには興味があったのですが、やるのは初めてです。

まず、自分ひとりでは知識も経験もないので、地元の大工さんを紹介してもらって自分がしたいリノベを実現するために必要な専門の業者さんを次々と紹介してもらいながら進めていきました。

というか、こういう場合工務店かデザイナーがいて、その人がまとめて図面とか起こして業者さんに指示を出していくものかと思っていたら、そんなことはいっさいなく、ボク自身が工務店となって図面もなしにイメージや細かい指示をそれぞれの業者さんに伝えていくという田舎スタイル。

もちろん、毎日現場に出て自分で手を動かしながら進めていきたかったのでそうなったかもしれませんが、工務店役をしながら現場作業を進めていくのがなかなかしんどかった。

こういうリノベをしたいと伝えると(細かいところは順を追って説明していきますね)、まずはいろんなところを解体しないといけないということで下の図のような解体をしました。

図のような解体をしました

すべての部屋が基本、畳を敷いた和室なので、ほとんどの部屋をフローリングにしようと考えていました。

家の状態はある程度よさそうだと思っていたのですが、床がシロアリにやられていたらその上からフローリングを貼っても痛むだけなので、まずは全部畳を外して確認します。

窓を閉めっぱなしにしていた日当たりが悪そうな部屋だけ見事にシロアリにやられていたので、そこは全部とっぱらって新しくします。

全部とっぱらって新しくします

古い木造建築ってこんな感じなんやー。すぐ下は土で、でっかい柱も石の上に乗ってるだけなんだーと。本当に住めるようになるのかとドキドキしましたね。

仏間も押入もいらないので、破壊。押入れは正面に壁を作ってその後ろに物置を作る予定。

仏間も押入もいらないので、破壊

仏間も押入もいらないので、破壊

トイレまわりのいらない壁も取っていく。基本は土壁。

土壁の中は、竹を割ったものを格子状にしてひもで固定してから土を塗っています。最初は壁をやみくもに叩いて中の竹が折れたりひもが絡まったりなかなか解体がむずかしかったですが、やっていくうちに慣れて、先にひもを全部切ってから竹の骨組みを抜いて土だけにすると簡単に壁を解体できるようになっていきました。

竹の骨組みを抜いて土だけにすると簡単に壁を解体できるようになっていきました

釘を抜いたり、床をはがしたり、壁を破壊したりするときに使うのが”バール”という道具です。

釘を抜いたり、床をはがしたり、壁を破壊したりするときに使うのが”バール”という道具です

存在は知っていたけど使ったことがない人がほとんどじゃないでしょうか? ボクもそうでした。

片方はまっすぐに、先は平らで狭い場所に差し込めるように、もう片方が曲がっていてテコの原理をで釘を抜いたり、そのまま振り回して叩くことも。

解体という機会がなければ、たぶん使うことがなかった道具。1日解体をやっていると手がしびれてきて手のひらはマメだらけ。埃と土まみれになって自分でこうしたいと言っておきながらめちゃめちゃ大変だなーと思いながら作業してました。

まだまだ解体作業は続きますー。

次回も埃まみれになりながらお届けします。

みねてぃ(元フェリシモ女子DIY部員)
みねてぃ(元フェリシモ女子DIY部員)
フェリシモ女子DIY部卒業後は奈良で木工家具工房を開業するためただいま準備中。
インスタグラムでは古民家と工房のリノベーションの様子、また家具などの製作物をあげています。
【インスタグラム】
https://www.instagram.com/wataru830/

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